家飲みと酒のアルコールの量の計算式
新型コロナウイルスで外出が自粛となり、飲食店の自粛や営業時間短縮でアルコール飲料の「家飲み」が増加したと言われる。またオンライン飲み会なるものも現れた。
家飲みが増えると飲酒量が増えると言われている。家にいるので朝から酒に手をだしたり、夜に飲んでいてもついつい飲みすぎてしまうようだ。
5月16日の朝日新聞Bの「知っ得 なっ得」欄に「節度ある適度な量はどのくらい?」という記事があった。
従来もビールなら中瓶かロング缶1本、」日本酒なら1合(180ml)、と言われていた。
国が定めた健康づくりの指針「健康日本21」では、節度ある適度な飲酒を1日平均でアルコール量20グラム以下としているそうだ。こういう「指針」があることは初めて知った。
アルコールの量を「g」で表しているのも意外であった。「ml」で表すか「%」で表すと思っていた。日本酒なら「度」であり、ビールやウイスキーなどは「%」で表示されている。
目方の「g」で量るにはどうするのか。記事にはその計算式が示めされていた。
●酒に含まれるアルうコール量を求める計算式
・酒の量(ml)×度数(%)×アルコールの比重(0.8)=アルコール量(g)
私は日本酒(14度)なら2合なので、360×0.14×0.8=40.32(g)
ビール類なら350ml2缶 700×0.05×0.8=28(g)
焼酎なら20度のを1合 180×0.20×0.8=28.8(g)
日本酒はアルコール摂取量が多いので、最近はなるべく焼酎を飲むようにしている。
記事によると、健康21では、生活習慣病のリスクを高める飲酒を、1日平均アルコール量で男性40グラム、女性20グラム以上としている。
このくらい飲んでいる人が日本には1000万人いると推計されているという。欧米人と違ってもともと日本人はアルコールに弱い民族だ。
私が所属するコーラスグループの部屋の前の部屋では、いつも「断酒会」というのが開かれている。アルコール依存症対策だと思われる。私はいつもコーラスから帰宅後酒を飲むのでなんだか変な気分である。
若いときから、「酒は量なし、乱に及ばす」という孔子の言とか、「酒なくて何で己が桜かな」とか若山牧水の「白玉の歯に沁みとおる秋の夜の酒は静かに飲むべかりける」とか「酒は飲むべし 飲まるべからず」などという警句を好んできた。
でも、昼の酒は酔いが回りやすいので好まず、夕食時のいわゆる晩酌である。付き合いでの外飲みは滅多にないので外飲みはしない。
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