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2019年9月30日 (月)

トランプファーストの安倍首相

 25日、日米貿易協定に日米両首脳が最終合意し、共同声明に署名した。NHKニュースで見ると、安倍首相は「両国にとってウィンウィンの合意」と笑顔で自賛した。傍らのトランプ米大統領はにこりともせず立っていた。

 関税撤廃率は金額ベースで米国が益92%、日本が約84%。日本の農産品で関税を撤廃したのは品目で37%で、国内農家への配慮をしたと朝日新聞は伝えた。

 ただ、米国側は牛肉や豚肉、小麦など日本への輸出金額の多い農産物で、TPP加盟国と同じ待遇を勝ち取った。来年に大統領選挙を控えるトランプ氏の支持層の農家の不満にこたえ、トランプ氏を応援をした形だ。

 一方、日本が重視していた対米輸出額の約35%を占める自動車関連は、「さらなる交渉による関税撤廃」となった。米国の92%の関税撤廃率は、乗用車や自動車部品なども将来撤廃が見込まれるとして含まれた数字なのだ。だから、現時点ではTPPより後退し、交渉をいつまでに終わるかも示されなかったという。

 会談後トランプ氏は牛肉生産団体の幹部らを招き、「幸せだろう?(日本の輸入で)すごい金が入ってくるのだから」とアッピールした。

 8月末に貿易交渉が大枠合意した際、トランプ氏は、「日米がディール(取引)した理由の一つ」として、日本が自動車への追加関税の発動を避けようとしたことを挙げた。弱点を見透かされ、結果的に脅しに屈したと言わざるとえないと朝日の記事はいう。

 安倍首相はトランプ氏が大統領に就任するとき、誰よりも早くトランプ氏に会いに行き、以来トランプ氏との親密ぶりを事あるごとにアッピールしてきた。そして日米関係は一番緊密だと吹聴している。トランプ氏の言いなりになり、巨額のf-35戦闘機を買うなどしている。今回もトランプ氏を応援するためだと言わざるを得ない。トランプファーストの安倍外交である。

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