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2019年9月 1日 (日)

可憐なツユクサ

 我が家の車庫の脇の植え込みにツユクサが生えて車庫に垂れ下がっている。このツユクサは毎日朝可愛い青い花を咲かせる。子供のころよく野原や畑の道端でツユクサの青い花を見かけたが、草丈は小さなものであった。どういう訳か我が家のツユクサは草丈が大きくたくさんの花を咲かせる。

 でも、この花の命は短くて午後の12時を過ぎると閉じてしまう。青い花びらの中に黄色のおしべのようなものがあって大変華可憐なので、子供の頃から好きな花であった。子供の頃はこんなに命の短い花とは気が付かなかった。我が家に咲いて初めてこの花の命のはかなさを知った。

 ツユクサがどうやって我が家に来たのかと思うが分からない。Wikipediaによると、朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから「露草」と名付けられたという説があるという。ツユクサは古くは「つきくさ」と呼ばれ、このつきくさが転じてツユクサとなったという説もあるそうだ。「つきくさ」は月草,着草とも表され、花弁の青い色が「着き」やすいことから「着き草」と呼ばれていたと言われている。染物にも使われたようだ。

 万葉集にはつきくさを詠ったものが9首ある。

 ・つき草の移ろいやすく思へかも我(あ)が思(も)う人の言(こと)も告げ来ぬ

 ・朝(あした】咲き夕(ゆうべ)は消(け)ぬるつき草の消ぬべき恋(こひ)も吾(あれ)はするかも 

 ・朝露に咲きすさびたるつき草の日くたつなへに消(け)ぬべく思ほゆ

 我に万葉人の歌心なきを悲しむ。

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