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2019年6月20日 (木)

凄い民主主義のパワー、香港200万人超のデモ

 16日に香港中心部であった、刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡すことを可能にする香港政府の「逃亡犯条例」改正案に反対するデモ行進は、NHKのニュースでは200数万人(主催者発表)であったという。デモは夜になっても続々と人が集まって通りを埋め尽くし、深夜まで続いたという。天安門事件の時の抗議デモをはるかに上回り過去最大であった。

 香港政府は15日、改正に向けた手続きを無期限で延期すると発表したが、改正案自体は撤回しないと言ったので反発を招いたのだ。それで恐ろしいほどの人数が参加するデモになった。香港政府林鄭行政長官は16日夜、「香港社会に大きな対立をもたらしてしまった。市民に謝罪する」とコメントを出した。

 香港では2014年の民主化要求の「雨傘運動」があった。残念ながら挫折したが、それでも日本では考えられない凄いデモだと思った。今回は4人に1人とも言われるデモで香港市民の行動力に感服した。

 17日のネットニュースで知ったのだが、大通りを埋め尽くしたデモが、救急車に道をあけたのだ。その様子の動画が投稿されたのを見たが、本当に感動的であった。あれだけの群衆が整然と行動している姿が素晴らしい。デモはそうあるべきという見本だ。

  フランスでも、隣の韓国でもデモや集会で意思表示する規模は非常に大きい。その力を政府は無視できないくらいだ。一方日本では1960年ごろの安保闘争の頃は学生や労働者が大きなデモや集会をしたが、高度成長と共にだんだんと政治的無関心が広がり、今では安保法制や戦争をできる国にする閣議決定や、共謀罪法などや、森友・加計学園問題、改ざん問題など、反対したり糾弾すべき問題が次々にあったのに、大きくても数万人規模のデモ・集会でしかなかった。

 民主主義の基本は投票だけでなく、政治的問題に関心を持ち、意思表示をしたり、行動することが大事である。ところが今の日本では投票行動さえ起こさない人が増えている。だから安倍政権のやりたい放題を許しているのだ。

 香港のデモに刺激を受けるといいと思うのだがそういう気配は感じられないのが残念でならない。

 

 

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