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2019年4月26日 (金)

初めて見た「なつみ」というミカン

 スーパー八百鮮に買い物に行ったら、果物売り場に「なつみ」という見たことがないミカンを売っていた。店員に聞いたら、試食をさせてくれた。デコポンに似て美味しいミカンであった。

 家に帰って食事の後に食べたら予想以上に美味しかった。外見はデコポンのように枝につく部分が少し膨らんでいて、皮をむくと小ぶりなデコポンとそっくりであった。デコポンも一緒に買って来たので間違えたかと思って確かめたら、デコポンは大きかったので「なつみ」だと分かった。

 味はデコポンに負けないくらい美味しかった。妻が何と何を掛け合わせたのだろうと言ったのでネットで検索してみたらヒットした。

 ――なつみは山口県大島郡において、育種家の山本弘三氏によって、1978年に「カラマンダリン」と「吉浦ポンカン」とを交配し生まれた実生から育成された品種とされています。ただ、この実生は交配実生ではなく、珠心胚実生(しゅしんはいみしょう)といわれる、もともとの親「カラマンダリン」の細胞から生まれた実生であることが判明しているそうです。
 

 実がなった当初は、一般的なみかんと同じように色付いた冬に試食したところ、酸味が強すぎて美味しくなく、失敗作と思われたそうです。ところが、そのまま実が付いたまま春になるとカラスがその実を全部食べてしまったことから、翌年春まで木熟させたものを食べたところとても甘く美味しいみかんになっていたとの事です。それにしても・・・カラスはどうやって甘くなったのを見分けるのでしょうね?――

 カラスに美味しいことを教えてもらったというエピソードが面白く、思わず笑ってしまった。もともと甘くなる性質を備えている上に、春になるまで木で熟させるので美味しいのだ。

 私が買って来たのは、愛知県で唯一の産地蒲郡の温室なつみであった。おいしいのでまた八百鮮ヘ行って2パック買って来た。ネットで調べたことをプリントして店長に上げた。私はデコポン(不知火)ファンだが、「なつみ」も加わった。

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