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2019年6月

2019年6月30日 (日)

良寛の詩「余生」

 我が家の近くにCafe VitaというCafeがあったとき、毎週日曜日に「モーニングサービス」を食べに行っていた。仕切りが6つついた白い皿に6種類のおかずがついて、パンとコーヒーとこだわりのゆで卵もついて550円であった。コーヒーのお替りはじゆうであった。

 そのCafeにいつもモーニングを食べにくる常連が自然にできた。みな高齢者であった。自然にテーブルを囲むようになり、談笑しながらモーニングのひと時を楽しんでいた。一度テレビの取材があり放映されたことがあった。

 そのCafeは2年ぐらい前にやめてしまったので非常に残念であった。常連の内GさんとMさんとYさんは別のCafeでモーニングを食べるようになった。それで私も時々呼んでもらい参加している。

 先日、Gさんだデイサービスにカラオケがあると言ったので、「カラオケをやるの?」と尋ねたら、「私はやらない。私は詩吟をやる」と言った。詳しく聞いて驚いた。85歳のGさんは詩吟を長いやっていて師範の免許を持っているというのだ。

 そしてGさんはパス入れを出して、「いつもここに良寛の『余生』という詩を入れて持っている」と言って、見せてくれた。小さな紙切れに詩が書いてあって、吟ずるときの符牒が入っていた。その詩を小さな声で吟じてくれた。良寛の心境を表したとてもよい詩であった。私はスマホのカメラに収めた。

           余 生        良寛

        雨晴れ 雲晴れて 気もまた晴れる

        心清ければ 偏界 物 皆清し

        身を捨て 世を捨て 閑人となり

        初めて月と花とに 余生を送る

 良寛は47歳より新潟出雲崎の五合庵に住み、質素で無欲の自由人として過ごした。お椀1個と錫杖で托鉢をし、子どもたちと日が暮れるのを忘れて遊ぶこともあったようだ。

 この里に 手毬つきつつ 子どもらと 遊ぶ春日は暮れずともよし

 悟りの境地にあったことをうかがわせる。良寛がもし今の世の中を見たらどう思うであろうか。

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2019年6月29日 (土)

トランプ米大統領の日米安全保障条約廃棄言及について

  新聞やテレビによると、トランプ大統領は親しい人との会話の中で、日米安全保障条約は不平等だとして、破棄する可能性について言及したという。

 日本が他国から攻撃を受けると米国が防衛義務を負うのに、日本には米国を防衛する必要がないことを「一方的」などと批判したというのだ。

  戦後73年以上も経って、独立国日本に米軍基地を置いて、日米地位協定に基づいて、日本に多額の金を出させて基地を維持している。米軍の家族まで養ってやっているのだ。

  基地を置いている以上は、日本を防衛するのは当然ではないか。日米安全保障条約は、日本から見ると不平等条約だと言われる。

  沖縄にしろ、横田基地にしろ、三沢基地にしろ、岩国基地にしろ、米国は治外法権で守られている。横田基地があるために羽田を離陸した航空機は大きく迂回して飛ばなければならないければならない。

  特に沖縄は領土の4割ほどを米軍基地にとられている。そのために沖縄県民の苦労は耐え難く忍び難いものになっている。

  明治時代に欧米の国との不平等条約の解消に向けて長い間非常に苦労したことがある。安保条約はそれ以来の平等条約だと思う。それが60年以上も続いているのだ。

  トランプ大統領が破棄すると言うのなら、それに乗っかって破棄したらどうか。  

  トランプ氏はまた、沖縄基地について、米軍基地の1部返還は「土地の収奪」として、日本側に金銭補償を求める考えを示したともいう。

  米軍普天間飛行場の土地は、約100億ドルの価値があると発言したという。  

  沖縄の基地は戦争で勝った後、アメリカが勝手に土地を取り上げて、基地を作り、事実上の占領状態にしてしまったのだ。盗人猛々しいとはこのことである。

  安保条約は無条件で破棄し、基地をそっくり日本に無条件で返すべきである。

  

  

 

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2019年6月28日 (金)

金持ちは食べなくて、貧乏人がよく食べる食べ物ってナーンダ?

  LINEをやっていたら、お勧め記事というのが飛び込んできた。タイトルは「お金持ちは「お金持ちは食べない!?貧乏な人ほど好む食べ物」で、興味をそそったので読んでみた。
 

 私は年金生活で、現役の時も生活ができる程度の給料であった。金があるといいと思うことはあったが、金持ちになろうとは思わなかった。第一自分の仕事から考えて金には縁がないと知っていた。 この記事のタイトルで金持ちと貧乏人とでは食への興味が違うように書いてることに惹かれたのであった。

 金持ちの研究が進んでいて、科学が進歩したおかげで、お金持ちの共通点が数多く発見されているという。一番は「金持ち体質は自制心が強い!」という発見でだという。

 スタンフォード大学の心理学者、ウォルター・ミシェルが行った研究によると、「長期的な視点で考える人」と「将来のために今を我慢する、自制心を持った人」が、お金持ちになりやすいことが分かったというのだ。ということはトランプ氏もそういう資質をもっていたのだろうか?彼の場合は例外のような気がする。
 

  お金持ち研究の範囲は、彼らの食生活にも広がり、研究の結果、お金持ちの食生活に共通点がある可能性が浮かび上がったそうだ。トロント大学の研究によると、ファストフードの近所に住む人ほど、貯金額が低いのだそうだ。その理由は、ファストフードが安くて美味しすぎるからだと考えられているという。
 
  記事は言う。「ファストフードには最先端の科学が詰め込まれています。『世界一美味しい』と言っても過言ではないのです。しかし、美味し過ぎるがゆえ、脳の暴走をも引き起こします。その結果、欲求をコントロールできなくなる(=自制心を失う)のです。」

 世界一美味しいなどと言うことはないが、金持ちはいくらでも一流シェフが作った料理を食べることができるが、貧乏人は安くて美味しいと思う食べ物しか食べられない。ファストフードに手を出さざるを得ないのだ。
 

 「ファストフードを頻繁に食べる」→「自制心が下がる」→「貧乏になりやすい」といわれてもどうしようもないのだ。

 アメリカはファストフードの発祥の地だと思うが、アメリカ人はマクドナルドやケンタッキーなどのファストフードが大好きだ。しかも、ボリュームが大きい。日本でも大きなハンバーガーが売られるようになった。 アメリカやカナダに行くと、ものすごく太った人が多い。ファストフードの食べ過ぎなのだろう。
 

 ところでトランプ氏は金持ちなのにファストフードが好きだと言われている。スポーツ選手を食事に招いたときファストフードを用意したという話を読んだことがある。
 

  私はマクドナルドなどはほとんど買ったことがない。アメリカに行った時も買わなかった。美味しいとは思わないのだ。でも金には縁がないのはなぜ?

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2019年6月27日 (木)

「直葬」が増えて、弔いの形が変ってきたという

  Yahooニュースを見ていたら、「増える”直葬”変わる弔いの形」という記事があった。「直葬」は身寄りのない人が亡くなった場合、公的機関などで直接火葬場に運ぶことだと思っていたら違っていた。
  

 直葬は、通夜や告別式などの儀式を行わない、火葬のみの葬儀形式である。法律で死後24時間以内の火葬、埋葬は禁じられているため、それまで遺体は自宅や病院などに安置する必要がある。それで、近親者が故人の顔を見ながらお別れすることも、納棺に立ち会って送り出すこともできるというのだ。身内だけで通夜や告別式を営む家族葬よりさらにシンプルな形だそうだ。
 

 火葬までの最低24時間の猶予の時間にお別れができるのだ。それを知らなかった。だから以前に葬儀についてblogで取り上げたとき、自分は「家族葬」でやってもらうと書いた。その必要がない訳だ。
 

 記事は次のように書いている。「2017年に公正取引委員会が発表した『葬儀の取引に関する実態調査報告書』によれば、葬儀の種類別での年間取扱件数で『増加傾向』にある葬儀の種類を葬儀業者に尋ねたところ、直葬は26.2%と家族葬(51.1%)に次いで高い数値となった。また、葬祭の業界団体が設立した冠婚葬祭総合研究所のアンケート調査で、世代別の消費者に直葬の意向を尋ねたところ、800人ほどの団塊世代(65〜69歳、2016年)では『自分の葬儀は直葬でいい』と答えた人は、『そう思う』『ややそう思う』が53%と半数以上を占めた。直葬は広がりつつあることが見てとれる。」

 日本消費者協会の2016年の調査によると、葬儀一式や通夜での飲食接待費、寺院への布施などを総合した費用は、平均195.7万円だという。

 直葬は通常の告別式や葬儀と比べて費用も安い。ある葬儀場は「火葬のみの直葬」(12万8000円)だ。直葬の費用には、棺代のほかに、搬送車(50キロまで)の利用料、安置所(2泊3日)の利用料、火葬場への搬送料、火葬料、骨壺代が含まれている。僧侶の読経や戒名も、別料金のオプションでつけられる。その他に香典返しや参列者に食事を提供する通夜振る舞いなどを省くこともできる。
 

 記事によると、直葬が増える背景について、現代のお葬式事情に詳しいシニア生活文化研究所所長の小谷みどりさんは「死亡年齢の上昇が与えたインパクトは大きい」と分析している。

 「これまでのお葬式は、見栄と世間体で成り立っていました。だから、子どもが59歳のときに親が亡くなると、葬儀は最も盛大になります。もし大手企業の役員や部長の地位に就いていたらなおさらです。ところが現在は、子どもが現役を退いたあとで親が亡くなるケースが増えています」
 

