平和と戦争を考えるテレビ番組 NHK編―①
以下の番組スケジュールは友人が送ってくれたもので拡散希望なので取りあげた。
8/3(土)
NHK 総合 後9:00~11:06
映画「この世界の片隅に」
広島市江波の実家を離れ、夫・周作の一家と呉で暮らす主人公すずと、周囲の人々の戦時下の日常生活を描いた長編アニメーション。2016年に公開されてから現在でも劇場上映が続いている。原作・こうの史代 |
NHK Eテレ 後11:00~0:00
ETV特集「あの夏を終わらせる~対話で描く広島原爆の絵~」
8/4(日) NHK BS1 後10:00~11:50
BS1スペシャル「マンゴーの樹の下で~わたしはこうして地獄を生きた~」
アジア・太平洋戦争中、日本の占領下にあったフィリピンには、多くの日本企業があった。「楽園の島」にあこがれた若い女性たちも移住し、タイピストなどの仕事に就いていた。しかし、1944年、米軍のフィリピン侵攻が本格化すると生活は一変した。マニラを脱出し、密林の中をさまよう地獄の逃避行が続いた。3000名の避難者名簿を手がかりに、生存者の証言から、マンゴーの実る南国で「楽園」と「地獄」を体験した女性や子どもたちの知られざる物語を掘り起こす。8日放送のドラマとコラボした長編ドキュメンタリー。 |
8/5(月) NHK BS1 後9:00~10:50
BS1スペシャル「ヒロシマの画家~四國五郎が伝える、戦争の記憶~」
四國五郎(1924-2014)は、広島に生まれ、中国に出征後、シベリアに3年間抑留された。帰国後、広島が原爆で壊滅したことを知る。自分自身は被曝していないという引け目と葛藤しながら、戦争や原爆の継承を生涯の使命とする決意をする。いまアメリカで彼の作品を使った授業が広がり始めるなど、再評価が進んでいる。四國は、どのように自らの絵に被爆者の声を血肉化し、ヒロシマの画家となったのか。その姿を通じ、戦争の記憶と未来への継承について考える。 |
8/6(火)
NHK 総合 前8:00~8:35
「広島平和記念式典」
今年4月に原爆資料館の本館が大幅にリニューアルされ、外国人来館者数も過去最多を更新した。核兵器のない世界の実現を願う被爆者や市民の願いは着実な歩みを進めている。しかし、その反面、世界情勢には、困難な課題が立ちはだかっている。被爆地ヒロシマの願いを未来にどう伝えていったらいいのか。被爆74年の平和記念式典の様子を生中継で伝える。 |
NHK 総合 後10:00~10:50
NHKスペシャル「被爆者たちの”ラストメッセージ”
~生まれ変わる 広島原爆資料館~」
「これほど被爆者の思いが形になった資料館は、かつてない。見る者にも覚悟を求める史上最も恐ろしい展示になった。」被爆者代表として展示の構想に携わった坪井直さんの言葉である。「資料館そのものが私たちの”遺品”となる」と、被爆者たちが表現する過去最大のリニューアルをした資料館。番組では、更新された展示物に秘められたエピソードや証言、リニューアルの経過を記した未公開資料などにより、被爆者・遺族が原爆資料館に託した”ラストメッセージ”に迫る。 |
8/7(水) NHK BSプレミアム 後9:00~10:00
ドラマ「甲子園とオバーと爆弾なべ」
戦後の沖縄がひとつになって夢を見た1日がある。1990年夏の甲子園決勝。沖縄水産VS天理の試合だ。沖縄からの初めての決勝進出とあって、沖縄中がテレビ中継にかじりついた。道路から車が消え、お店は開店休業。試合は、惜しくも1対0で沖縄水産は涙をのんだ。ドラマは、勝ち上がっていく沖縄水産を、戦中・戦後を必死に生き抜いてきた自らの人生と重ね合わせて応援するオジーとオバーを中心に描く。那覇の市場を舞台に人々の物語が展開される。 |
8/8(木) NHK BS1 後9:00~9:50
BS1スペシャル「アニメーションで伝える ヒバクシャからの手紙 2019」
NHKヒロシマ放送局では、被爆者の方々から体験談を募集した。2200通を超える手記から選んだ3つのエピソードを、5~10分の短編アニメーションにして紹介する。8月6日の悲惨な体験だけではなく、被爆前の家族との楽しい日々、今と変わらない恋や友情などのエピソードを描き出すことで、失われた日々の大切さを伝える。 |
NHK総合 後10:00~11:13
特集ドラマ「マンゴーの樹の下で」
4日に放映するドキュメンタリーとコラボした作品。米軍の猛攻により、マニラ湾を出港する船は全て撃沈され、帰国の道を閉ざされた6000名の女性たちはルソン島を北に向かうが、多くはその途中で命を落とした。生き残った女性たちが書き残した戦争体験をもとにドラマ化した。 |
8/9(金) NHK 総合 前10:50~11:45
「長崎平和祈念式典」
被爆者の高齢化が進み、長崎での核廃絶運動の中心となってきた方々が、相次いで亡くなられている。こうした中、被爆の記憶を、どう継承していくかが、被爆地長崎でも大きな課題となっている。被爆から74年となる長崎から発信されるメッセージを中継で伝える。 |
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