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2019年10月10日 (木)

アヴェス・ユヴェネス コンサート

 アヴェス・ユヴェネス合唱団の「ポリフォニー音楽の世界 2019」が、今年は岩塚のカトリック五反城教会で開かれたので聴きに行った。このコーラスグループは1986年に椙山女学園大学合唱団のOBによって結成されたもので、ルネサンスの宗教音楽をメインに歌い続けている。

 今年はカトリック五反城教会で行われるというので、パイプオルガンがあるからだと思って楽しみにしていった。16時の開演で、会場の後ろの入り口から「声そろえ歌わん」と「七つの喜び」を歌いながら入場した。

 アヴェス・ユヴェネスの他に賛助出演のアヴェス・アミーチェという男声コーラスグループの5人も入ってきた。祭壇の前の方に一列に広がって並んで、最初の曲の「アヴェ・マリア」(ビーブル)をアカペラで歌った。歌声に広がりがありとてもよかった。

 次は祭壇の前にまとまって、「サンタ・マリア、真昼の星よ」(を歌った。3番目は男声コーラスで「やさしき救い主の御母」(ブオナウグリオ)。女声とは対照的な男声のアカペラで低音が響いてよかった。

 4番 「いと純なる処女」(モラーレス)、5番 「聖なるマリア」(ゲレッロ)。女声のアカペラであった。

 6番 「知性に光をともし」(ヴィクトリア)、7番は「あわれみの母」(コチャール)、8番は編成を変えて、オルガンを入れて「神に歓呼せよ」(コチャール)で、オルガン伴奏によりガラッと雰囲気が変わった。オルガニストは霞真実子さん。

 ここまでが第一部で休憩に入った。五反城教会は反響がよく、アカペラやオルガンが宗教歌によくあっていて、文化小劇場のステージとは異なる音でよかった。これがヨーロッパの大聖堂であったらどんなに良いだろうと思った。

 宗教曲はどういう作曲法で作られているのか素人の私には分からないが、どの歌も和音の響きがよく、神のもとへいざなう感じがする。キリスト教徒でなくても、癒されるような印象である。アヴェス・ユヴェネスは宗教曲を主に歌っているが、キリスト教徒ではないと思うのだが?私もアベマリアやメサイアやアヴェ・ヴェルム・コルプスなどを歌ったことがあるが気持ちの良いものである。

 第2部は、オルガンの伴奏が入って、天使のパン(フランンク)、男声も加わって「神を讃えよ」(ミシュキニス)、レクイエム(フォーレ)

 レクイエムは、「入祭唱とキリエ」「サンクトゥス」「ピエ・イエズ」「アニュス・デイ」「楽園にて」

 最後は「ラシーヌ讃歌」(フォーレ)であった。そのあとアンコール曲を歌い、最後は入場の時の歌を歌いながら退場した。

 曲によってバルコニーに2人立って上からの歌声を加えたのもよかった。また、「歌詞対訳」がつけられていたのも親切であった。

  オルガン奏者が指揮者を見られないのでどうやってテンポを合わせたのか?オルガンに指揮者が合わせたのだろうか?

  

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