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2019年3月23日 (土)

高血圧の基準値を変えるのは反対

  週刊誌などで、以前からこれまで『上(=収縮期血圧)140/下(=拡張期血圧)90』(単位=mmHg)といわれていた高血圧の基準が“見直されるのではないか”と報じられて来た。注目されているのは日本高血圧学会が4月に改訂する予定の『高血圧治療ガイドライン2019』である。それは『上130/下80』未満まで、降圧目標値が引き下げられる方針だからだ。

  これについて、「週刊女性自身」は、日本高血圧学会の元理事長で、新小山市民病院の理 事長・病院長の島田和幸さんに聞いた話しを載せている。

  高血圧の基準値は現状どおりの『上140/下90』で変わらないというのだ。今回、改訂される点は、それとは別に、“降圧目標値”という数字が新たに設定されるということだという。

 この降圧目標とは、高血圧とは呼べないけれど、心臓血管病の発症するリスクが高まる領域にある人に対して、『生活習慣の改善が必要ですよ』と促すために設定されたものだそうだ。

  現在、日本には「上140/下90」以上の高血圧患者が推定4,300万人いるとされている。もし、それが「上130/下80」に引き下げられると、日本は6,300万人の高血圧患者であふれることになる。“国民の2人に1人が高血圧”と認定されることになる。

  儲かるのは製薬会社と医者である。私も一時期血圧が高いことがあって薬を処方されていた。2週間に1回診察を受けに行き、血圧を計って薬をもらうのだ。それだけで1割負担とはいえ金を払い医者に行く時間をとられる。

  私は自分で血圧を下げる努力をして現在は高血圧の薬は処方されていない。先の島田医師の説明で、「降圧目標値」だというからホッとした。それでも降圧剤を飲まされる人は増えるに違いないと思っている。医者も製薬会社も簡単に儲けられるからだ。

 高血圧基準改定の震源地はアメリカである。2017年にいちはやく『130/80』以上がすべて『高血圧症』と診断されるように基準が改訂されたのだ。18年には、欧州高血圧学会と欧州心臓病学会が、基準値を『140/90』で据え置いたまま、『降圧目標』を『130/80』未満に引き下げたのだという。

 つまり、日本は欧州に見習ったのだ。アメリカでなくてよかった。

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コメント

血圧は測定するたびに変化し、しばらく座ってから深呼吸をしてゆっくりと息を吐き出しながら測定すれば、私はあまり高くなりません。降圧剤はあくまでも一時的に血圧を下げる薬で、高血圧が根本的に治る薬ではありませんね。降圧剤で認知症や脳梗塞の原因になるという説もあるようです。やはり食事や生活習慣を見直したり、毎日適度な運動をすることで血圧を下げる方が、降圧剤に頼るよりも大事ではないかと思います。私も以前1~2か月降圧剤を飲んだことがありましたが、やめてから生活習慣や食事に気を付けると正常に戻りました。

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