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2019年12月 7日 (土)

あまりにも酷い中村哲石銃撃殺害

 アフガニスタン東部ジャララバードで4日朝、医師の中村哲氏が銃撃され殺害されるという事件が起きた。中村医師は自動車で移動中で、後ろには護衛の3人が乗った車がついていた。中村医師の他に運転手ら6人が死亡したという残酷極まる事件であった。

 中村医師は、医師としての他に灌漑工事などの人道支援をしており、この日も灌漑工事に向かう途中であったという。中村医師は30年以上にわたる活動が認められて、アフガニスタンの大統領から今年10月に名誉市民権を授与されたばかりであった。干ばつにあえぐ大地に用水路を作り、16500ヘクタールの農地を潤したという。現地の人のの自立を第一に考えて活動し、この仕事にかけていたそうだ。

 現地の人から尊敬され、信頼されていた。現地の信頼が一番のセキュリティだったという。朝日新聞によると、農業用水路建設は03年から。すごいと思うのは、 土木を独学して図面を描き、自ら重機を運転した。現地の人たちでも維持・管理できるように、近代的な施設ではなく、伝統的な技法を採用し、取水堰は、江戸時代に築かれ、今も使われている福岡県朝倉市の山田堰をモデルにしたそうだ。

 アフガニスタンの人々は、中村さんの活動でどれだけ助かったしれないのだ。現地の人から感謝され、尊敬されている中村医師を待ち伏せし、狙い撃ちして殺害したのはどういう連中だろう。タリバーンかISか不明だが、イスラム系のテロなのだろう。中村医師を殺害することで改善されていくアフガニスタンの進展を阻害し、政府にダメージを与える目的と言われる。

 中村医師は、あと20年はその活動を続けると語っていたそうだが、その人を失った損害は計り知れない。新聞には「世界の損害」と書いてあったが、その通りだ。テロは無慈悲残酷なことを平気でやるが、どうしてそんなことができるのか、全く理解できない。

 中村医師のご冥福を祈る。

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コメント

中村医師殺害は、アフガニスタンの駐留米軍を削減すれば、あるいはそれを補うために日本が自衛隊を派遣しなければ、このようなことが起こるのだぞ、というデモンストレーションとして計画・実行されたという見方もあるようです。
もしもそうだとすれば極めて恐るべきことです。
と同時に恐るべきは、国から小さな組織に至るまで、権力の腐敗、権力による違法行為に歯止めがかからなくなっている日本国内にもテロのエネルギーが高まっているのではないかという点です。
徳川時代末期以降あれこれと起きた暗殺というテロも、国内の混乱から生じる不満のエネルギーだけで発生したというよりも、それに点火させる外部からの働きかけがあったとも考えられているようです。丁度現在頻発している中東でのテロがそうであるように。
果たしてテロが中東やインドネシアにとどまらず日本へも感染するのかどうか。

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