 厚生労働省の「人口動態統計」によると、2000年には80歳を超えて死亡する人の割合は44%だった。それが2017年には64%に上昇し、さらに90歳以上で亡くなる人の割合も27%に達しているという。たしかに新聞の訃報を見ていても昔と違って高齢で亡くなる人が多い。盛大に葬儀を営んで見栄を張る必要もないわけだ。 
 

 先の小谷さんは「地域社会の希薄化や核家族化の進展も直葬が受け入れられる背景だ」と指摘している。その通りだと思う。地域とも関係が薄いから町内の回覧板で死亡したことを告知するだけである。我が町内ではそれで済んでいる。
 

 この記事を見て「直葬」についての見方が変わった。自分や妻の場合もよく考えておかなければと思う。なお、「直葬」を生前に予約して置くことができるところもあるそうだ。世の中は急速に変わってきた。

 

 

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2019年6月26日 (水)

久しぶりに「御真影」という言葉を見た

 23日の朝日新聞朝刊に「戦火の沖縄 いのちより『天皇の分身』という記事があった。リードの部分は、太平洋戦争末期の沖縄戦で、天皇を筆頭にした皇族の写真「御真影」を戦火から守るための部隊があった。「御真影奉護隊」。山中には今も御真影を隠した号が残り、子どもたちの命より「天皇の分身」を優先した時代を伝えている。23日、沖縄は令和最初の「慰霊の日」を迎える。と記事は書いている。

 「御真影」という言葉をおそらく73年ぶりに目にしたと思うのだが、私の脳裏には記憶されていて直ぐにこの言葉が出てきた。それほど強烈に記憶された言葉なのだ。

 記事は、御真影は戦前、文部省から教育勅語とともに全国のほとんどの学校に配された。「奉安殿」と呼ばれる建物に収められ、児童は前を通りだけで深々と敬礼をしなければならなかったと書いている。

 「奉安殿」も鮮やかに脳裏に浮かぶ。小学校の正門を入ったところにコンクリートの建物があり、頑丈な扉がついていた。職員室の前にあったが、私たちはその前を通らないようにしていた。ものすごく畏れ多いという気持ちであった。

 講堂で式がある度に、教頭先生が勅語を黒塗りの盆に入れて恭しく捧げて運んできた。私たちは全員頭を下げて下を向いていなければならなかった。講堂の舞台の正面には御真影を飾る場所があって、式のときに御簾を開けていた。

 その前で校長先生が重々しく教育勅語を奉読するのであった。「朕想うに我が皇祖皇祖・・・・」と。紀元節、天長節など祭日には必ず聞かされたのであった。

 記事によると、文部洋画1943年に通達した「学校防空指針」では、空襲の際に教師がとるべき行動は、第一に「御真影、勅語謄本、詔書謄本ノ奉護」、第二が「学生生徒及び児童ノ保護」とされた。

 沖縄では44年10月に大規模な空襲を受け、本島の学校の御真影を集めて守る方針を決定。校長や教師ら9人による「奉護隊」をつくったのだ。

 文部省が学生生徒及び児童の命より天皇・皇后の写真を守ることを優先せよと命じたのだ。たかが写真でいくらでも複製できるのに現人神とされた天皇の写真が大切だとされたのであった。

 今から思うと実に馬鹿げたことであったが、戦前は軍の力が強くなり軍国主義国家と変わっていく中で、批判する者はすべてアカだと抹殺され、メディアも従ってしまったのだ。

 憲法改正をめぐって大日本帝国憲法を懐かしみ、回顧する動きが盛んだが、少しずつ少しずつ巧みに変えようとしていることに注意を払わなければならない。ノーモア・ヒロシマという言葉があるが、ノーモア・軍国主義だ。

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2019年6月25日 (火)

おいしい梅ジュースをつくった

 スーパーの野菜売り場に行くと青い梅や黄色くなった梅を売っている。先日妹が梅をたくさんくれ、梅ジュースの作り方を教えてくれた。妻が早速教えてもらったやり方で梅ジュースを作った。

 夜に作って、次の日の昼ごろ飲んだがとてもおいしかった。初めてなので水で薄めてメープルシロップを加えて飲んだらよかった。妻は蜂蜜を加えたらよかったの言っていた。

 次の日は炭酸の入った河内晩柑ジュースで割ったらこれもおいしかった。その次の日はキリンレモンで割って見たらやはりよかった。だんだんと薄める割合も分かってきた。梅の実は柔らかくなっているのでそれも一緒に美味しく食べた。

 この梅ジュースの作り方は、非常に簡単である。大きな鍋に、梅と氷砂糖を入れ、水をひたひたに入れる。蓋をして沸騰させ、1分ぐらいしたら火を止めて、そのまま置いておくだけである。氷砂糖は妻が適当に入れたといったので、分量は分からない。

 次の日英会話教室があり、Sさんが梅ジュースを作ったと話した。Sさんのやり方は、梅を一晩冷凍室に入れて置いてそれを瓶に入れ、氷砂糖をのせ、梅を入れ、氷砂糖をのせ・・・・というようにして、1週間ぐらい置いておくのだと言った。梅の汁が出るのを待つのだろう。

 Tさんは酢と梅と氷砂糖を1:1:1の割合でガラス瓶に入れて作ると言っていた。Hさんは違うやり方を説明したが忘れてしまった。私は上に書いたやり方を説明した。

 結局、一番簡単なのは我が家でやったやりかたのようだ。よかったら試してもらうとよいと思う。我が家ではこれまで梅酒はよく作ったが、ジュースは初めてであった。梅酒はアルコールが入るので保存がきき、我が家にはビンテージの梅酒もあった。でも、妻のようなアルコールが駄目な者には向かない。その点ジュースは誰でも飲めるが、長く保存はできない。

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2019年6月24日 (月)

財政制度等審議会の「忖度」はひどい

 朝日新聞21日朝刊の1面トップ記事は、財政制度等審議会が、麻生財務相に提出した建議で、原案にあった「将来の年金給付水準の低下が見込まれる」「自助努力を促すことが重要」との文言が削除されていたことがわかったというものであった。「起草委員」が作成した原案にはあったのが「建議」では削られていたというのだ。

 年金を巡っては、金融庁の審議会が「老後の生活費が2000万円不足する」などとした報告書をまとめたが、麻生金融担当相(兼務)が受け取りを拒否したがかりだ。

 財政制度等審議会建議の削除は安部政権への「忖度」ではないと否定した。削った理由は、5年に一度、年金の見通しを点検する厚生労働省の今年の「年金財政検証」が、まだ公表されていないからだという。

 しかし、この「年金財政検証」はすでにできているが、わざと公表を遅らせていると言われる。参議院選挙が目の前に迫ってきたので、選挙に不利になる材料は全て隠そうとしているのだ。

 安倍政権は以前に年金問題で参院選で大敗したことがあるので、何とかして争点になるのを防ごうと必死なのだろう。野党はこの年金問題を前面に掲げ、消費税増税と2本柱として徹底的に闘ってほしい。

 ネットでは誰かが憲法や原発は後に回してこの2点で闘えば自民・公明を大敗させることができると言っていた。誰にでも関心が深く、よく分かる争点である。 年金は2000万円どころか3割の低所得層には3000万円以上不足するという試算も報道されている。また将来の年金給付問題への不安もあるのだ。

 年金+消費税は与党のアキレスけんと言ってよい。アキレスけんをぶった切って欲しい。

 

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2019年6月23日 (日)

仏典に性差別があるのを知らなかった

 18日火曜日の朝日新聞「仏典の性差別をどうする」という記事があった。リードには、「#MeToo運動や入試における女性差別の表面化を機に、ジェンダー平等の意識が改めて高まるなか、佛教界でも差別との向き合い方が問われている。受け継がれてきた経典には、現代の目で見ると差別的な記述がある。(1部省略)」と書いてある。

 真宗大谷派東本願寺が開いた企画展「経典の中で語られた差別」で、世界人権問題研究センターの嘱託研究員、源淳子さんが準備した女性差別に関するパネルが、同派の意向で展示されなかったという。

 そのパネルは、女性は修行しても仏になれないとする「女人五障」、女性は親、夫、子に従うべきだとする「三従(しょう)」の教えのほか、女性は男性に生まれ変わって成仏できる「変性男子(へんじょうなんし)」思想を紹介するものであったという。源さんは公開質問状を出して外された理由をただしたそうだ。

 真宗大谷派が女性差別の仏典を真正面から取り上げず、隠そうとしたようだ。私はこの部分を読んで、佛教にそういう女性差別の考えがあることを初めて知って驚いた。また、これまで放置されてきたことにも驚いた。

 Wikipediaには、「三従」について「龍樹菩薩の大論九十九巻では、女人の三従さんじゅうについて、幼則おさなきときは父母に従い、少則わかきときは夫に従い、老則おいたるときは子に従うとし、属するところなきは悪名を受けるとした。これは仏教特有のものでなく、儒教書のひとつ『礼記』及び『儀礼』にもみえる。 」としている。私の子どものころは、一般に言われていたが、儒教から来たものだと思っていた。仏教経典にもあるということは儒教の影響を受けたのではないか。

 「五障」とは、「五障(ごしょう)とは、ブッダ入滅後かなり後代になって、一部の仏教宗派に取り入れられた考えで、女性が持つとされた五つの障害のことである。「女人五障」ともいう。女性は梵天王帝釈天魔王転輪聖王仏陀になることができない、という説である。 」と説明している。

