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2019年6月 2日 (日)

AIが認知症診断をサポートする

  22日放送のNHK「超AI入門」は大腸ガンと認知症についてAIを使って診断する研究を扱っていた。大腸ガンでは98%の確かさで人間より確実性が高いところまできているという。

 面白かったのは、認知症を見つける研究である。下の写真にあるように、2つの文章を示してどちらが認知症かを判定させるのだ。答えを見る前に自分でも判定してみてほしい。ゲストの原田まりるさんも私も同じように間違えてしまった。

 これらの文章は実際に人に問診をしてそれを記録したものである。元のものはもっと文章がたくさんある。テキスト1は認知症の患者への問診で、テキスト2は普通の人への問診である。テキスト2の方が答え方がとんでいたりしておかしいと感じるのだがAIはそうではなかった。テキスト1を認知症の可能性が高いと判定したのだ。

 認知症の人は、

  ・指示代名詞(あれ、それなど)が増える

  ・同じ内容を反復する

  ・話題の広がりが少ない

 などの特徴があるという。私の経験でもそう感じていた。認知症の友人の話は同じことを何回も話すことや話題の広がりがないのだ。

  研究では文を単語に分けて、どんな単語(名刺、助詞、指示代名詞、動詞、など)で構成されているか解析し、それぞれを数値化、ベクトルとして表すということをしているようだが難しくて理解できない。

 高齢者の運転免許更新では認知症をあぶり出すテストが行われるが、そのうちAIを使って簡単に早く見つけることができるようになるかもしれないと思った。

 

 

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