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2019年3月16日 (土)

緑内障を患って40年

 3月13日の朝日新聞朝刊に「緑内障 早期発見がかぎ」という記事が載った。10日~16日が世界緑内障週間ということだ。そんなものがあるのは全くしらなかった。日本には465万人もの患者がいるという。

 私が緑内障と診断されたのは40代の前半ごろであった。他の眼の病気で眼科へ行っていたのだが、それなのにある時緑内障が発見されたのだ。

  右目の視野の少し鼻寄りの所が欠けて片目をつぶると影になっているのがわかる。市大病院で右目をレーザーで手術して房水の通りをよくしてもらったこともあった。

  緑内障は完治しないので目薬が欠かせない。今日までの40年ほど目薬は毎日さしている。最初の頃から2本以上さしていた。面倒だが仕方がない。3本の目薬をさした時期もあった。

  その内に記事にもあるようにコソプトという目薬ができて、1本に2種類の薬が入っているものができた。それで1日1回さすタプロスという薬と併用している。コソプトは2回なので1日に計3回さすことになる。

  記事にもあったが、目薬をさして症状の悪化を防ぐしか方法がないのだから真面目に目薬をさしてきた。旅行のときも当然携行して行かなければならない。

  一旦視野が失われたら元に戻ることは無いと言われている。私の場合も右目の視野は少し欠けているがずっと目薬をさしてきたので40年間最初の頃の状態を保っている。

 健康雑誌で緑内障が改善したという大見出しの記事があったが、そんなことはあり得ないと思う。健康雑誌の記事は売るために大げさにいうだけで「フェイク」なのだ。

  友人で正常眼圧緑内障を患っている者がいる。私の場合は眼圧を計って眼圧が低く保たれていればよいのだが、正常眼圧緑内障の場合は眼圧ではわからないからどうするのだろうと思う。

  知人の連れ合いで私とほぼ同い年だが、緑内障で視力を失った人がいる。どうしてそうなったのか知らないが、緑内障は視力を失う人が多いようだ。

  先日眼科に行ったら、医者が目薬をささないと失明するよと言った。私は生きている間は失明しないように願っている。

  心配なのはこれから体調が悪くなって自力で眼科へ行けなくなった場合のことだ。また災害が起きて目薬を切らす場合もあると思うのでそれも心配である。記事には高齢になると自分で目薬をさせなくなることもあると書いてあった。それも心配である。認知症になったら目薬のことを忘れてしまうであろう。何とも困った持病であるがなってしまったものはどうしようもない。できるだけ自分でケアをするしかないのだ。

 ただ有難いのは、白内障の手術をしてから視力がよくなったことだ。遠方も小さな字もはっきり見えるのだ。この状態を死ぬまで保って行きたいと願っている。

 

 

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