 釈迦は「仏陀」になることは説いたが、梵天王、帝釈天、魔王、転輪聖王などについては説いていない。これらはヒンズー教の影響で誰から取り入れたものだと思う。

 釈迦入滅後かなり年月が経ってから経典が作られたというから、釈迦はこのように言われた(如是我聞)というようにして古い経典は書きはじめられるが、釈迦が説いたことそのままでなく、口伝を文書化した人の考えも入ったことは十分に推察できる。

 Wikipediaは更に、「大智度論では、五礙(ごげ)と称す。三従とセットにされ、「五障三従」と称する用例もある。釈迦の言葉ではなく、仏教本来の思想ではない。ヒンドゥー教の影響から出てきた考え方とされる。 」私もこの説明に賛同する。

 そして釈迦は次のように言ったと紹介している。「人にはいろいろの種類がいる。心の曇りの少ないものもあれば、曇りの多いものもあり、賢いものもあれば、愚かなものもある。(中略) また人には男女の区別があるが、しかし人の本性に差異があるのではない。男も女も道を修めれば、然るべき心の道筋を経て悟りに至る(仏陀になる)であろう。

 私が知る限り釈迦は差別をしなかった。誰でも仏陀になれると説いた。それが本当の仏教である。

 この男女平等の時代に、今なお男女差別を温存している仏教は早急にその経典を捨てるべきである。

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2019年6月22日 (土)

旅館やホテルに泊まったら布団をたたまないでという記事

 ネットで「チェックアウトの時は、布団は畳まないで」という記事を見つけた。見出しを見て「エッツ?」と驚いた。何故なら私も友人たちもグループ旅行などで旅館に泊まり、朝起きると必ずきちんと布団を畳むからだ。そうすることがマナーだと思っていたし、第一旅館の客室係に「何とだらしない、マナーのない客だろう」と思われるのが嫌だからだ。おそらくほとんどの人が布団を畳んでいると思われる。
 

 このツイートをしたのは、旅館の清掃係を名乗るTwitterユーザーで、「チェックアウトの時は、布団は畳まないで、そのままで部屋を出てください」と投稿したという。
 

 2日に投稿されたこのツイートは、瞬く間に拡散され、16日現在5万2000件以上のリツイートを記録。「なるほど!知らなかった」「目から鱗でした」「話を聞いて納得しました」など、多くの反響を呼んでいるそうだ。
 

 同じく旅館やホテルで働く人からも、「善意なのは分かるけど、畳まれるとめっちゃ困る」「これは切にお願いしたいです」「旅館だけでなく、ホテルも同じ」など、賛同するコメントが多数寄せられた。
 

 その理由とは、布団に挟まった忘れ物をチェックするため、畳んだ布団を広げなければならないからだ。そして再度、畳み直さなければならないという。
 

 それは知らなかった。思いも及ばなかった。良かれと思ってやっていたことが返って負担をかけることになっていたとは!!
 

 記事は、私たちはなぜ旅館で布団を畳むのだろうか?と理由を探している。多く寄せられた意見が、修学旅行の際、先生に布団を畳むように指導されたという経験だという。「自分で使ったものは自分で片付けましょう」と先生に言われ、キレイに畳まれているかチェックされたという。
 

  私も修学旅行の付き添いをしたことが何度かあるが、子供たちに起きたら布団をきちんと畳んで部屋の隅に積んでおくように指導した覚えがある。
 

 旅館やホテルの人が「布団は畳まなくていいです」とか部屋の机の宿泊案内に書いておいてくれればよかったのだ。どこに泊まってもそういうのは見たことがない。

 これからは旅館やホテルに泊まったら布団はたたまないことにする。

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2019年6月21日 (金)

上級国民がらみの事件が続く

 今回の大阪府吹田市の千里山交番で警官が襲われ、重傷を負い拳銃が奪われた事件。予想より早く容疑者が逮捕されてホッとした。驚いたのは、容疑者が育った家庭である。父親は関西テレビの常務だという。父親はいち早く謝罪の文書を公表したが、最近ネットで流行している言葉でいうと「上級国民」である。容疑者は仕事はしていたが、精神障害2級の手帖を持っているという。家族はきっと人には言えない苦労を抱えていたと思われる。

 似たようなケースで元農林水産事務次官の息子殺害事件があった。これも息子の壮絶な家庭内暴力に苦しんでいて、川崎市で小学校の児童ら20人が殺傷された事件に触れ、“息子があの事件の容疑者のようになるのが怖かった”“周囲に迷惑をかけたくないと思った”と供述していたという。これもそれこそ「上級国民」であった。

 そもそも「上級国民」という言葉ができたのは、池袋の暴走事件である。87歳の元通産省高級官僚で元大手機械メーカーの副社長が人を殺す暴走事故を起こしたのに逮捕されなかったことでネットで批判された時に使われたのだ。

 私が注目したのは、いわゆる「上級国民」と言われる人たちの家庭や本人がらみの事件が続いたことである。偶然とは言え、これらの事件によって、学歴や社会的ステータスや経済的に恵まれたことなど、人が羨む家庭でもいろいろ問題を抱えていることがあることやそれに対応できていないことがあることだ。

 池袋の暴走事件と他のケースは問題の性質は違うから一緒にはできないが、警官襲撃事件と息子殺害事件は、共に息子の行動に手を焼いていたという点で共通の問題がある。

 今、引きこもりやいじめや家庭内暴力などが大きな問題となって新聞、テレビなどでもよく取り上げられたいる。今回の事件では「5080問題」としてクローズアップされている。

 問題のある子どもを抱えていてもそれを人に話したり、誰かに相談したりしずらく、自分で抱え込んで悩んでしまうのだ。特に「上級国民」の場合は世間体もあり隠すことになるのだと思う。

 新聞などでは識者が隠さないで近所や知人などにも明らかにして相談することが大事だとコメントしているが、なかなか難しいことだと思われる。

 こうした問題を「自己責任」だとせず、社会が、政治が、考えて行くことが大切だと思う。

 

 

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2019年6月20日 (木)

凄い民主主義のパワー、香港200万人超のデモ

 16日に香港中心部であった、刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡すことを可能にする香港政府の「逃亡犯条例」改正案に反対するデモ行進は、NHKのニュースでは200数万人(主催者発表)であったという。デモは夜になっても続々と人が集まって通りを埋め尽くし、深夜まで続いたという。天安門事件の時の抗議デモをはるかに上回り過去最大であった。

 香港政府は15日、改正に向けた手続きを無期限で延期すると発表したが、改正案自体は撤回しないと言ったので反発を招いたのだ。それで恐ろしいほどの人数が参加するデモになった。香港政府林鄭行政長官は16日夜、「香港社会に大きな対立をもたらしてしまった。市民に謝罪する」とコメントを出した。

 香港では2014年の民主化要求の「雨傘運動」があった。残念ながら挫折したが、それでも日本では考えられない凄いデモだと思った。今回は4人に1人とも言われるデモで香港市民の行動力に感服した。

 17日のネットニュースで知ったのだが、大通りを埋め尽くしたデモが、救急車に道をあけたのだ。その様子の動画が投稿されたのを見たが、本当に感動的であった。あれだけの群衆が整然と行動している姿が素晴らしい。デモはそうあるべきという見本だ。

  フランスでも、隣の韓国でもデモや集会で意思表示する規模は非常に大きい。その力を政府は無視できないくらいだ。一方日本では1960年ごろの安保闘争の頃は学生や労働者が大きなデモや集会をしたが、高度成長と共にだんだんと政治的無関心が広がり、今では安保法制や戦争をできる国にする閣議決定や、共謀罪法などや、森友・加計学園問題、改ざん問題など、反対したり糾弾すべき問題が次々にあったのに、大きくても数万人規模のデモ・集会でしかなかった。

 民主主義の基本は投票だけでなく、政治的問題に関心を持ち、意思表示をしたり、行動することが大事である。ところが今の日本では投票行動さえ起こさない人が増えている。だから安倍政権のやりたい放題を許しているのだ。

 香港のデモに刺激を受けるといいと思うのだがそういう気配は感じられないのが残念でならない。

 

 

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2019年6月19日 (水)

相変わらず頻繁に届くジャンクメール

  以前にもこのブログで取り上げたことがあるが、ジャンクメールがほぼ毎日のように届く。どうやってアドレスを調べたのか不思議である。

  ● hit 電話ください    zzaa ※残高→ 

 ●vmo-tels@we0ate-a.animal-be このアドレスからは3回も届いている。(当選しました) (母) (認定しました)

                                               なんのことだか訳がわからない。 

  ●ayfy6olp@gnzydwt7.net  ちなつです!LINEのIDはシーcyu.natu222です。

 ●h12a04vc@i.softbank.jp 件名が(早速私からの) お願いなんですがあなたに送金していいですか?もしあなたが困っているなら私も助かります

無償であなたに私の収入を送金して税金対策をしたいのです。
月でおよそ収入の3割程度なので200万~300万前後です。

まずはお礼と信用の意味も込めて昨年1年間の3割、3100万を送金します。
あなたの方で着金確認できたら今後も継続して毎月あなたに送金をしたいのです。

早速お願いして送金しても宜しいですか?

