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2019年8月19日 (月)

東京・日光旅行ー④東照宮

 鳥居をくぐって進むと東照宮境内に入り、拝観受付のある山門をくぐった。歩いて行くと右手に象を描いた彫刻のお堂があった。想像で作った象という。左手に神厩舎という神馬を入れる建物があり、有名な「三猿の彫像」があった。サルは他にもいくつかあったが、「見ざる、言わざる、聞かざる」の部分がよく知られている。作者は左甚五郎といわれるが定かではない。

 鳥居をくぐって行くとあの有名な陽明門だ。陽明門に来るのは3回目であった。豪華絢爛で精緻な彫刻が施され、「日光を見ずして結構というなかれ」と言われている。東照宮の建物はこれ以外にも精緻な彫刻を持っている。唐門の前を通り、東回廊で眠り猫を見た。この猫は修復されたがそのとき修復師が目があることに気づきその通りにした。でも、目が開いているのはおかしいという意見が多く、眠っている目にされたという。眠り猫は小さい。その裏側に雀の彫刻があるのだが、行きには気づかずであった。

 その後家康公墓所のある奥社御宝塔へ向かった。最近公開されるようになったのだ。竜道という石段を登っていくのだ。全部で270段あると書いてあった。ふうふう言いながら一段ずつ登ったら、どこかの女性たちが私のほうを見て「頑張ってる」と感心していた。その女性たちもしんどかったようだ。

 そこからまもなく御宝塔前に出た。自動販売機があって婿がお茶を買ってくれた。ベンチが置いてあったのでそこに座り、冷たいお茶を飲んでほっとした。そばに冷たい山の水が出ている水槽があり、婿はそこで顔を洗って気持ちがいいと言っていた。270段の石段を登って着て自販機があるのは有難かった。

 建物の前では次々に来る人の流れを止めないために神官が「右へ進んでください」と誘導していた。それでそちらに進んだ。建物の裏側に御宝塔があった。一回りして元のところに戻った。

 帰りは下りだから割合よかった。小さな子供や赤ん坊を抱いた女性なども登っていて驚いた。竜道を下りると眠り猫があるところに来た。婿が雀の彫刻を教えてくれたので見ると雀が遊んでいた。猫の嫌いな雀が遊ぶのは平和なことを表しているのだとか。

 その後右手に進み拝殿に入った。中には50人ほどの人が座って説明を聞いていた。私たちは外で待っていた。堂内に入る人数を制限しているのだった。10分ほどで中に入れた。一番前に座った。説明によると、一番前の畳は80万石の大名が座れ、その次から10万石ずつ減っていくのだそうだ。説明が終わると言われるとおりに合掌をした。

 終わって一段下の本殿に行ったが、その部屋には御三家や御三卿しかはいれなかったそうだ。そこを通って下のところに戻った。回廊を回って陽明門に戻った。小便がしたかったのでお札を売っている人にトイレの場所を聞いた。仁王門の近くにあった。雨が降り出していたので、しばらくそこで雨宿りをした。目の前に五重塔があった。

 その後婿がカキ氷の有名な店に行きたいと言ったので輪王寺を見るのはやめて右手の間道へ向かった。地図によるとその方が近かった。

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                                 想像の像

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                   三 猿

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              陽 明 門

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          陽 明 門

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           眠り猫

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               雀

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           奥社宝搭

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