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2020年1月14日 (火)

「桜を見る会」名簿の扱いの違法性を認めたが騙されるな!

 「桜を見る会」の招待者名簿は「ルールに基づき適切に保管・廃棄」と菅官房長官は言い張って来たが、ここに来て一転違法であったことを認めた。「公文書管理法の関連規定、内閣府の文書管理規則に違反する対応だった」と述べた。

 ①管理簿への未記載、  ②名簿を廃棄した日などを書き入れる廃規模への未記載、  ③廃棄前に必要な首相の同意手続きがなかったこと、

 しかし、憲法に保障する国民の知る権利を奪う、重大な公文書管理法違反でありながら、自らを含めて責任を取ろうとはしない。「こうしたことを二度と再び犯すことがないよう、内部で注意はしっかり行っている」とまるで人ごとのような言い方だ。

 自民党内からさえ、「最初から意図的に名簿を保存しないようにしたとしか思えない。『廃棄した』で逃げ切ろうという姿勢がみえみえだ」という声が出始めたというが、誰が見てもその通りだ。のらりくらりと逃げていればよいというのはこれまで何度も見てきたことだ。

 これまでもたびたび指摘してきたように、野党勢力があまりにも弱いために、のさばっているのだ。与党の公明党も良心のかけらもないので、自民党を正す働きかけが見られない。一緒になって悪に加担しているのだから情けない。

 通常国会が始まるが、力は弱くても安倍政権の不正を徹底的に追及してもらいたい。

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