あとから返してとかも絶対に言いませんし、結果私も助かるのであなたに送金したお金は何に使っても自由です。これは約束します

 

 フィルターに引っかかるのもあるのだが、すり抜けてくるのがたくさんある。

   16日の朝日新聞朝刊に、「宅配業者装う SNS注意」と言う記事があった。それによると、宅配業者等を装ってアプリで電話番号乗っ取りQR決済詐欺に利用すると言うのだ。

 被害に遭わないためには

 ●見に覚えがないSMS.メールが届いても、URLはクリックしない。

 ●スマホ向けのウィルス対策ソフトを導入する。

 ●アプリを導入してしまったら、すまほー機内モードにして、削除する。

などと書いてあった。

とにかく開けないことが大切である。インターネット時代は大変厄介なことがいろいろある。桑原桑原。

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2019年6月18日 (火)

あわや自動車に轢かれるところだった

 14日のことであった。八百鮮に行こうと思って自転車で家の近くの道を走って行った。道が交差したところで左折してきた車が私に向かって来た。びっくりして手を振ったり声を上げたが、ドライバーは他の方を見てこちらに気付かなかった。避けることができず正面衝突すると思った。車は寸前で止まった。

 私はドライバーに「よく見て運転しろ」と大声で言ったが、知らん顔して行ってしまった。車は大きな白いワゴン車で車体にはK病院と大きな字で書いてあった。私が向かっていたスーパーの近くの病院だった。きっとデイサービスの利用者を迎えに行くところだったのだろう。

 病院の電話番号を調べてスマホで電話をした。「責任ある人を呼んでください」と言ったら、男の人が出た。でも、何も名乗らずどういうことかと聞いてきた。私は名前を言って「名乗らないのは失礼です」というと「事務課長です」と答えたが、名前は名乗らなかった。普通はどこへ電話をしても会社や役所などは名前を名乗るのにと思った。

 車が交差点で左折して来て正面衝突しそうになり、すんでのところで轢かれそうになったことを説明した。受け答えは事務的であった。あとで電話をすると言ったので電話番号を教えた。

 1時間ほどして電話がかかってきた。運転手が戻って尋ねたら他の方を見ていて気付かなかったことを認めたと言った。運転手は65歳ぐらいだそうだ。こちらはあわや轢かれるというとても怖い思いをしたこと、もし事故になっていたらお互いに大変なことだったと言った。そして厳重に注意して2度とこういうことが起こらないようにしてほしいと言ったら、よく分かったと答えた。

 幸い事故寸前で事なきを得たからよかったが いくら病院の車とはいえ、もし轢かれて大怪我でもしたら無料で治してもらっても割に合わないことだ。最近は高齢ドライバーが事故を起こすことが毎日のようにニュースになっている。気を付けていてもいつ交通事故に巻き込まれるか分からない。

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2019年6月17日 (月)

映画「長いお別れ」を見た

 東京にいる娘が映画「長いお別れ」を見に行ったとメールして来たので、認知症を描いたこの映画のことを知った。調べてみたら名古屋ではミリオン座で屋ていることが分かった。ミリオン座が新しくなったことは知っていたが、正確な場所は知らなかった。見当をつけて伏見駅1番出口に出たのはよかったが、そこからが分からなかった。スマホの頼りない地図を見て行った。

 上映されるホールは3階にあり、9列しかない小さなホールであった。私は9列の中央辺に席を取ったが正解であった。

 映画は二人の小さな女の子が後楽園の遊園地で、山崎努演じる東昌平と出会うところから始まるが、このシーンは最後の方でのシーンを持って来たものだと後で分かった。

 元中学校長を務めた厳格な昌平の家族は松原千恵子演じる妻と2人の娘がいるが、長女の竹内結子演じる今村麻里はアメリカに家族で住んでいる。次女の芙美は最近結婚でさわがせた蒼井優が演じている。芙美は親とは別の所で住んでいる。

 この映画は山崎努が主役だと思ったら、蒼井優のようだ。山崎は70歳で認知症を発症し、次第に悪くなって78歳で亡くなるまでを上手に演じている。ストーリーは70歳から2年ごとに時間が変って行く。つまり2年ごとのエピソードを描いて行くのだ。最初は少し怪しかった言動が、だんだんひどくなっていく。それを妻の曜子や次女の芙美などが温かく支えていく。妻の夫に対する言葉遣いが明治か大正ごろの女性のように非常に丁寧なのに驚かされた。

 高等学校時代の柔道部の主将が亡くなり、芙美に付き添われて通夜に行くが、旧友のことも誰の葬儀かも分からなくなっていた。それでも漢字の知識は衰えていないというような側面もあった。孫から「漢字マスター」だと驚かれるくらいだ。

 長女の麻里はアメリカから年に1度ほど帰って来るが、一人息子は家を出るが学校に行かず、親ともうまくいかない悩みを抱えている。映画は認知症の昌平を家族それぞれが対応していく様子を淡々と描いているが、テーマは認知症の家族を妻や子どもたちがどう支えていくかだと思う。

 最後の方で同窓会に行くはずの昌平が後楽園の遊園地に行ってしまい、そこで出会った女の子たちとメリーゴーランドに乗るシーンがあるが、これが冒頭と結びつくのだ。遊園地に来た時昌平は傘を3本持っているが、その謎が解かれる。昔娘たちが小さい時にお母さんと遊園地に来たが雨に降られた。その時父の昌平が傘を持って迎えに来てくれたのだ。その記憶があって昌平は遊園地に来たのだと母親の曜子が気付くのだった。

 「長いお別れ」というタイトルが変っていると感じていたが、その意味が最後の場面で明かされる。麻里の息子の崇が校長先生に呼ばれたとき、祖父が認知症を7年煩って亡くなったことを話す。すると校長が「長かったね。長い別れだね(LONG GOODBY。認知症のことをLONG GOODBYというのだ」と話すのだ。そこから取った題名であったのだ。認知症では長い間の介護が必要になるから別れまでが長いということなのだ。

 昌平は最後には入院する。そのとき担当医師は人工呼吸をつけるかどうかを家族に決めるように迫る。認知症がひどくなると、最後は誤嚥が多くなり、誤嚥性肺炎を患って苦しむと医者は説明をする。

 私は最後に延命措置で苦しんで死ぬのは嫌だからしっかりしているうちに家族に伝えておくことが大事だと思う。口頭では伝えてあるが文書で残しておくことが大事だと思っているが、まだ書いていない。

 

 

 

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2019年6月16日 (日)

麻生金融担当相の報告書受け取り拒否は卑劣

 新聞のよると、老後の資産形成を呼びかけるねらいで金融庁の審議会がまとめた報告書を、麻生金融担当相が11日、「正式な報告書としては受け取らない」と述べた。報告書「高齢社会における資産形成・管理」は首相の諮問機関「金融審議会」の作業部会が3日にまとめたものだ。

 報告書は、長寿化に伴って、預貯金など経済的な蓄え「資産寿命」も延ばす必要がある、と国民に呼びかける内容。高齢者無職世帯の生活費は「毎月の赤字額は約5万円」とし、年金だけでは生活が難しいので「20年~30年の人生の不足額は1300万円から2千万円」と説明した。

 公表直後の4日の会見では麻生氏も、「100まで生きる前提で自分なりにいろんなことを考えて行かないとダメだ」と述べ、報告書の内容を容認していた。ところが参院選を前にして野党から「年金の『100年安心』はウソだった」などと言われて「政府の政策と全然違うから」と受け取り拒否の説明をしたのである。

 二階堂自民党幹事長は「国民に誤解を与えるだけでなく、むしろ不安を招いておって、大変これを憂慮しております」と述べて参院選への影響を懸念したのだ。

 諮問をしておきながら、参院選に不利だから受け取れないとする政府の態度は姑息である。しかもこの問題について野党が要求する予算委員会を開こうとしない。実に卑怯極まる態度だ。

 そもそも報告書の狙いは、家庭に眠る家計の預貯金を投資に振り向けさせることで、財界や金融機関からの期待が大きかったと言われる。

 私の見たところでは、年金の将来は見通しが暗く、先行き年金で生活できる状態は考えられない。まだ年金を貰っていない世代の人たちは年金に不安を抱いている度合いが強いと思われる。金融広報中央委員会の調査では、高齢者世帯(2人以上世帯で世帯主が60歳代)が持つ金融資産は、500万円未満が1割、持っていないと答えた人が約2割いる。 問題は資産形成を出来るほど余裕のない人たちをどうするかである。

 参院選の争点として与野党ともに解決策を提示して闘って欲しい。

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2019年6月15日 (土)

菅官房長官に「屈服した番記者」という記事

   Yahooニュースを見ていたら、「菅官房長官に屈服する「番記者」  取材の際の「ある儀式」が定着」(選択出版)という記事があった。

  「取材の際のある儀式」とは何だろう?と思って読んでみた。今年四月初旬、新元号「令和」が発表された直後に出た週刊誌に新元号発表の舞台裏に関するもので菅氏の記事が掲載された。赤坂の議員宿舎前での菅氏の発言が詳細に記述してあったのだ。録音してたものをそのまま書き起こしたかなりの量のものだ。

 
 それを読んで、菅氏が激怒、「今後夜回り取材は受けない」と番記者たちに通告したのだという。
 

 それで記者たちは、紙袋の中に全員がICレコーダーと携帯電話を入れて菅氏に見せ、「絶対に録音しない」と頭を下げて、取材再開を願い出たのだ。
 

  それ以降毎回、幹事社が紙袋を回して、そこにレコーダーなどを入れる「儀式」が続いているという。「儀式」とはそのことであったのだ。
 

 某紙ベテラン記者は「そこまで卑屈になることはないのに」と呆れると書いているが、メディアが完全に菅氏に屈服したとこが分かる。官邸の取材をするのに、言いなりになっていいのか。

 記事は「完全な上下関係が固定化すれば、菅氏はますます増長するばかりだ」と書いているが、安倍政権はメディアを屈服させるところまで来たということか。「政府広報機関」であってよいのか。トランプにフェイクと言われても屈しない米国のメディアがあることを知らないのか。メディアの役割は「権力の監視」であることを放棄したのか。国民の真実を知る権利はどうなってしまうのか?

