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2020年1月 4日 (土)

なめられた日本、してやったりのゴーン被告

 ゴーン被告がレバノンに逃亡したというニュースは驚愕であった。パスポートもなしに入国審査を受けずにどうやって出国できたのか、謎のままである。検察も裁判所も弁護士もただ唖然としているだけだ。

 一番の関心事は、どのようにして出国できたかであろう。一説によると関西空港からプライベートジェット機でトルコまで行きレバノンに入ったという。CIQ(税関・出入国管理・検疫)を受けずに出国すること100%できないという。自宅からは空港通過までレバノンの純軍事的グループが協力して、大きな楽器ケースに隠れてだというが、それについては否定していると言われる。

 あの特徴あるゴーン被告の顔をどうやってかくしたのか。興味津々ではあるが、まんまと日本の法律の裏をかいて逃亡したのは小説より奇なりである。誰かミステリー作家が逃亡物語にできそうである。

 ネットで見ていると、どこかの民間の警備会社が協力して、3日間ほど準備をして成功させたと言われる。もしそうなら警備会社は罪に問われないのだろうか。

 レバノン生まれで国籍をもつゴーン被告はレバノンでは絶大な人気があり、駐日レバノン大使が絶えず接触をして援助をしていたと言われるから、外交官特権で検閲をかいくぐったのではという説もある。

 ブラジルとフランスとレバノンの3か国の国籍を持っているそうだが、どうしてそんなことが可能なのか不思議だ。日産からがめつく稼いだ金だけでも何百億かしらないが腐るほどあるはずだ。フランス政府とレバノン政府は親密な関係にあると言われ、両国ともゴーン被告に協力的であるという。レバノンと日本との間には犯罪容疑者引き渡しの条約がないから引き渡してもらえないという。

 ゴーン被告はレバノンに豪邸を持っている。当分はレバノンに住み、日本の司法の在り方などについて言いたい放題を続けるのであろう。保釈金が出してあっても逃亡に対しての罰はないそうだから何のための保釈金か。

 日本の裁判所はゴーン被告抜きで裁判をすることになると言われる。一体どういう風に裁判を進めるのだろうか。仮に判決までいったとしても、その効力はゼロであろう。日本の司法の面目丸つぶれである。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

法規をないがしろにした、こういう日本をなめきった出来事が起きても、安倍首相はゴルフや高級料理店でくつろいでいる。
まるで北朝鮮がミサイルを飛ばすのを承知していたかのように早朝にも関わらず迅速すぎる登庁をしたり逆にゴルフを続けていたのと同様の奇妙さです。
そのため、今回のゴーン逃亡も日本政府は承知之助だったのではないのか、ゴーンを逃がすことで何かを得ていたのではないのか、と勘ぐる向きも出ています。
憲法は時の政権の解釈次第などと言ってはばからない、法律など有って無きが如しの安倍政権ならありえないことではないのかもしれません。
いよいよ末世感の強まる2020年のスタートになってしまいました。

投稿: たりらりら | 2020年1月 4日 (土) 11時02分

世界に恥を晒した逃亡劇が解明されず、曖昧のまま幕を閉じたら、
その悪影響は計り知れない。すなわち、日本で凶悪な犯罪行為を
起こしてもうまくやれば海外に逃亡できると。ゴーン被告人が有罪か無罪は今後の裁判に委ねられる。自分は無罪だからこの逃亡は正当化できるとは牽強付会そのものである。まずは、日本での逃亡の真相を完全に解明し、幇助したグループがあれば逮捕、然るべき罪に処するべきである。曖昧なままでの幕引きは現政権の
得意技であるがこればかりは許されない。それにしても20年前にはゴーンは苦境に陥った日産を再建したヒーローとしてマスコミはこぞって持ち上げた。栄枯盛衰は世の習いだが、いったい何だったのか。そういえば、小泉進次郎大臣もポエム大臣と揶揄され、メッキが剥がれた、中身は空っぽと酷評され、将来の総理大臣候補ナンバーワンと持ち上げらころとは様変わりである。巧言令色少なし仁は正鵠を得ている。人物評価はは軽々に下すべきでない、疑ってかかれが私の教訓である。

投稿: Toshi | 2020年1月 4日 (土) 08時33分

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