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2020年4月 2日 (木)

コンビニの後が葬儀場に

 近所の通りの交差点角にセブンイレブンがあった。まだ開店してから2年ぐらいであったが、ある日通りかかると閉店していた。その店から直線で200m余りの大通りの交差点角に10年ぐらい前からセブンイレブンがあった。だから近所にできたとき、同じ店がこんなに近くにできて大丈夫かと思っていた。案の定であった。

 全国的にコンビニがつぶれているとニュースにもあったので、コンビニが増えすぎて、いかにセブンイレブンでもやっていけないところもあるのだと思った。


 閉店後も建物はそのままになっていた。建物を貸すという看板が出たがなかなか借り手が現れなかった。

 3か月前ぐらいに改装工事が始まったので一体何ができるのだろうと思っていた。普通そういう場合は何が開店するか予告の看板がでるものだが、何もなしに工事が進んだ。


 そして最近看板が出現した。それを見て驚いた。それには「お坊さんのいないお葬式」と書いてあったからだ。

 コンビニの後で建物はそのままで、中だけが改装されたのだが、葬儀場にしては狭すぎる。でも、お坊さんを呼ばない簡単な葬儀をする人のための会場として貸すのなら大丈夫だろうと納得した。

 宗教によらない1日葬のような自前の簡単な葬儀をやる人が増えたから、それを見越して専用の会場を作ったのだ。多分、式場などを借りるだけなら霊柩車なども含めて35万円~45万円ぐらいでやれるのであろう。

 息子の葬儀のとき、既存の葬儀場で家族葬としてやったが、会場等の費用で48万円かかり、その他にお坊さんに40万払ったからかなりの出費であった。

 これからは坊さんもよばない家族葬など葬儀が簡素化されていくのは時代の流れであろう。

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