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2019年6月14日 (金)

「いだてん」視聴率が悪いのは面白くないから

 ネットニュースでは「9日夜にNHK総合で放送された大河ドラマ「いだてん」の平均視聴率が、関東地区で6.7%だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった」というニュースがあちこちに見られる。スポーツ新聞だけでなく、日経とか時事とかの堅いメディアも取り上げている。大河ドラマでは記録が残る1994年以降の過去最低を更新したのだ。関西地区ではさらに悪い6.0%だったという。ちなみにこれまでの関東地区での最低視聴率は、4月28日に放送された「いだてん」の7.1%だった。〔共同〕

 私はこれまでに2度NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリンピック噺」が面白くないとblogに書いた。その後も一向に改善されず、とうとう視聴率も最低を更新した。9日に放送された人見絹枝が登場する「いだてん」ももちろん見た。

 最初、志ん生の見合い話から始まった。このドラマは何故か金栗四三と古今亭志ん生が並行で描かれている。接点はビートタケシの志ん生が寄席でMCのような役割と担っていることぐらいだ。

 金栗と女学校の生徒の運動熱についても分かり難い。金栗が前はドイツから持ち帰った槍投げをやろうとしていたのに、いつのまにかテニスに変り、アイドルのような2人を作りだしている。その2人を岡山に連れて行ったことで人見絹枝が登場するのだがこの辺も分かり難い。シマとかシマノ夫の増野、二階堂トクヨなどが出て来るがその役割も理解しにくい。

 以前にも指摘したが、ときどき大声でわめき散らす場面が出るのも耳障りだ。故意にそういう安っぽいドタバタ喜劇のような作り方をしているのだろうがいただけない。ドラマはストーリーや人物の役割などが見ていて理解できないと面白くないのだ。これまでのところ私のような高齢者にはついていけない。

 いだてんを見ているのは若い人と高齢者とどちらが多いのか知らないが、視聴率の悪さは見放されているということだ。東京オリンピックに向けて旗振りをしようとしたNHKも意図は失敗に終わりそうだ。

 

  

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2019年6月13日 (木)

衆議院解散はあるのか、ないのか?

 9日のサンデーモーニングでは、衆議院に新しい緊急性のない法案が提出されるが、それは衆議院解散が出来るようにするためだと言っていた。なぜなら解散は国会の会期中でないとできないので、会期を延長して解散を権を行使できるようにするためだというのだ。

 二階堂幹事長は「解散の大義など一晩でできる」と国民をバカにした発言をした。公明党の山口代表は東海市の街頭演説で会期延長はないと言ったそうだ。会期延長がないのなら多分解散はないということになる。

 10日の朝日新聞デジタルには、「衆参同日選見送りで調整 単独でも与党有利と分析」という記事があった。「安倍晋三首相は夏の参院選を単独で実施し、衆参同日選は見送る方向で与党との最終調整に入る。参院選単独でも与党は有利に戦えると判断。26日までの通常国会は延長しない方針をすでに固めており、参院選は7月4日公示、同月21日投開票となる見通しだ。」というのだ。公明党山口代表が会期延長はないと言ったのも与党だからそういう情勢を把握してのことであろう。

 これまで衆参同日選挙になるのではということでざわついていたがこれで収まるのであろうか?でも、政治の世界は魑魅魍魎である。衆議院解散があるかないかは会期が終わるまで何とも言えない。

 朝日新聞の5月の全国世論調査(電話)で、参院選での比例区の投票先は自民37%、公明党6%に対し、立憲民主党12%、国民民主党3%など、各種調査でも与党優勢の数字が出ているという。野党5党・会派は参議院選へ向けて1人区の調整を行った。安倍内閣の支持率もよいから自信を持って参議院選挙に向かうのだろう。

 この前も書いた様に有権者は絶対多数の安部政権がやった数々の悪政をよく思い出して投票に行く行動をとるべきである。フランスや英国や香港などの市民の行動力が日本にはないのが残念でならない。

 

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2019年6月12日 (水)

「復活 奇跡のしょうゆ」(NHK逆転人生)を見て

 6月3日(月)に放送されたNHKの「逆転人生 『復活』奇跡のしょうゆ」を見た。岩手県陸前高田市は東日本大震災の津波で街が壊滅した。そこに212年前から醤油を造っている八木沢商店という会社があった。工場には受け継がれてきた大切な「もろみ」を入れた大きな木の樽があり、美味しい醤油を製造していた。 津波はその工場を襲い、大事なもろみを海へ奪って行ってしまった。

 河野通洋社長は従業員のためすぐに会社を立て直すことにして、他の会社に委託して製品を作ってもらい販売したが、消費者から以前の味ではないという苦情が来て1万本の製品を災害地に寄付をした。

 第一の奇跡は、もろみが見つかったことであった。震災の直前に釜石の水産技術研究所に4kgのもろみを研究用に預けてあった。研究員の一人が津波で破壊されたがれきを必死に探し、偶然もろみを貯蔵していたロッカーが高いところに打ち上げられていることを見つけたのだ。調べてみるともろみは無事であった。

 そこで新しい醸造工場を建設することにした。銀行は再建資金調達の計画を立ててくれたが、資金は7億9千万円必要であった。しかし、どうしても3千万円不足であった。それで困ってしまった。ところがかつての八木沢商店の醤油を愛用していた人たちから義捐金が届き、その額が4千万円にもなった。第2の奇跡であった。これほど多額の義捐金が寄せられたのはそれほど八木沢商店の醤油が愛されていたということである。義捐金をたして工場を建設することができた。津波から2年余り経っていた。

 2013年3月に保存してあったもろみを新工場のタンクに入れて発酵を待った。ところがもろみを仕込んだタンクでは以前のようなもろみができていなかった。10万トンの原料の中に4kgでは余りにも少なすぎた。

 ある日タンクの蓋を開けて覗くとかすかに発酵している息が聞こえた。厳しい夏を2度過し2014年11月に最初の醤油を絞ることができた。震災後3年8か月経っていた。以後震災前と同じ3万本を売れるようになり奇跡の復活を遂げたのであった。

 奇跡的に工場を再建し醤油を復活させた河野社長は凄いが、200年余りの伝統を引き継ぐ微生物も凄いとしか言いようがない。たった4kgの中の微生物が増殖を続けたのだ。

 この醤油は「奇跡の醤(ひしお)」として売られている。500ml入り瓶が税別で1500円、150ml入り小瓶が500円である。この醤油のことは番組で初めてしったのだが、どんな醤油か知りたくなり買うことにした。

 次の朝一番に0120-326-132に電話をしたが話し中が続きつながらなかった。きっとテレビを見て注文が殺到していたのだろう。それで一般電話に掛けたらつながって注文できた。送料がいるので送料の要らない金額は幾らか尋ねたら、税別1万円だと言った。それで500mlを3本、150mlを11本頼んだら丁度1万円になった。消費税ともで10800円であった。

 週末に届いたので早速味わってみたが香りも味もよいものであった。この醤油は古来のやり方で醸造されたもので健康にもよいと思われる。以下にHPから一部をコピペした。

 天然醸造方式で製造

 天然醸造とはもろみを醗酵、熟成させる期間一切自動で加温させず、自然の機構の気温のみで醗酵させる昔ながらの醸造方式。外気の気温が上昇する夏場を二度経過させることにより醗酵を促す。この方式は震災前の八木澤商店の看板商品だった「生揚醤油」と同じ製法である。二夏越させることにより醗酵、熟成期間が増し、塩かどがとれまろやかな口あたりが良い醤油本来のふくよかな味と香りができる。
 長い期間を熟成させることはより製造コストがかかるが、弊社ではあえて長い期間「櫂入れ」をし、五感を活かし最も良い状態で醤油を搾る。
『奇跡の醤』は成分無調整で搾ったままの醤油を一切調整、調合せず火入れ、充填をしお届けしている。

 ぎょく瓶を使用

 「老舗の味の復活」の表現のため、陶器のようなぎょく瓶を採用。200余年の歴史感と奇跡のストーリーを見た目でも感じられるボトル。昔の日本で醤油の輸出に使用したコンプラ瓶をイメージした。またアフターユースも考慮し、卓上瓶としても繰り返し使えるようにした。

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2019年6月11日 (火)

「なつぞら」視聴率低下?

 NHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」の視聴率が低下しているという。テレビ小説100回記念として力を入れて作られていると思うのだが、初めの内は22%台のこともあったそうだが、最近は20%程度に落ちているようだ。

 戦災孤児の奥原なつが北海道十勝の酪農家柴田家に引き取られて、頑張って高校生まで9年間過した。厳しい草刈正雄の泰樹おじいさん、やさいい松島菜々子のお母さん、藤木直人のお父さんなど温かい家庭で育つ様子がとてもよかった。それに十勝の自然の風景が舞台であった。

 東京に出てきて北海道の生活とガラッと変わってしまい、北海道ロスを感じるようになった。私の場合、独特の雰囲気を出す草刈と優しい松島が出なくなったことがロスになっている。

 「なつ」は東京に出てきたが、兄と会うことができ、希望のアニメ映画の東洋動画会社への就職もできた。でも、東京でのなつは恵まれすぎている。当初はカフェ川村で親切にされ働くことができ、おでん「風車」に兄と住み、山口智子の女将に可愛がられ、東洋動画では仲さんなどに応援されている。少し恵まれすぎている。

 6月10日からはおじいさんの柴田泰樹やお母さんの柴田富士子も出て来ると言われている。北海道と東京を交互に描いて行くのであろうか。そこになつをどう絡ませるかが見どころだと思う。

 東京でのキャラクターとしては、山口智子がいい感じである。もう一人の朝ドラヒロインの貫地谷の麻子がどうなつと関わって行くのかも楽しみである。東洋動画でなつがアニメの作画をして行くことになるのだろうが、アニメ映画がどのように作られるのかが分かるように描かれることを期待している。

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2019年6月10日 (月)

参議院選5野党・会派統一候補と政策を歓迎

 7月に行われる参議院選挙に向けて5野党・会派の統一候補と政策協定ができるかどうか心配していたが、5月29日に党首・代表らが会談し全国32の1人区の内30選挙区で野党統一候補が決まった。また市民連合の「共通政策」にも合意し署名された。

 初めの内は煮え切らない党があることが報じられ、統一候補擁立は難航すると思っていたが、「共通政策」までできてほっとしている。あとは各政党が全力をあげて「悪夢」の安部長期政権に痛烈な打撃を与えることだ。

 大事なことは一人ひとりの有権者が与党・野党の政策をよく検討し、投票に行くことだ。このところどの選挙でも投票率が低下の一途であるが。棄権が多いことが与党を利していることを理解し、事前投票もできることだから、とにかく投票に行くことだ。

 下記の「共通政策」には我々良識ある国民が望んでいることがきちんと取り上げられている。これは画期的なことだと思う。

 市民連合と5野党・会派の「共通政策」

市民連合の要望書
 来る参議院選挙において、以下の政策を掲げ、その実現に努めるよう要望します。

だれもが自分らしく暮らせる明日へ
 

 1 安倍政権が進めようとしている憲法「改定」とりわけ第9条「改定」に反対し、改憲発議そのものをさせないために全力を尽くすこと。

 2 安保法制、共謀罪法など安倍政権が成立させた立憲主義に反する諸法律を廃止すること。

 3 膨張する防衛予算、防衛装備について憲法9条の理念に照らして精査し、国民生活の安全という観点から他の政策の財源に振り向けること。

 4 沖縄県名護市辺野古における新基地建設を直ちに中止し、環境の回復を行うこと。さらに、普天間基地の早期返還を実現し、撤去を進めること。日米 地位協定を改定し、沖縄県民の人権を守ること。また、国の補助金を使った沖縄県下の自治体に対する操作、分断を止めること。

 5 東アジアにおける平和の創出と非核化の推進のために努力し、日朝平壌宣言に基づき北朝鮮との国交正常化、拉致問題解決、核・ミサイル開発阻止に向けた対話を再開すること。

 6 福島第一原発事故の検証や、実効性のある避難計画の策定、地元合意などのないままの原発再稼働を認めず、再生可能エネルギーを中心とした新しいエネルギー政策の確立と地域社会再生により、原発ゼロ実現を目指すこと。

 7 毎月勤労統計調査の虚偽など、行政における情報の操作、捏造(ねつぞう)の全体像を究明するとともに、高度プロフェッショナル制度など虚偽のデータに基づいて作られた法律を廃止すること。

 8 2019年10月に予定されている消費税率引き上げを中止し、所得、資産、法人の各分野における総合的な税制の公平化を図ること。

 9 この国のすべての子ども、若者が、健やかに育ち、学び、働くことを可能とするための保育、教育、雇用に関する予算を飛躍的に拡充すること。

 10 地域間の大きな格差を是正しつつ最低賃金「1500円」を目指し、8時間働けば暮らせる働くルールを実現し、生活を底上げする経済、社会保障政策を確立し、貧困・格差を解消すること。また、これから家族を形成しようとする若い人々が安心して生活できるように公営住宅を拡充すること。

 11 LGBTsに対する差別解消施策、女性に対する雇用差別や賃金格差を撤廃し、選択的夫婦別姓や議員間男女同数化(パリテ)を実現すること。

 12 森友学園・加計学園及び南スーダン日報隠蔽(いんぺい)の疑惑を徹底究明し、透明性が高く公平な行政を確立すること。幹部公務員の人事に対する内閣の関与の仕方を点検し、内閣人事局の在り方を再検討すること。

 13 国民の知る権利を確保するという観点から、報道の自由を徹底するため、放送事業者の監督を総務省から切り離し、独立行政委員会で行う新たな放送法制を構築すること。

 2019年5月29日

 私たちは、以上の政策実現のために、参議院選挙での野党勝利に向けて、各党とともに全力で闘います。

安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合

上記要望を受け止め、参議院選挙勝利に向けて、ともに全力で闘います。

立憲民主党代表 枝野幸男

国民民主党代表 玉木雄一郎

日本共産党委員長 志位和夫

社会民主党党首 又市征治

社会保障を立て直す国民会議代表 野田佳彦

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2019年6月 9日 (日)

大豆たんぱく質で筋力がアップ―NHKガッテン

 大豆と言えば昔から「畑の肉」と言われるほど良質のタンパク源として知られてきた。日本人は昔は肉を食べなかったが筋肉を保つことができたのは大豆製品を食べたからだという。

 大豆は「畔豆」という別名があるように、私が子どもの頃は田んぼの畔によく植えられていたものであった。大豆には根粒菌があって窒素をとることができるので痩せた土地でも栽培できるという有難い植物なのだ。

 5日のNHK「ガッテン」は、その大豆のタンパク質で「筋力がアップ」することを扱っていた。大豆たんぱく質が筋力をアップすることを発見したのは徳島大学での研究である。徳島の実験は、筋萎縮が進む寝たきりの人たちに「大豆タンパク質8g」を30日間摂取してもらうというものであった。その結果、およそ7割の方に筋力の改善傾向がみられたのだ。

 これを元にガッテンでは54人の人で実験をした。8gの大豆たんぱくを2週間食べてもらった。その結果37人の人に筋力アップの効果が見られた。

  背筋力  76.0kg→83.9kg      ジャンプ力  30.2cm→32.4cm  握力  右30.2kg→31.9kg  左29.1kg→30.7kg

 もう一つは家森教授の研究で、「摂取タンパク質のうち25gを大豆タンパク質に変えると心臓病予防!」が分かったのだ。

  家森幸男教授は世界64の国と地域を飛び回り、大豆の持つさらなる力を発見した。家森教授が集めたのは、なんとおよそ17000人分のおしっこ!そのビッグデータから、大豆の摂取量が多い地域ほど心疾患が少ないことが浮かび上がってきたそうだ。

 家森教授の研究では心臓病による死亡率と大豆の摂取に相関関係があることがわかった。このことを根拠のひとつに、米国FDAの「健康強調表示」では、大豆タンパク質25gの摂取が心疾患予防につながる、と明示されている。

 参考:食品に含まれる大豆たんぱく量(  )内の数値

 煎り大豆  20g (8.0g)   煮豆30g(3.9g)  納豆  50g(8.3g)  冷奴絹ごし150g(10.5g) 揚げ出し豆腐木綿150g(10.5g)  

 厚揚げ75g(8.0g)  生湯葉30g(605g)  うの花おから75g(4.6g)  きつねうどん油揚げ30g(7.0g  いなり寿司油揚げ30g(7.0g)  

 みそ汁豆味噌 25g(4.2g)  きな粉20g(7.3g)  豆乳200cc(7.2g)  枝豆50g(5.4g)  醤油2cc(0.2g)

 我々日本人は節分には煎り大豆を食べる習わしがあるが理に適っていることがよくわかる。日本人は大豆をもとにした味噌や豆腐などの食品をいつも食べている。大豆たんぱく質を1日8gで筋力アップ、25gで心疾患予防ができるとは有難いことである。

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2019年6月 8日 (土)

百田尚樹の佐藤浩市へのいちゃもん

 以前にYahooニュースなどで、作家の百田尚樹が俳優の佐藤浩市に「へぼ役者」などとケチをつけた記事があった。その後堀江貴文などが加わって騒ぎが大きくなっていた。ネットニュースで見たときはあまり関心がなかったが、医院に行ったとき週刊新潮5月30日号に詳しく出ていたので読んだ。思っていた通り、百田尚樹がいちゃもんをつけたことが分かった。

 佐藤は映画「いぶき」で総理大臣役をやるときに、「最初は絶対にやりたくないと思いました。いわゆる体制派の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代の役者には残っているんですね。でも、監督やプロデュサーと『僕がやるんだったらこの垂水総理をどういう風にアレンジできるか』という話しあいをしながら引き受けました」と述べた。

 それが反体制の立場を明確にして総理を演じたのはけしからんとされ、総理が漢方ドリンクを持ち歩いていることとか、下痢をすることなどにしたことが、「安倍総理とその病気を揶揄したものだと指摘されたのだという。

 そして百田尚樹は次ように批判したのだ。「三流役者がえらそうに!!なにが僕らの世代では、だ。人殺しの役も、見事に演じ切るのが役者だろうが!とツイートしてなじったのだ。「思想的にかぶれた役者のたわごとを聞いて、下痢する首相に脚本を変更するような監督の映画なんか見る気がしない」と言ったのだ。

