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2020年4月30日 (木)

新型コロナ対策、安倍政権は世界の常識から遠ざかっているという指摘

  新型コロナウイルスのパンデミックで地球上の全ての国でコロナの感染が起きてしまった。その中で対策がうまくいっている国とそうでない多くの国の違いが明確になってきた。

  世界の国のCOVID-19対策の中で、日本は後れをとっているという指摘が多くだされているが、その中で公衆衛生のスペシャリストで、現在はキングス・カレッジ・ロンドンで教授を務める渋谷健司氏は、「日本ではより抜本的なコロナ対策が必要だ」と指摘する。(現代ビジネスの記事)

 渋谷氏は、安倍政権のコロナ対策、ますます「世界の常識」から遠ざかっている…!という。それは、「検査」と「隔離」の基本が無視されていることだと指摘する。
 

 「非常事態宣言」が全国に行われたのはよいが、遅すぎたという。安倍政権が新型コロナを甘く見ていたのは素人の私から見てもわかる。
 

 いま日本では新型コロナウイルス対策は正念場を迎えているが、日本はすぐに厳格なロックダウンをして感染連鎖を抑えて、WHOが示している「検査」と「隔離」を徹底することだと述べている。

 渋谷氏は「私は『検査』を増やすべきだと訴えてきました。これまでは厚労省のクラスター対策班の尽力でどうにかこの数か月を持ちこたえてきましたが、フェーズが変わりました。」と指摘している。

 そこで思い切った「PCR検査の拡充」をと訴えている。すでに感染者は日本が示している数字よりも、もっと広がっていることが予想されると言っているが、それは素人の私でも先日指摘したことだ。

 新型コロナウイルスの感染を抑え込むためにやるべき政策は、医療機関の外に検査センターを設置することだという。この点についてはテレビでも多くの人が言っていたことである。

 渋谷氏は「風通しを良くした大きなテントのようなものでもいいし、韓国などのようにドライブスルー方式でも可能です。これと遠隔診療の組み合わせで医療機関の院内感染も防げます。」と言っている。

 とにかく感染者を割り出して、すぐに「隔離」することが大事だというのだ。

 「いまこそ思い切った検査拡充をするときだと思います。」と語っているが、日本はどうしてPCR検査をしたがらないのであろうか。安倍首相は「一日2万件にする」と変更したが実際は6千~7千件のとどまっている。

 ドイツが1週間で40万件と驚異的な数のPCR検査をしたのと大違いである。同じ世界大戦敗戦国で、世界の科学技術や医療の先進国であるのにどうしてこんな差が生じたのか。メルケル首相と安倍首相の力量の違いが根本にある。

 ベッドの確保数でもドイツでは集中治療のベッドが1万床も空いていて、外国からも受け入れているという。日本は逆にベッド数の確保に未だに躍起になっている。

 医療関係でさえ、消毒液や医療用マスクや防護衣が未だに不足していてマスクの使いまわしやごみ袋やレインコートの防護服を使ったりしている。

 一般用のマスクも四月中には出回る菅官房長官が言っていたが、相変わらずドラッグストアやスーパーでは売っていない。消毒液も手に入らない。

 こうして見てくると、基本的に必須なやるべき対策が一つもやられていないかきわめて遅いことが明瞭だ。

 28日の羽鳥モーニングショーでもみんなが検査を早く増やすべきだと言っていた。同日の朝日新聞には韓国は検査キットやノウハウを日本に援助する意向があると伝えていたが、菅官房長官はキットの信頼性が確認できないので・・・と渋っているらしい。

 literaによると、世界では多数の国が韓国のやり方を取り入れているのに日本は韓国蔑視でやれないのだと言っている。

 以下、記事の一部をコピペ

 「安倍政権全体を覆う嫌韓意識がある。安倍首相はじめ、政権幹部の韓国ヘイト体質はいまさら説明するまでもないが、それは官僚にも広がっている。たとえば、昨年3月には厚労省の賃金課長が韓国の空港で『I hate Korean! I hate Korean!』(韓国人が嫌いだ! 韓国人が嫌いだ!)と差別暴言を吐き、空港職員に暴行をはたらき、身柄拘束されるという事件を起こしている。

 つまり、政治家や官僚がこうした差別意識に支配された結果、コロナ対策に関する正しい客観的評価を妨げてきたのではないか。『韓国のやっていることが日本より優れているはずがない』 『韓国が正しいことをしているはずがない』『韓国のことは死んでも認めたくない 』……。

 実際には韓国で感染者数がピークアウト、医療崩壊など起きていなかったことが明らかになり、世界各国が韓国の対策を成功例として手本にするようになっても、厚労省は、自らの失態を糊塗し、韓国に対する高評価という現実を認めようとしなかった。」

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コメント

検事長の定年延長というきわめて重要な案件でさえ内閣の解釈でスルッと通すのであれば、遅れに遅れている10万円の給付金などは一旦やると言ったら、あとは閣議決定で実行に移すものとばかり思っていました。
ところが、ゆうべのニュースで「異例の休日審議」などと言っているので、そりゃそうだろう、休日も昼も夜もなく決めなければならないことが山ほどあるはず。
で、一体何を審議しているのかと思いきや、例の10万円。
これだから、非合法大好き政権にもかかわらず、感染症法は遵守して、病院がパンクしないように検査を増やさないという本末転倒を3ヶ月も続ける。
鼻をかくすと下唇が出てしまう、頭隠して何とかのようなアベノマスクを安倍総理だけは今でも着け続けている姿が、世界の常識からどれだけ遠ざかっているかを悲しいほど象徴しています。

投稿: たりらりら | 2020年4月30日 (木) 21時16分

一国の指導者が有事にこそ卓越したリーダーシップを期待したいが、この後に及んでも残念ながら政治家は国民の命、健康より、
政治的な思惑、即ち損得感情が第一に働くものである。どうしたら支持率が上がるか、解散はいつが最も良いか。消費税を一時的にゼロにしたい?が野党から言われたからだけは絶対に避けたいとか。要は政権維持が最大の目的なのだ。国民の多くはそのことを感じるのではないか。政治が科学の上に立ってはいけないと誰かがいった。政治的思惑を廃し、客観的なファクトを最重視すべきという意味だと思う。

投稿: | 2020年4月30日 (木) 10時51分

37.5度以上が4日続くという厳しい検査基準で大勢の人がコロナ感染を疑ってもPCR検査を受けることができなかった結果、無症状や軽症感染者を隔離せず感染者が増え続けているのが現状で、誰も本当の感染者数がわからない状況が今なお続いていますね。いつになれば終息するのか見通しが立たないのは、3か月もの間PCR検査の拡大を放置し、軽症者を自宅待機させて感染を増やしたのが原因ですね。聖路加国際大大学院の大西一成准教授が「アベノマスク」について調査した結果、マスクの外側と内側の粒子の数を計測して、どれくらいの粒子が内側に入り込んでいるかを調べる「漏れ率」を5回計測したところ、5回とも100%の漏れ率だったそうです。つまり、外に浮遊している粒子が全て内側に入ってしまっているわけで、「アベノマスク」は新型コロナウイルスに対して何ら効果がない可能性が高く、閣僚さえも「アベノマスク」着用しないマスクを、国民が信用できるはずがないですね。

投稿: danny | 2020年4月30日 (木) 07時58分

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