開田高原、奈良井の宿バス旅行―①―
12日にvita主催の恒例のバス旅行に参加した。今回の目的地は木曽の開田高原と奈良井の宿であった。朝、8時に出発した。名古屋から東名、中央道を通って、中津川から国道19号線に下りて開田まで走った。19号線は車があったころよく走ったが、久しぶりであった。見覚えのある風景が懐かしかった。
開田高原には40年ぐらい前に、教育の勉強会の夏の合宿でよく行ったが、その時は一番奥の西野であった。今回は手前の開田高原観光案内所などがある末川へ行った。11時過ぎに昼食を摂る「つたや季(とき)の宿 風里(かざり)」という変わった名の旅館へ着いた。木でできた旅館でテーブルなど木でできた和食のレストランでの食事であった。
特別に注文したコース料理で、残念ながらお品書きはなかったが、写真のような料理が出た。レンコンを摺って作ったものとか、サツマイモをもとに作った小さなサツマイモとか、紙に包んで焼いた地元の鱒とか、いろいろと手の込んだ料理が出た。メインは飛騨牛をテーブル鍋で煮るもので、野菜が何種類も入っていて汁がとてもおいしくなった。
刺身やサラダにかけるソースも凝った手作りのものであった。ご飯は炊きこみご飯で、デザートはブドウやブルーベリーなどを少しずつ盛り合わせてあった。
こんな山奥のところに、和食を提供する素敵な料理屋があるのは意外であった。
宿からは正面に御嶽が望まれた。残念ながら頂上付近には雲があってはっきりとは見えなかった。昼食後は外に出て散策をした。紅葉というか一面黄葉であった。宿の人に聞いたら、白樺やダケカンバ、カラマツなどだそうだ。今年の紅葉は気温の関係で10日ほど遅かったが、そのおかげで今紅葉が真っ盛りでよかったと言っていた。散策する道筋にも黄葉した白樺がたくさんあった。
近くには木曽馬の里があったが、時間がないので見に行けなかったのが残念であった。木曽福島からバスはあるようだが、車がないと行きにくいところであった。天気に恵まれて、御嶽や全山黄葉を見ることができてよかった。
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