 彼は桜井よし子と共に、安倍総理の応援団のトップで、戦前回帰を煽っている右側の論客である。「思想的にかぶれた」という百田の言葉に彼の思想が明確に表現されている。戦前軍国主義が台頭し戦争への道をひた走ったとき、「思想」という言葉は反体制の最も危険なものを表す言葉であった。左翼思想をもつ者は「アカ」と呼ばわれ、特高警察に逮捕された。その辺のことは今放映されている倉本聡の「やすらぎの刻~道」に描写されている。

 百田から見ればアカはとんでもない人間だということなのだ。戦前アカと呼ばれた人たちは真面目ないい人たちであったのだ。ただ戦争に反対するとか人権を主張するとかしたために、レッテルを貼って怖い人間に仕立てたのであった。百田はそれと同じ「思想」を持ち続けているのだ。

 週刊新潮によると脚本家の橋田寿賀子や湯川れい子などが穏やかに反論している。「おしん」の中で橋田は時代と底辺の庶民の生活を描きながら考えさせようとしている。

 芸能人が原発反対や辺野古基地反対などを表明すると、叩かれることが多い。そのためか政治的ととられる発言をする芸能人が日本では少ない。日本の民主主義の弱さを痛感させられる。 

 余談だが、佐藤浩市が三国連太郎の息子とは知らなかった。新潮の記事で初めて知った。

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2019年6月 7日 (金)

花の話題3つ

 5月の終わりごろのことであった。ウオーキングの途中で田辺公園を過ぎたところに白い花が道路一面に落ちでいた。青桐の花だと分かった。拾って見てみるとなかなかきれいな花であった。それで一つを写真に撮って来た。

 椿は花が落ちるので縁起が悪いと武士には嫌われていた。青桐も花が落ちるが桐の家紋に使われている。ウオーキングの途中には黄色い花が落ちているところがあった。青桐は数日間で落ちつくしたが、黄色い花は10日余り落ち続けていた。

 6月に入って、白いユリが山崎川の土手に咲き始めた。ササユリだと思うのだが定かではない。一番早い咲き始めなので、これから他の土手でも咲いて行くだろうシャキッとしたよい花だ。

 先日スーパーに行ったとき、一軒の家の前に豪華なサツキの盆栽を置いてあるのを見つけた。家人がいないようだったので、無断でカメラに収めた。

 我が家にもサツキが咲き始めたがピンク一色である。ところがこれらのサツキは一つの八にいろんな色の花が見られる。どうやって栽培したのか私には分からない。何しろこういうサツキを見たのは生涯で初めてである。

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2019年6月 6日 (木)

NHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」を見て

 6月2日に放送されたNHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」を見た。生と死の選択という重いテーマを、多系統委縮症の二人の女性を対比させることで、安楽死と生について考えさせるドキュメンタリーであった。

 小島ミナさんという51歳の女性が安楽死を望んでいるのを知って、カメラで亡くなるまでを追ったものであった。彼女には年の離れた姉が二人と妹がいて、姉たちが面倒を見ていた。

 多系統委縮症という病気は急速に進行するものらしく、発症を宣告されたのが48歳のときで、3年ほどで自分で動けなくなり、会話はできるがロレツがおかしくなっていた。パソコンを使ってblogを書いたりインターネットを利用していたが、指の動きが不自由になってきた。

 彼女は何度か自殺を試みたが失敗に終わった。病気が進行するとベッドで寝たきりで、人工呼吸や胃瘻などで生きなければならない。そういう状態で生きることを望まなかったのだ。

 彼女はスイスに安楽死を受け入れる団体があることを知り、安楽死について選択肢として考えるようになる。二人の姉は悩みながらも受け入れようとするが、妹は断固反対していた。

 スイスの団体には安楽死の希望者が1700人以上申し込んで来ていて、日本からも8人の希望者がいる。安楽死希望者は増え続けているという。それで早く受け入れてもらえなければ人工呼吸器をつけなければならなくなりスイスへ行けなくなることを恐れていた。

 2018年の11月にスイスから受け入れるという通知が届いた。それで姉二人が付き添ってスイスに行った。

 病院では安楽死の意思が固いかどうか確かめ、2日間の考慮の時間を与え、やめたければやめてよいと言った。その間別の医師が本当に安楽死が必要な病気であるかを調べた。もしダメなら日本に帰されるのだ。

 彼女は必要と認められた。その晩ホテルで最後の晩餐を姉妹で摂り、その夜は夜通し語り明かした。朝が来ると郊外の病院に移された。そこではすぐに誓約書を書かされてベッドに横たわる。腕に点滴がつけられ、点滴開始は自分で操作するのだ。点滴に薬が投入されると30秒で眠りに入り、5分ほどで命が絶えると告げられる。その一部始終は警察に報告するためのビデオに撮られる。

 点滴をつけるときも、スイッチを操作するときも、その後も、穏やかな表情であった。涅槃という言葉がるがそういう悟りの境地にいたのだと思う。二人の姉たちに付き添われてお互いに有難うと感謝の言葉を述べ合い、30秒ほどで眼が閉じた。5分後に医師が死亡を確認した。52歳であった。

 亡骸は日本に持って帰れないので、スイスで灰にされスイスの川に流された。スイスは山国だから川に散骨してもいいのだ。

 NHKのカメラは彼女の了解のもとに、亡くなるまでの様子を収めたのだ。観る者に考えさせられるすぐれた番組であった。安楽死の問題を提起するために録画を承諾した小島ミナさんに感動した。生と死をどう考えるか自問しながら見たが結論はまだ出ていない。

 もう一人の鈴木道代さんも同じ病気で、年齢も50歳でほぼ同年齢である。彼女は母親と娘に身近で世話をしてもらっているが、ベッドの上に寝たきりである。話を聞くことはできるが、自分からは話せないので、YESかNOかを瞼の動きで答える。目をつぶるとYESである。

 そんな状態でも人工呼吸器をつけて生きるという選択をした。家族と一緒にいるの生きる喜びだというのだ。彼女はスイスで安楽死という選択ができることを、知っているのかどうかは不明だが、人工呼吸で生きる道を選んだのだ。

 NHKは同じ病気の人を探して対比して描いたが、カメラに収まることを承諾した鈴木さんも立派だと感心した。お二人のお蔭で多くの人たちが安楽死か生きるかを考える資料を貰うことができたのだ。

 

 

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2019年6月 5日 (水)

花柚子の落果

 我が家にはいつのころからか花柚子の木が1本あtって毎年実をつけていた。3年前にはたくさんの実をつけたので次の年も楽しみにしていたが、ほとんど実がならなかった。そして昨年は2個ほどなっただけであった。

 ところが今年は花がいっぱい咲きクマバチやチョウが飛んで来ていたので実を付けてくれるか楽しみにしていた。でも、残念なことに小さな実がポロポロと落ち始めた。それで拾い集めて写真に撮った。それが下の写真である。

 受精しなかった実が落ちるのだと思って、ネットで調べたら、未授精の実やなりすぎた実が落ちると書いてあった。この頃は蜜蜂を見ないので受精がうまくできなかったのだろうかと思った。

 この調子で落果していくと秋にいったい幾つ実が収穫できるだろう?不安になった。せめて10個でもよいから生き残ってほしいものだ。

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2019年6月 4日 (火)

成田空港で顔認証導入というニュース

 5月29日のNHK「超AI入門」で、顔認証で空港でのゲートを通過の混雑を解消する実験をやっていた。それによると99.7%の正確さで顔認証ができると言っていた。実際に成田空港で実証実験をしているということであった。

 6月1日にネットニュースを見ていたら、テレ朝ニュースが「成田空港で顔パス搭乗手続き 来春に導入へ」と伝えていた。いよいよ実用化されるのかと思った。

 成田空港は、顔認証でパスポートと搭乗券の情報をひも付けて、保安検査場や搭乗ゲートを「顔パス」で通過できる技術を来年春に導入すると発表したというのだ。

 成田空港が導入するのはNECの顔認証技術を使った新しい搭乗手続きである。チェックインの時にパスポートと搭乗券を機械に読み込むと、機械にあるカメラがパスポートの顔写真と搭乗者本人が一致しているのかを確認する。その後の手荷物の預け入れや、保安検査場と搭乗ゲートでの本人確認をカメラによる顔認証で行えるのだ。超AI入門でやっていたのと同じだ。

 この仕組みによって各ゲートでの手続きがスムーズに流れるという。成田空港は、来年春から日本航空全日空の出国手続きで導入していく予定だそうだ。

 アメリカなど外国へ行ったとき、あの9.11以降は搭乗手続きが特に厳しくなり、長い列ができて大変であった。日本でもかなりの時間がかかる。また美術館屋などの施設に入る時も荷物のチェックなどが厳しくなった。荷物のチェックは当然これからも厳しいのであろうが、その他で緩和されるのは有難い。

 しかし、今でもそうだが、あちこちで顔写真とか諮問などをとられ、それがデータとして蓄積されていく。中国ではそのデータで犯罪者を捕まえているとニュースで読んだことがある。

 コンビニなどでの無人化もAIによって実現して来ているようだが、データが悪用されないように法的にも整備されることが大事だ。便利な仕組みは有難いが使い方で怖い面もある。 

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2019年6月 3日 (月)

福島第一原発事故と東京オリンピック

 安倍首相は「福島第一原発事故は完全にコントロールされている」と胸を張って東京オリンピックを招致した。しかし、コントロールされているは真っ赤なウソである。そのことを小出裕章氏の声明は明快に伝えている。

