男性が化粧をする!?
これも先日のNHK「所さん、大変ですよ」で取りあげていたことだ。若い男性は化粧をする人が増えているというのだ。
男性が理髪店よりも美容室に行く傾向が出始めたのはいつの頃か知らないがもうだいぶ以前のことになろう。息子も美容室で散髪をしてもらっていた。息子は50近かったから美容室を利用する男性の上の年齢は60歳を超えているのだろうか。
男性が顔に化粧水など美容のための化粧品を使うようになったのはいつごろからか、番組では触れていなかった。
驚いたのは、顔の美容のために化粧品をいろいろ使い道具も使って念入りにやるということであった。番組に出てきた男性は出勤前に30分も念入りに顔などを手入れすると言っていた。化粧のビフォア、アフターの顔を映していたが、確かにきれいになっている。
男性用の化粧品もいろいろと開発されているようだが、私は全く関心がないので知らない。第一毎朝顔は剃るがそのあとに化粧水などを使っていない。頭もブラシで撫でるだけである。
若い時はポマードを使ったり妻の化粧水をちょっと使ったことはあったが、中年以後は何も手入れをしていない。
中学に入ると高下駄を履いて学校へ行った。高等学校に入っても高下駄を履いていた。街には下駄屋があって好みの分厚い高下駄を作ってもらったものだ。。
戦前は旧制高等学校や大学生は高下駄、マント、腰に日本手ぬぐいを下げたバンカラな姿であった。戦後の私たちもそうしたバンカラに憧れを持っていたのであった。私は流石にやらなかったが学生帽を油でテカテカにしている連中もいた。
バンカラという野性的なのが男らしいと思われていたのだが、いつの頃からか廃れてしまって、逆に化粧をするようになったのだから時代の変わりように驚く。昔の感覚からいうと化粧するような女みたいな奴は女々しいと言われるだろう。バンカラという言葉も女々しいという言葉も何時の間にか死語となってしまったようだ。
今の若い女性はそういう男性を好むのであろうか。番組では男性が化粧に詳しく女性にアドバイスするということもあると言っていたが。
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