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2019年8月25日 (日)

クリムト展

   5月に東京へ行ったとき上野の西洋美術館でクリムト展をやっていたが見損なった。残念に思っていたら7月から豊田美術館に来ることがわかった。主催は朝日新聞であった。我が家はずっと朝日新聞を購読しているので、販売店に招待券を欲しいと言ったらくれた。8月31日までの期間限定の招待券であった。早くいかなけらばと思っていたが、暑い日が続いたり、いろいろとやることがでてきたりでなかなか行く日がみつからなかった。

 23日に雨がぱらついていたが思い切って行くことにした。ネットで豊田美術館への行き方を調べたがわからなかった。名古屋からは地下鉄鶴舞線で行けるはずだと思っていたが、地図で見ると名鉄三河線とJR線しか載っていなかった。

 とにかく鶴舞線で豊田市駅まで行ってそこで行き方を聞こうと決めた。9時7分御器所発の電車に乗った。豊田市駅には40分ほどで着いた。駅に着くとホームの反対側に名鉄三河線の赤い電車が入ってきた。それで納得した。ここで三河線になるのだ。それならそれで何故地下鉄で行ける豊田市駅をネットの地図に表記しないのかと思った。

 駅で名鉄観光の女性に美術館への行き方を尋ねた。まっすぐに行けば表示が所々にあることが分かった。美術館方向を示す矢印に従って歩いて行った。大変親切に表示されていた。左手に松坂屋があるところで左折して階段を下りた。今度は地面に美術館の方向の表示があった。美術館までは表示を見ながら歩いて行ったが、100mごとに表示があった。

 美術館は駅からとても遠かった。近くに来たら名鉄三河線が走っていてそれに沿って行ったが、急な坂道で歩くのが大変であった。後ろから来る人に何人も追い抜かれた。10時開館にぎりぎりで着いた。もうたくさんの人が来ていた。

 入館すると音声ガイダンスを借りた。500円だと思ったら550円だった。高いと言ったら今回は550円値上げだと言った。

 展覧会は第1章が「クリムトとその家族」、第2章が「修業時代と劇場装飾」、第3章が「私生活 Klimt's Women and Children]、第4章が「ウイーンと日本1900」、第5章が「ウイーン分離派」、第6章が「風景画」、第7章が「肖像画」、第8章が「生命の円環」というように8章に分けて展示されていた。

 第2章では、クリムトが描いた少女の像が初めにあったがその精密な写実的な絵を見てクリムトは非常に優れた技法を身に着けていたことが分かった。その続きに真っ裸の男性裸体像が3点あった。男性のペニスをあからさまに描いた絵は初めて見たが、わいせつ物展示にひかからないのかと思った。非常にリアルな絵であった。

 クリムトは絵画の技法が高く評価されていたので、劇場や王室からも依頼があり、緞帳を作ったり、王妃の寝室の絵を描いたりした。また父親が彫金師であったので、彫金もできたからサチュロスとニンフという彫金の作品もあった。

 クリムトは生涯結婚をしなかったが、周りには常に多くの女性がいて、なんと14人もの子供を作っていたそうだ。モデルの女性も子供を産んだ人が何人かいたようだ。妊婦の絵も描いているがアトリエにはそういう女性もいたらしい。彼は「自分には関心がないが、女性が好きだ」と言っている。晩年といっても55歳で亡くなっているからまだ若いが、「生命の円環」にまとめられているように、生や死に関心をもったようだ。亡くなった老人の顔や女性の顔などを描いている。

 風景画を描くようになったのは、田園に避暑に行くようになってからで、印象派のような風景画を描いている。ウイーン分離派を作ってからはよりも自由な発想の絵を描いている。正方形の中に描かれているのが特徴のようだ。

 万国博覧会を機にジャポニズムが欧州で関心を持たれたが、クリムトの絵にもその影響と思われるものがある。金を使ったり、着物の柄のような模様や浮世絵風のデッサンなどがあった。

 肖像画の傑作は「オイゲニア・プリマフェージの肖像」だと思われる。右手に男の生首を持ち、左の乳をはだけて満足そうな眼付をしてながめている。ポスターに使われている肖像だ。

 クリムト展を初めて見たが、彼については何も知らなかった。多彩な活動をした優れた画家であることを知った。豊田美術館という不便なところへウイークデーに次々に来る人を見てその人気ぶりが分かった。土曜日曜を避けて行ったのに大変な混雑で意外であった。

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