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2020年1月10日 (金)

新任教諭の退職相次ぐという記事を読んで

 教育現場の長時間労働がメディアでたびたび報じられている。そんななかで、西日本新聞によると、新任の学校教諭が1年もたたずに依願退職するケースが増えているというのだ。

 文部科学省の調査によると、全国で2018年度に採用された公立小中高校、特別支援学校の教諭のうち431人が1年以内に依願退職。前年度比73人増となり、1999年度以降で最多だったという。

 どの職業でも5月病と言って就職してすぐに辞める人が多いことは言われている。教員の場合はどうなのかわからないが、記事によると辞める理由は、自己都合が299人で最も多く、病気を理由とした111人のうち104人が精神疾患を挙げたそうだ。

 私が退職する数年前ごろ(1990年前半)から、ベテランの教員でも心の不調を理由に休職する人が見られるようになったことを思い出す。中学校が荒れたり、そのうち小学校でも学級崩壊が起き始めたのだ。1998年に国谷裕子キャスターのNHKクロ―ズアップ現代で取り上げられ、一躍全国区になったのを思い出す。

 その後も学級崩壊が増え続け、今や全国のどこの学校でも崩壊したクラスがあると言われる。また25年ぐらい前に言われだしたモンスターペアレントも増えているようだ。
 

 教員の仕事は年々増え、残業時間数がとんでもないものになっているという。また仕事を家に持ち帰るのも成績関係は禁じられているようだ。教職を離れて20数年になるので現場のことは人づてに聞くのみであるが、大変な仕事の中で体の不調を訴え辞めていく新任教員が増えるのも無理はないと思われる。
 

 教諭は教育公務員特例法に基づき、採用後1年間の“試用期間”を経て正式採用となるのは知らなかった。私の頃は確か3か月であった。記事では、共栄大の和井田節子教授(学校臨床心理学)は「新任の先生は仮採用のような立場を気にして、悩んでいることやうまくいっていないことを周囲に言いづらい。そのためにサポートが遅れて精神疾患となるケースも多い。学校の日常業務の中で若い先生の悩みに身近な教員が寄り添えるような工夫が求められる」と話していると書いている。仮採用の期間が長いのもよしあしであろう。

 安倍政権により教員の働き方改革が提案されたが、抜け道があって働かされすぎは改善されないだろうと言われている。教育は大事である。教員が心や体を病むことなく教育指導に打ち込める環境を作ることが大事である。

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