« 新型コロナウイルスとトランプ大統領 | トップページ | 予想通りのトランプ氏のWHOへの分担金支出停止 »

2020年4月18日 (土)

一律10万円給付は野党が主張していたこと

 安倍政権は新型コロナウイルスの経済対策として政府が打ち出した「減収世帯への30万円給付」をやめて「国民一人10万円の給付」に変更した。30万円給付案が非常に分かりにくく国民が不満を持っていたからだ。


 一律10万円給付については、公明党が与党であるにもかかわらず強く主張し、安倍首相も受け入れざるを得なかったと朝日新聞やNHKや民放も報じているが、10万円給付は公明党だけが主張したのではない。この点について珍しくあの産経新聞がまともに報じている。

 その記事を下にコピペするが、私が危惧するのは、「一人10万円給付」を公明党の戦果だとして、今日から創価学会員たちが大宣伝を始めるだろうということだ。

 実は「1人10万円給付」は、立憲民主党、共産党などの野党が前から一貫して主張してきたことなのだ。産経新聞はそのことをきちんと書いている。朝日新聞は全く駄目だ!

 「野党は16日、緊急経済対策に盛り込む現金給付をめぐり、政府・与党が迷走したことを一斉に批判した。野党は早い段階から、手続きに時間のかからない国民1人当たり10万円の一律給付を求めてきたが、政府は一貫して拒んできただけに『安倍晋三内閣は総辞職すべきだ』(野党幹部)と強気の構えを見せている。」

 野党の要求を拒み続けて来た安倍首相がここに来て30万円給付を諦め、方針を転換したのは、こうした野党の強い主張があり、自民党内からも若手などや、二階幹事長からも10万円給付をせよと声が上がったからだ。公明党の功績にすり替えてはならない。

 ※以下、産経新聞の記事の一部
 「自己否定だし、朝令暮改だ。首相も内閣も信用できなくなる。責任を取らないといけない」立憲民主党の安住淳国対委員長は記者団にこう述べ、閣議決定した令和2年度補正予算案の組み替えを厳しく批判した。野党はかねて国民1人当たり一律10万円の給付を訴えていただけに、首相の方針転換に攻勢を強めた。共産党の志位和夫委員長も記者会見で「(1世帯30万円の給付案は)破綻した。すべての人に10万円を配る方がスピードの面でも公平性の面でも合理的だ」と胸を張った。
 野党は16日、政府との連絡協議会であらためて10万円の一律給付を要求。さらに立民など主要野党の幹事長・書記局長は、補正予算案を独自に組み替え、共同提案することで一致した。
 強気の背景には世論の追い風がある。布マスクの全世帯配布などに批判が強いとみており、報道各社の直近の世論調査でも安倍内閣の支持率は軒並み低下しているからだ。立民幹部は「政府が決めた予算案を土壇場でひっくり返すのはクーデターだ。首相は与党側から内閣不信任案を突き付けられた」と言い放った。(千田恒)

|

« 新型コロナウイルスとトランプ大統領 | トップページ | 予想通りのトランプ氏のWHOへの分担金支出停止 »

新型コロナウイルス」カテゴリの記事

コメント

30万円給付案が出た頃から、発表している人でさえ理解していない超分かりにくい内容にした主犯として名前が上がっていたのが岸田政調会長でした。
財務省の代理人として何としても給付をケチろうとした主犯。今に至るもそれを否定する声が聞こえてこないということは多分うそではないのでしょう。
だとしたら、さっさと議員を辞めるべきです。
国民が窮乏している時に救済策を考えるのが国会議員のはず。
国会議員一人当たり7千数百万円の諸手当が支払われているようですが、8割減らしてみればいいのです。会議への出席率を減らすなどということはさっさと実行に移して、肝心のことはやらない。
10万円の給付金さえいつのことかわからないのに「私は受け取らない」と公言している著名人たちがいるようです。受け取りたくなければ、わざわざ人に言うことではありません。
それよりも受け取りたくても手続きが分かりにくかったり、ゾロゾロ役所に集まらなければならないことは絶対にやめてほしいものです。

投稿: たりらりら | 2020年4月18日 (土) 18時36分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 新型コロナウイルスとトランプ大統領 | トップページ | 予想通りのトランプ氏のWHOへの分担金支出停止 »