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2019年2月16日 (土)

とても真似ができない尾畠春夫さんの生き方

 ニフティニュースを見ていたらスーパーボランティア尾畠春夫さんの年金5.5万円で生活するという記事があった。

  尾畠さんは貯金もなく国民年金の5.5万円だけで生活をして災害地へボランティアに出かけているのだ。自宅は大分にあるそうで、固定資産税などは払わなければならないだろう。健康保険料や介護保険料などの公課はどうしているのだろう。

  遠くのボランティアに出かけるとガソリン代は1万円とか掛かるという。寝泊まりは軽自動車の中だそうで宿泊費は要らないという。

  食糧はインスタントのご飯とかカップラーメンのような物を用意しているという。それと飴玉だ。飴は他のボランティアにもあげるのだという。

  自宅に帰ることは少ないので水道代や電気代などは少なくて済むという。驚いたのは公園や道端などのシロツメクサのような雑草を食べることもあることだ。私も食べられる雑草は少しは知っているが戦争中や戦後の時にヨメナやツワブキやフキなどを食べただけで、後はセリとかツクシとかフキや山菜を食べるぐらいである。

  尾畠さんは東北大震災の後ボランティアに行ったとき酒を断って、以後は全く飲んでいないという。東北地震の被災者がみんな元の生活に戻るまでは飲まないそうだ。

  それまでは浴びるように酒を飲んでいたというから即断即決で断酒する意志の強さに感動する。酒だけでなくタバコもお孫さんから身体に悪いと言われて即座にやめたのだそうだ。それもあってこの10年は病気もしていないというから大したものだ。

  尾畠さんがボランティアを始めるきっかけになったのは、四国のお遍路さんをやったことだったという。それまで旅行が好きでいろんなところに出かけていたそうだが、四国のお遍路をしたとき、おもてなしを受け、お礼のないおもてなしに感動したことだという。 

 尾畠さんはストイックなところがあって、お礼は一切受け取らないようだ。そういう徹底したところがスーパーボランティアたるゆえんであろう。

 年金5.5万円でボランティアの費用も賄い生活しているその生き方は素晴らしいと思うが私にはとても真似ができないというのが偽らざるところである。

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コメント

尾畠さんの座右の銘は「かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め」だそうです。長野県上田市の前山寺の参道の石柱に刻まれた言葉で「刻石流水」という言葉から、自分がしてあげたことは即座に忘れて、人から受けた恩はずっと忘れないという意味だそうです。尾畠さんは自分が受けた恩を何百倍にもして、見ず知らずの他人にお返ししているという素晴らしいお考えで活動を続けておられるようですね。この寒さの中も活動されていますが、お体を大切にして頂きたいですね。

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