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2019年9月27日 (金)

分かりやすく身近でよかった西郷南海子さんの講演ー②―

 西郷さんは自分のお子さんが発した言葉に気づかされたという3つ目の言葉として「ママ、しあわせ?」をあげた。2018年に4歳の末っ子に「しあわせ?」と尋ねたら、「ママ、しあわせ?」と聞き返されたというのだ。今親たちは様々な「評価」に責め立てられているという。また知人の親たちの中にもちょっとしたことで児童相談所への「通報」されることでおびえているという。虐待に至ってしまうのは、孤立させられているからだと指摘する。いろんな生きづらさの中で、それぞれが精一杯やっていることをまず認めてほしいと話した。「子どもを大切にする人を、大切にする社会を作る!」ことが大事だという。

 マンションの玄関の壁に「こどもがうるさい」という紙をはられたがその家には子どもがいなかった。家をまちがえたみたいだ。子どもは果たして「迷惑」なのか?みなが追い詰められていて余裕がない状況があり、その苛立ちが弱者に向けられているのだという。

 フィンランドの空港で”KIDS ARE MADE TO MOVE"(子どもたちは動き回るようにできている)という掲示がありそれを見て感動したという。子どもは片ときもじっとしていない存在なのだ。

 憲法の要になっているのは、13条の幸福追求権だと話した。憲法と言えば西郷さんは子どもの時憲法を全文暗記したと言っていた。すごい人だ。

 13条「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」

 みんなはもっと幸せになっていいのだ!だから幸せになるために声を上げようと訴えた。西郷さん自身は前にも書いたようにいろんな形で声を上げ行動に移しているすごい人だ。

 最後に「これからの運動に向けて」ということで話された。「改憲反対」と訴えるだけでは、輪が広がりにくいという。憲法はいわば「空気と水」のようなもので、それなしでは生きられないが、それだけでは生きられない。「~~反対」だけでなく、私たちがどんな世の中を作っていきたいのか、ポジティヴに語ろうと呼び掛けた。

 第4次安倍政権は最後の仕上げとして憲法を改めて自衛隊を明記するなど4項目を挙げている。これらはいずれも戦争ができる国にし、あわよくば戦前のように天皇を中心とした人権を無視した国にしようというものである。私たちは現憲法がどんなに大事なものであるかを再認識し、私たちの望みを語ることを西郷さんは話したのだと思う。

 

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