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2020年2月21日 (金)

野党の審議拒否は当然だ

 2013、14、16年に夕食会が開かれた「ANAインターコンチネンタル東京」(旧・全日空ホテル)は野党側に対し、同ホテルでのパーティー・宴席について「領収書を宛名を空欄のまま発行することはない」などと回答した。
 

 野党側は首相のこれまでの答弁と矛盾するとして、17日の国会審議で追及した。首相は、ホテル側から同日昼に「個別の案件については営業の秘密に関わるため、回答に含まれていない」と説明されたと主張した。ホテルの回答と明らかに矛盾していることを堂々と述べたのだ。
 

 これに関して朝日新聞や毎日新聞はホテルの広報担当者に確認をしたところ、いずれも.「『個別の案件については営業の秘密にかかわるため、回答に含まれていない』と申し上げた事実はない」と返答したという。
 

 安住氏は18日午前、野党4党の国対委員長で対応を協議。首相に書面での回答を求めることを確認した後、「首相がこれまで延々とウソとついてきた可能性が高まった」と記者団に語った。この様子はNHKニュースでも放映されていた。
 

 立憲民主党の安住淳国会対策委員長は18日午前、記者団に「首相側が言ってきた中身を立証しなければならない。書面で回答をもらうまでは、質疑は見送らせてもらう」と述べた。
 

 衆院予算委員会は同日午前9時が開会予定時刻だったが、同委理事会で与野党の調整が難航、1時間近く開会が遅れた。与党側は主要野党が欠席した状態のまま、議事を進めた。
 

 安倍首相のあまりにも不誠実なウソの回答に対する野党野党側の怒りは当然であり、審議拒否に出たのも肯定できる。この問題についていつまでも解決しないのはひとえに安倍首相のウソが続いているからだ。「本当に延々と」続いているのだ。こんなことが国会でまかり通るというのは数を恃んだ与党だからだ。
 

 野党は1日も早く、次の選挙で政権交代ができる協力をして国民に示すべきである。

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コメント

今日の午後のワイド番組、バイキングで政治評論家、鈴木哲夫氏は事前パーティの問題での安倍総理の答弁は完全に破綻している、将棋で言えば詰んでいる。客観的に誰が見てもそうである。
これで安倍総理の逃げ切りを許せば野党の存在価値はないとまで言い切っている。今、自民党議員は地元に帰って支持者にどんな説明をしているのだろうか。結局、皆、御身可愛さだけで動いて
いるように思えてならない。ただ、今回はほとぼりが冷めれば元の木阿弥という風にはならないように思うが、、。同評論家によれば、自民党内でも総理の対応にかなり不満が高まっているのは事実らしい。

明細書を発行しないケースは「ございません」と野党議員に対して明快に回答していたANAホテル。
ところが、「それは一般論でありまして」と安倍総理十八番の捻じ曲げ論法が始まると、それに歩調を合わせ始めているらしい。
官邸や自民党本部から相当な圧力がかけられているのでしょう。
検事長の定年延長は政府の解釈で出来ると開きなおる安倍政権であれば、ホテルの1つや2つ口封じするくらい朝飯前に違いありません。
日銀を、NHKを安倍総理のお気に入りで固め、とうとう検察まで意のままとなっては、独裁体制の完成です。
「共産党!」などとヤジを飛ばしてしまう安倍総理には「共産党=独裁」という根強い固定観念が心の奥底に宿っているのかもしれません。
しかし安倍総理こそが独裁体制を心の底では企図しているために、屈折した心理によりあのようなヤジを飛ばしてしまうのかもしれません。
それにしても、ジャーナリストを自称する人たちには、自分のことばでものが言えなくなる、少しでも常識的なことを言っただけでホテル同様に締め上げられる日が来ていることに危機感はないのでしょうか。
コロナウイルスや東京オリンピックが歴史に残る煙幕になりそうな今日このごろです。

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