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2020年5月28日 (木)

I LOVE「新婚さんいらっしゃい!」

 「新婚さんいらっしゃい」(朝日放送、テレビ朝日系)が今年50周年を迎えた。最近はコロナのせいで新しい録画ができないためか、記念番組と称して過去の番組から面白そうなものをピックアップして手を加えて放映している。

 私は結婚して自宅でテレビが見られるようになって以来、毎週欠かさず見て来た。だから50年近く見ていることになる。
 

 桂文枝が三枝の名で司会をしてから50年、長寿番組としてギネスにも載っているとか。昔「夫婦万歳」という番組があり、これも面白かったが途中でなくなってしまった。おなじように夫婦を扱う番組だが、50年も続いているというのは、出演夫婦のエピソードの面白さもさることながら、それを巧みに処理する桂文枝の司会技術のよるものであろう。

 「新婚さんいらっしゃい」の中で一番のギャグは「椅子コケ」である。現在のプロデューサーは「資料によると、80年代に生まれたようです。たまたま面白いことがあり、アシスタントのツッコミが強くて文枝さんがコケたところ大爆笑になり、これはイケるとなりました。どんな場面でも、一般人のご夫婦を傷つけることなく笑いが取れてオチになる発明です(笑)。番組では、コケまくる日もあれば、コケない日もありますが、文枝さん次第です。話がおもしろすぎてコケられなかった日もあるそうです」と語っている。

 50周年記念番組で「椅子こけ」を特集したことがあったが、50年経っても新しさのある優れたギャグだ。参加の新婚さんも視聴者も毎回「椅子コケ」を期待しているに違いない。

「新婚さんいらっしゃい」は時代を映す鏡だとプロデューサーは次のように語っている。

「1年に100組を超える新婚夫婦が出演していますが、100通りのエピソードが聞けます。さらに、時代によって夫婦の出会い方、愛の育み方、新婚生活の出来事、男女の関係性も変わります。スタッフとして思うのは、時代を映す鏡のような番組になっているということ。飽きられない番組だと思います」

 最初の頃は、「手を握ったのはいつですか」とか「キスをしたのは?」などと聞くのが精いっぱいであった。それがいつの頃からか「二人が(体で)結ばれたのは?」と直截に聞くようになり、答える方もあからさまに状況を話すようになった。

 最初は「新婚さん」であったが、数年前から結婚3年の夫婦も出るようになった。旧婚さんと言えなくもないが。

 いつも興味をそそられるのは、二人の馴れ初めでである。出会いはどれも「縁」としか言いようがない。最近はSNSでの出会いや合コンが多いようだ。また、女性の方が積極的なケースも多い。

 結婚したら妻の尻に敷かれているという夫も多いようだ。私などから見ると耐えられないような強い奥さんもいる。

 それぞれの人生模様を見せてくれる「新婚さんいらっしゃい」はどんなドラマより面白い。まさしく「事実は小説より奇なり」である。桂文枝が健在である限り楽しませてもらえるのではないかと思う。

 

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