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2019年5月13日 (月)

相変わらず面白くない「いだてん東京オリンピック噺」

 NHKの大河ドラマ「いだてん東京オリンピック噺」は、4月28日の放送で7.1%という最低の視聴率を記録した。28日の「いだてん」は見ている内に訳が分からず、眠ってしまった。それでビデオに録って改めて見たが、古今亭志ん生のことと金栗四三のことがごちゃにでてきて、頭の中で整理して見たが、訳が分からなかった。これでは視聴率が下がるのも無理がないと思った。まだ7.1%あっただけよしとせねばなるまい。

 5月5日の「いだてん」は、金栗四三のことが中心で、ベルリンオリンピック中止で金栗が落ち込んだり、妻のスヤが東京へ出て来たり、駅伝を成功させたり・・・とまとまりがあったのが救いであった。

 「いだてん」で気に入らないところは、演技がオーバーなことだ。ドタバタ喜劇のようになっているところが多い。嘉納治五郎にしてもそういうところがある。

 5日のを見て、若い志ん生が浜松へ行ってそこで子どもの頃の田端政治と出会うところがあったが、こういうエピソードは要らないのではないか。また、突然東京オリンピックにとんで田端政治が現れる。ストーリーの流れが突然切れるので視聴者は戸惑うのである。

 駅伝を作ったことにしても、京都と東京の間をどのように争ったのがが分かり難くかった。丁寧な描写が欲しかったと思う。

 NHKの会長は「いだてん」に触れ、「芸術作品だ」と持ち上げたようだが、芸術は難解なものだから分かり難くてよいというものでもなかろう。日曜の夜に大衆が楽しむドラマなのだ。奇を衒うより、分かりやすく面白いものにすべきである。

 また、5月9日に開かれたNHKの定例会見で、ドラマ番組部長・藤沢浩一氏が大河ドラマ「いだてん」について言及。「視聴率に特効薬があれば……」と発言し、ネットで話題を呼んでいるという。

 「東京オリンピック噺」とあるように、NHKが安倍総理を忖度してヨイショのドラマにしたという見方もよく聞く。東京オリンピック協賛のドラマであることは間違いないが、面白くなければ逆効果である。安倍総理もいらいらしているのではないか?

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