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2020年3月17日 (火)

テレビ朝日「天空のヒマラヤに住む部族」を観て 

 テレビ朝日開局60周年記念の特別番組「天空のヒマラヤ部族に密着 決死の密着取材150日間」という番組を録画しておいて観た。現地案内人も含めた20人のスタッフが、ネパールのヒマラヤ高地奥ドルポにある部族のティンギュー集落を2週間かけて歩いて行き、初めてテレビカメラに収めるというものである。

 一行は荷物を運ぶためにカッサバというロバの背に載せて行った。このロバは約60キロ~70キロの荷物を運べるという。人間は小さなバッグを背中に歩くのだ。

 カトマンズから世界で一番危険だという飛行機に乗って標高3000メートル余の村まで行き、そこからヒマラヤ山岳地帯を歩いて行く。

 ヒマラヤの山々は素晴らしい景色だが、道は大変に険ししところが多く、山腹の崖に作られた人が一人やっと通れるほどの道を上ることもたびたびであった。もし足を踏み外したら千尋の谷に落ちてしまう。原住民でも山羊でも落ちて死んだことがあるそうだ。

 重い荷物を背にしたカッサバは時々よろけながらも細い道を歩いた。平坦な道もあるが何しろ標高5000メートル以上の山を3つ超えて行かなければならないのである。ひたすらに歩いて行くのだ。

 途中に世界一きれいだと言われるポクスンド湖があり、そこからきれいな川が流れ出ているのだが、その川に沿って一行は湖まで登って行った。素晴らしいブルーの湖である。大地震でできた堰き止め湖だそうだ。

 そこから目的地までまだ長い道のりがあり、5000メートルの峰を越えなければならない。途中で牛によく似たヤクを連れた原住民に出会った。原住民はヤクや山羊やカッサバなどを飼っている貴重な動物なのだ。

 目的のティンギュー集落に着いた。標高4000数百メートルである。人口約500人だという。集落は石造りの家であった。その家は3階建てで、1階が物置、2階以上に人が居住している。
 

 階段には大きな木をくり抜いて作ったものが使われていたが、そういう木はどこから持ってきたのだろうと思った。驚いたことに生活用品に大きなやかんや鍋などもあり、陶器の茶わんや皿などもあった。また水を入れる石油缶のようなプラスチックのものも使っていた。いったいどこからどうやって手に入れたのだろうと思た。
 

 番組ではそうしたことには一切触れていなかったので残念であった。天空の集落での人々の生活がどのようにして行われているのかも取り上げるべきだ。
 

 集落の人々は仏教のお寺のある高台に集まって踊る行事を楽しんでいる様子がメインとしてカメラに収められていた。お寺には立派な観音菩薩の像があり驚いた。集落に人が作ったにしては立派すぎる。はるばるとカトマンズから仏師が来て作ったのであろうか。
 

 この天空の集落の人々はヤクや山羊などを飼い、草のあるところまで出かけて何カ所かを回って冬になると集落に戻ってくるのだ。女性もその仕事をしていた。
 

 標高の低い場所で広いところに畑を作って食料を手に入れていた。山羊やヤクから乳はとれるが、油とか塩とか砂糖などはおそらく何かを売って手に入れるのであろう。
 

 冬は雪と氷に閉ざされる秘境というが、空気が薄くこういう非常に不便な標高が高い土地で生活をする人々がいることに驚いた。彼らは何百年もそうした生活を続けてきたという。いったいどうして先祖はそういう不便な地を選んだのであろうか。不思議でならなかった。

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