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2019年11月 2日 (土)

やはり差別主張グループだった

 27日に女声コーラス「コールAI」のコンサートを聴きに「ウイルあいち」へ行ったとき、入り口前で「2階セミナールルーム6の企画主催者は日本第一党という差別団体です。在日コリアンの方々を標的としたヘイトスピーチや嫌がらせの写真撮影を行います。ご注意ください」という紙きれを配っている人たちがいたということを書いた。警官まで出て衝突に対処していて気味が悪かった。

 31日の朝日新聞朝刊にこのことを取り上げてあった。催しは「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の元会長が「党首」の政治団体が開いたものだったのだ。「犯罪はいつも朝鮮人」と書かれたカルタの読み札など、在日コリアンへの憎悪を煽る内容のものが展示されたという。

 これについて、愛知県の大村知事は29日の記者会見で、「反移民」などを掲げる政治団体が愛知県の施設「ウイルあいち」で開いた催しについて、催しの展示内容が「明確にヘイトスピーチに当たる」とし、施設側が当日に催しを中止させなかったのは「不適切」と述べた。

 こういう団体の催しに公共の施設が借りられることについて、抗議団体の紙切れをもらったとき、不思議に感じた。ウルトラ右翼の団体は簡単に借りられるのかと思ったのだ。というのはこれまで日本各地で憲法9条を守る団体とかが公共施設を借りられないケースが起きていたからだ。憲法を守ることが現政権の方向とは異なるからと忖度して会場を貸さなかったのだ。これは全く間違っている。

 しかし、今回の場合は、明らかにコリアンに対する差別と敵対視であったから、知事の言う通りだ。表現の自由を守ることは大切だが、その是非をきちんと判断する基準を定めて厳正に対処すべきである。

 

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