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2019年7月27日 (土)

芸能人はもっと政治的発言をすべきだ

 24日の朝日新聞「文化・芸能欄」に「芸能人 政治的発言はNG?]という記事があった。リードには「仕事を干されるかもしれない。そんな不安と隣合わせで政治への発言を続ける俳優がいる。一方で、体制に従順な政治的振る舞いは抵抗なく社会に受け入れられる土壌もある。この差は一体何か――『芸能人と政治』について考えた」と書いてあった。

 この記事に取り上げられている古館寛治さんという俳優は、選挙期間中、現政権への非難も含め、政治に関する投稿をツイッターで連日発信し、話題を呼んだという。私はツイッターをやらないので知らなかったが、いいことだと思った。

 芸能人で政治的発言をしたことで知られているのは俳優の石田純一さんで、2015年に安全保障関連法案の議論が起きたとき、国会前の抗議デモに参加した。石田さんは後日テレビ局の知人たちから「政治的発言は控えた方がいい。テレビで使いにくくなるから」と助言されたそうだ。

 先の古館さんも「俳優の分際で」と非難されたが、「仕事を干される覚悟でやっている」と話している。芸能人は個人営業者で仕事のオファーがあって稼げるわけで、無くなれば稼ぐ手段を他に探さなければならない。石田さんのように有名で蓄えのあるだろうと思われる人はよいが、そうでなければ危ないことには近寄らないのは理解できる。

 私は漫才、コント、落語などのお笑いが好きだが、政治や社会問題を取り上げているのは知る限りでは「ニュースペーパー」ぐらいだ。でも、テレビに出ることは少ないので見ることは稀だ。本当は政治や社会を風刺するネタを演じた方が観客に受けるのだが、あえてどうでもよい個人的なネタで笑いを取ろうとするから面白くないのだ。

 誰かが言っていたが、米国ではコントなどで社会や政治を風刺するのは普通のことだそうだ。フランスでも政治風刺でバカ受けしたグループがあるという話を聞いたことがある。

 日本は中国と違って、政治や社会を風刺しても抹消されることはないはずだが、実際は、金を出すテレビのスポンサーのご機嫌を損なわないように「忖度」しているのだ。

 記事は、一方で、4月以降安倍政権と芸能人の距離が接近する出来事が相次いだとして、4月20日の吉本新喜劇への首相の出演やTOKIOと首相との会食など5点をあげている。

 記事は、「具体的な政治メッセージは含まれないが、こうした行為は、当人の意識のいかんに関わらず、政権を容認して維持する方向に仕向ける点で極めて政治的だ」と指摘している。そしてこうも述べている。「具体的な政治トピックを語ることだけを「政治的」として切り分け、それ以外を非政治とみなす――。それこそが実はきわめて政治的判断だ」と。

 私もそう思うが、この程度の記事でも2,3の週刊誌や新聞やネトウヨから「朝日攻撃」をされるだろうね。

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