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2019年7月23日 (火)

審議しない、やりたい放題の安倍政権が続くのか (>_<)

 参院選の選挙結果は与党が過半数を大きく上回った。ただ救いはといえば、改憲の3分の2に僅かだが届かなかったことだ。新聞一面に大きく出た安倍首相の満面の笑顔。ああ、またこの政権が続くのかと思うとうんざりした。

 選挙中「審議をしない野党」と叫び続けたが、安倍氏が言うのは憲法改正についてであって、本当はその言葉はブーメランとして彼に返ってくるものなのだ。

 選挙前の国会では野党が要求しても予算委員会を開くのを拒否した。その前にも臨時国会開催を要求されても拒否をした。あの森友・加計問題では様々な疑惑が出たにも拘らずのらりくらりと逃げ回った。改ざん問題、統計問題、年金2千万円不足問題・・・・国会審議をしなかった問題は山ほどあるのだ。また、数に頼んでそうした国会が続くのか、それを見せつけられるのかと思うとうんざりなのだ。

 トランプ米大統領にべったりで、国賓としてきたときは最高のおもてなしをしたのに、日米貿易交渉についてトランプ氏は安倍首相に選挙後を楽しみにしていると下駄を預けた。サミットの後に北朝鮮の金正恩主席と会うことを安倍首相には知らされていなかった。トランプ氏との関係はうわべだけのものなのだ。トランプ氏はアメリカファーストだからディールが大事なのだ。総額4兆円にもなる新型戦闘機の購入も向こうに利益をあたえただけである。

 今度の選挙前には、例によっていくつかの週刊誌は自民党は大敗するという記事を載せた。選挙の前にあるいつものことだ。こういう記事を書く週刊誌は、自民危ないと危機感を煽って選挙民を動かそうという忖度記事なのだ。蓋を開けてみれば自民党の勝利であった。

 ところで自民党の勝利であるが、野党が分立して、いくら野党統一候補を立てたと言っても与党に対抗する勢力という印象を与えきれなかったことがある。確かに沖縄、新潟、岩手、大分など10区では力を発揮できた。そこに一縷の希望の光を見出さないことはない。せめてあと10区ぐらいを取る力が欲しかった。

 投票率が戦後最低の次という低さであったこと。僅か48.8%という投票率では何とも情けない。これまでも各種選挙で投票率の低さが指摘されてきたが、ここまでくれば最悪といってよいだろう。投票に行くのが面倒だとか、どうせ1票を入れても変わらないとか、なるようになれなどと考える人が増えているのだろう。そうさせている原因は今の政治にもあると思うのだ。投票率の低いことが自民党を利しているのではないか。

 メディアが選挙よりも、どうでもよい芸人の闇ビジネス問題とかスキャンダルを熱心に報道し、政治への関心を削いでいる状況がある。昔評論家の大宅壮一氏が「テレビは一億総白痴化する」と名言を残したがその通りになった。

 若者が自民党へ入れた割合が上昇したことも幸いしている。若者の保守化なのか、何なのか。若者が今の政治のいわば一番の犠牲者であるにもかかわらず、現状のままでよいとする若者が増えているようだ。あの香港の若者の熱にあふれた行動を見るとき、我々60年安保世代から見ると日本の若者の大きな変質を感じずにはいられない。世界で日本だけがおとなしいのだ。米国でも銃規制を求めて高校生らが大運動を展開した。フランスではやはり大きなデモや集会があった。韓国や台湾でもいざというときは立ち上がっている。日本人も政治に関心を持つべきだとつくづく思うこの頃である。

 

 

 

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