 友人が「People's News」No.1682から抜粋したものを送ってくれたので紹介する。

―― 【声明】
 |  東電福島第一原発事故を忘れさせる目的は許されない
 |  フクシマ(第一原発)事故と東京オリンピック
 └──── 小出裕章(元京都大学原子炉実験所助教)
 

 昨年8月、小出裕章さん(元京都大学原子炉実験所助教)が、「フクシマ事故と東京オリンピック」を発表した。イタリア在住の知人・楠本淳子さんが声明を依頼し、英訳文を世界各国のオリンピック委員会に送る。原子力村の罪深さを余すところなく究明し、「東京五輪返上論の具体的・理論的な決定版」(村田光平・元駐スイス大使)との評価もある。


 同声明の要約を紹介し、声明を発表した小出さんに、込めた思いを綴っていただいた。(文責・People's News編集部)

1.事故原発の現状 2.終わりなき廃炉作業 3.棄民政策と復興政策
4.国威発揚の場としての五輪

1. 事故原発の現状

 福島第一原発事故で、原子炉が熔け落ち、広島原爆の168倍もの放射能が大気中にばらまかれ、海に放出されたものも合わせると、広島原爆約1000発分程度の放射能が環境に放出されました。炉心が熔け落ちた原子炉は、1・2・3号機合計で広島原爆約8000発分のセシウ137が炉心に存在していました。放射性物質の大半は、いまだに原子炉建屋などに存在しています。
 

 これら放射性物質を環境に放出しないように、炉心に水を注入し続けていますが、汚染水の総量は100万トンを超え、原発敷地内のタンクは、1000基を超えています。近い将来、東京電力は放射能汚染水を海に流さざるを得なくなるでしょう。

2.終わりなき廃炉作業

 一番大切なのは、熔け落ちた炉心を安全な状態に持っていくことですが、今も、炉心がどこに、どんな状態であるかすら、わからないのです。国と東京電力はロボットを行かせようとしてきましたが、被曝に弱く、ほぼすべてが帰還できませんでした。

 私は、チェルノブイリ原発事故の時にやったように石棺で封じるしかないと言ってきましたが、石棺の寿命はせいぜい100年程度です。封じ込めた放射能を、数十万年から100万年、安全に保管し続けなければならないのです。 
     
3.棄民政策と復興政策

 発電所周辺でも、極度の悲劇が進行中です。事故当日、原子力緊急事態宣言が発令され、強制避難の指示が拡大しました。突然、家族、仲間、隣人、恋人たちとの穏やかな日が断ち切られ、避難所、仮設住宅、災害復興住宅や、みなし仮設住宅へ移らざるを得ませんでした。生活を丸ごと破壊され、絶望の底で自ら命を絶つ人も、いまだに後を絶ちません。

 強制避難地域の外側にも、本来「放射線管理区域」にしなければいけない汚染地帯が広大に生じています。区域内は本来、飲食も寝ることも禁止です。ところが国は、緊急事態だとして、その汚染地帯に数百万人の人を棄てたのです。

 被曝を避けるために、仕事を捨て、家族全員で避難した人もいます。子どもと母親だけ避難した人もいますが、家庭崩壊が深刻です。汚染地に残れば身体が傷つき、避難すれば心が潰れるのです。

 その上、国は、年間に20ミリシーベルトを越えない汚染地であれば帰還するよう指示し、住宅補償を打ち切りました。福島では復興が何より大切だとされています。人は毎日、恐怖を抱えながらでは生きられません。汚染を忘れてしまいたいし、国や自治体は積極的に忘れてしまえと仕向けてきます。逆に、汚染や不安を口にすれば、復興の邪魔だと非難されてしまうのです。

 1年間に20ミリシーベルトという被曝量は、「放射線業務従事者」に対して初めて許した被曝の限度です。それを被曝からは何の利益も受けない人々に許してはいけません。とりわけ、フクシマ(第一原発)事故に何の責任もない赤ん坊や子どもにまで、放射線業務従事者の基準を当てはめるなど、決してしてはならないことです。
 

  子どもたちを被曝から守ることが、大人の最低限の責任です。
 国を筆頭とする加害者集団「原子力マフィア」の誰一人として責任を取らないまま、逃げおおせようとすることを許してはなりません。

4.国威発揚の場としての五輪
 

 事故後7年半たっても「原子力緊急事態宣言」は解除されていません。「原子力緊急事態宣言」が今なお解除できず、本来の法令が反故にされたままであることを多くの国民は忘れさせられてしまっています。
 

 今大切なのは、「原子力緊急事態宣言」を一刻も早く解除できるよう働くことであり、事故で苦しみ続けている人たちの救済こそ、最優先の課題です。
 にもかかわらず、この国はオリンピックが大切だといっています。

  いつの時代、どこの世界もそうでしたが、内部に深刻な問題を抱える時に権力が使うのはお祭り騒ぎでした。 オリンピックもそのように利用されてきましたし、特にフクシマ(第一原発)事故が続いている今、安倍政権にとっては、東京オリンピックはそれ以上ない宣伝になっています。
 

 フクシマを忘れさせるため、マスコミは今後ますますオリンピック熱を流し、オリンピックに反対する輩は非国民だと言われる時が来るでしょう。罪のない人を棄民したまま、オリンピックが大切だという国なら、私は喜んで非国民になろうと思います。

 原子力緊急事態宣言下の国で開かれる東京オリンピック。それに参加する国や人々は、一方では被曝の危険を負いますが、一方では、加害者である国が、被害者を棄民したまま、フクシマ(第一原発)事故をなかったものとするという国家犯罪に加担する役割を果たすことになります。(了)
           (2019年5月15日発行、「People's News」No1682より抜粋) 以上。

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2019年6月 2日 (日)

AIが認知症診断をサポートする

  22日放送のNHK「超AI入門」は大腸ガンと認知症についてAIを使って診断する研究を扱っていた。大腸ガンでは98%の確かさで人間より確実性が高いところまできているという。

 面白かったのは、認知症を見つける研究である。下の写真にあるように、2つの文章を示してどちらが認知症かを判定させるのだ。答えを見る前に自分でも判定してみてほしい。ゲストの原田まりるさんも私も同じように間違えてしまった。

 これらの文章は実際に人に問診をしてそれを記録したものである。元のものはもっと文章がたくさんある。テキスト1は認知症の患者への問診で、テキスト2は普通の人への問診である。テキスト2の方が答え方がとんでいたりしておかしいと感じるのだがAIはそうではなかった。テキスト1を認知症の可能性が高いと判定したのだ。

 認知症の人は、

  ・指示代名詞(あれ、それなど)が増える

  ・同じ内容を反復する

  ・話題の広がりが少ない

 などの特徴があるという。私の経験でもそう感じていた。認知症の友人の話は同じことを何回も話すことや話題の広がりがないのだ。

  研究では文を単語に分けて、どんな単語(名刺、助詞、指示代名詞、動詞、など)で構成されているか解析し、それぞれを数値化、ベクトルとして表すということをしているようだが難しくて理解できない。

 高齢者の運転免許更新では認知症をあぶり出すテストが行われるが、そのうちAIを使って簡単に早く見つけることができるようになるかもしれないと思った。

 

 

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2019年6月 1日 (土)

日傘をさすのは日本の女性だけ?

 ネットニュースを見ていたら産経の「日傘さす女性は日本だけ!? 中国や韓国など訪日9カ国女性が「使わない」ワケ…アンケートでも「驚き」1位」という記事があった。

 日本には日傘文化があり、私の母などは戦前から日傘を使っていた。特に和服の時の日傘はとてもよかった。女性がきれいに見えることを表す「夜目、遠目、傘の内」という言葉があるが、「傘の内」は和服の女性が日傘をさした時のことを言うのだと思う。

 「乳母(おんば)日傘」という表現があり、恵まれた環境で子どもを育てることである。乳母が抱いて日傘をさしかけるように大切の育てるという意味だそうだ。

 最近は夏が暑くなって、2010年に環境省が「男女を問わず日傘を活用することが好ましい」と、男性にも日傘を使うことを勧めている。そして2013年には「日傘男子」が新語流行語大賞にノミネートされた。

 昨年は40度を超す暑さがあり、熱中症が広がったので男子日傘が急増したそうだ。私は2年前に道頓堀、心斎橋などへ行ったとき、傘の卸を見つけ、折り畳みの晴雨兼用傘を500円で買って来たがまだ使っていない。

 ところで日本では男性もさすようになった「日傘」だが、先の記事によると日傘をさすのは日本だけのようだ。韓国、中国、東南アジア、欧米などではほとんど使われていないという。

 外国では日焼けを防ぐのに「日焼け止めクリーム」などを身体に塗るのが一般なのだ。私も夏にオーストラリアへ行ったとき、オーストラリアの友人たちが日焼け止めをいっぱい塗っていたのを思い出す。私も勧められたが使わなかった。

 記事から引用する。洋傘・日傘メーカー大手の「ムーンバット」(本社・京都市下京区)で、長年にわたり製品を開発してきた大原孝二さん(70)は「日傘文化は日本しかない」と指摘する。『ヨーロッパでは紫外線を遮ることにそれほど関心がない。また紫外線が強いオーストラリアでは帽子が主体。中国や東南アジアでは、日傘という概念自体がなく、日差しが強いときは、雨傘を日傘として使うことがある』という」

 なお日傘は昔は白っぽいのが多かったが、最近は紫外線をカットできる黒が主流だという。

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