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2020年6月 2日 (火)

専門家会議の議事録を残さないのは追及を逃れるため

 新聞やネットニュースによると、新型コロナウイルス感染症への対応を検討する政府の専門家会議の議事録が残されていないことが報じられている。そして批判が集まっているそうだがそれは当然だ。

 私はこのニュースを読んだとき一番先に頭に浮かんだのは、安倍政権の対応を事後的に検証することができなくなるするためだと思った。森友問題・加計学園問題やそれに関連しての公文書改ざん、破棄等これまで安倍政権は大事な案件で都合の悪いことは全て記録が残らないようにしてきた。また会議での議事録も作成しなかったり、廃棄したりしてきた。

 ここに来て新型コロナ対策の専門家会議の議事録がないとこが明らかになった。それは医薬業界専門紙「リスファクス」が28日、情報開示請求をしたところ、内閣官房が議事録は「不存在」として不開示決定したと報じたのだ。改めて安倍政権の公文書管理への姿勢が問われる事態となっている。

 菅官房長官は29日の閣議後会見で、専門家会議は、公文書管理のガイドラインが定める「政策の決定または了解を行わない会議等」に該当すると主張。発言者が特定されない「議事要旨」を作成、公表していることから問題ないと逃げを打った。
 

 公文書管理を担当する北村誠吾地方創生相も同日の閣議後会見で、専門家会議の議事録を作成しない理由について「構成員の専門家に自由かつ率直にご議論をいただくため」と説明した。

 公のどんな会議でも議事録を残さなくてはならないのは自明の理である。ところが安倍政権は屁理屈をつけてずさんな公文書管理をしてきた。都合の悪いことは目に触れることができないようにして責任追及を逃れて来たのであった。

 今回もこれまでと同様に、後で検証されるとき、不利にならないようにと考えてのことだと思われる。新型コロナウイルスという未知の感染症、しかもパンデミックを引き起こし、これからも再発が繰り返されるかもしれないのだ。

 政府は3月、新型コロナの感染拡大を同ガイドラインに基づく「歴史的緊急事態」に初めて指定。「国家、社会として記録を共有すべき歴史的に重要なもの」(北村氏)として、適切に文書を作成し、保存、管理する方針を決めた。

 加藤勝信厚生労働相も3月2日の参院予算委員会で、専門家会議について「1~3回目は議事概要になるが、4回目以降は速記を入れて、一言一句残す。専門家の了解の範囲で、当面は公表させて頂く」と答弁していた。

 それが口約束だけで守られていないのだ。今回の事態にどう対処したのかを出来るだけ詳しく記録し、検証をしていかなければならないのだ。きちんと議事録が残るようにしてもらいたい。


 

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コメント

黒川前検事長の定年延長を「解釈」で可能にしたことを公表しなかった理由を、政府は今日答弁書で出したようです。
ああいうふざけ切ったことを相変わらず平然と言い続けるのですから、専門家会議の議事録がどうこう問われても蛙の面に小便なのも無理はありません。
しかし公平でも科学的でもないことが当たり前になっている世界は恐ろしい未来しかもたらしません。
東京で確認された感染者がまた増えてきたので東京アラートがどうのこうのとカタカナおばさんが騒ぎ始めているようですが、まことに笑止なことです。
あの一見客観性を装った数値基準も検査を増やすか減らすかでどうにでもなることは小学生にもわかることです。
スポーツジムの利用者から新型コロナの感染者が出てもそのジムの関係者を根こそぎ検査するでもなく、しかし根拠を示さないまますべてのスポーツジムを休業させる。
飲食店も然り、パチンコ店も然り、どういう根拠でなのかはあいまいなまま休業を迫られる。そもそもすべての学校に休校を要請した根拠は何だったのか。
その根拠を議論・検討しているのが専門家会議のはずなのに、その内容を公表しないという不思議。

投稿: たりらりら | 2020年6月 2日 (火) 22時43分

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