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2020年6月 4日 (木)

パンデミックとニューノーマル

 28日のCBCのグッドラックで、池上彰と増田ユリヤが「歴史に学べ!ころなだけじゃない!!感染症が変えた世界」という解説をした。

 これまでに感染症によってその後の世界が大きく変わったという事態が起きているとして、天然痘、ペスト、スペイン風邪を取り上げていた。

 ペストの大流行によって、ケンブリッジ大学が休みになり、田舎に引っ込んだニュートンが万有引力を発見したということ。天声人語によるとニュートンは大学に復帰後は鳴かず飛ばずであったそうだから、自粛生活が幸運であったわけだ。

 池上彰は、それまでのキリスト教の神中心であったのが、神の無力を知り、人間に目が向けれれるようになって、ルネッサンスが始まったと言っていた。

 天然痘は西洋から新大陸への航海によって、アメリカ大陸に渡り、インカ帝国などを滅ぼしたという。

 スペイン風邪はもともとアメリカで始まったのだが、第一次大戦で米国兵が欧州に渡り広めた。しかし、流行性感冒のことは軍事機密にしていた。中立国であったスペインだけが発表したので有難くない名を頂戴したのだ。

 解説の中で池上彰は「新型コロナウイルスでカタカナ言葉がいくつか出たが、またニューノーマルというのが出た」と言った。

 ネットで調べてみたら、「新たな状態や常識を指す用語で、構造的な変化が避けられない状態を指します。世界経済はリーマンショックから立ち直っても、もとの姿には戻れないとの見解から生まれた言葉です。2014年、中国では、習近平国家主席が中国は「新常態」に入りつつあると述べたことから、これがニューノーマルに相当するとして話題になりました。」

 つまり、リーマンショック後に生まれた言葉なのだ。私も新型コロナで出来た言葉だと思っていた。新型コロナでは「新日常」と訳されているようだ。

 新型コロナウイルスによるパンデミックで世界中の生活が非日常を強いられるようになり、テレワークとか自宅に籠るとか手洗いとかマスク着用などをよぎなくされている。またさまざまな業種や学生や派遣労働者などで店がつぶれたり、仕事が無くなったり、生活に困る人たちが出ている。政府は第2次補正予算により様々な給付を決めて発表した。

 新型コロナウイルス後の経済や働き方や生活はどうなっていくのか。これまでと違った大きな変化がもたらされるのか、それについていろいろな予測を言う人も出ている。

 IT主体のルネサンスのような大変化がくるのであろうか。

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コメント

今のところ続いている「新日常」は、スーパーのレジをはじめとした距離であり、マスクであり、役所のカウンターをはじめとして各所に置かれているアクリル板です。
大都市に超過密に人口が集中している日本で、このまま「距離」を保とうとすれば、食堂も映画館もコンサートも、まして通勤通学電車は営業出来なくなります。
出来なければ本当にガラッとニューノーマルに変えていくのでしょうか?
でも感染していないことがわかれば、授業中に生徒がフェイスシールドをつけたり、都議会の演説台をアクリル板で囲ったりする滑稽を演じる必要はなくなるはずです。
しかし、私はそのテレビ番組を見ませんでしたので池上さんが触れたかどうかはわかりませんが、これからのニューノーマルでもっとも憂うべきことは、監視化、全体主義化が一段と強化されるかもしれないことです。
感染者の動向を把握するため、というきれいごとには監視のトリックが隠されているはずです。そのトリックが広まれば広まるほど、一握りの権力者の意のままに人々を動かす世界が広がっていきます。
現在各国がしのぎを削って開発中のワクチンが、ウイルスの増殖をコントロールするだけにとどまらずに、最先端のテクノロジーによって人間の習性までもコントロール出来るものになれば、ニューノーマルが恐るべき世界になると予見している人は少なくないようです。

投稿: たりらりら | 2020年6月 4日 (木) 18時00分

辛口評論で知られるエコノミストの浜矩子氏がコラムで面白いことを言っていた。ポストコロナ或いはアフターコロナの世界について、「羹に懲りて膾を吹く」のか「喉元過ぎれば熱さ忘れる」
か。我々は二度とコロナ前の生活に戻るべきではないというのが
前者であり、経済を回すためには元の生活に戻ろうが後者であろう。そのどちらも行き過ぎは良くない。要は程度問題で、中間に黄金ポイントがあるはずだというのである。私は今の日本の新しい生活様式にはどうも違和感を感じる。これが新型ウイルスの特効薬や、ワクチンが開発されるまでの過渡的措置なら分からないでもないが、常態化は願い下げたい。居酒屋でアクリルの衝立で座席をしきり、フェイスシールドをしてお酒を飲むなんて、やめてくれと言いたい。だいたい「人と距離を置く」はいい意味では使わない。それにしても日本人は特に同調圧力に弱い国民だとつくづく思う昨今だ。

投稿: Toshi | 2020年6月 4日 (木) 12時53分

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