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2019年1月15日 (火)

明けの平行四辺形

 13日の朝、ウオーキングに行こうと玄関を出ると、東南の空に金星が輝いていた。輝き方から見ると空はきれいに晴れ渡っていると思った。

 歩いて行くと、金星の下の方にもかなり輝いている星があった。何という星だろう?と思ったがそのまま歩き続けた。山崎川に沿って下って行く間金星の下の星が気になっていた。

 気を付けて見ると、その星の右の方にちょっと光る星があった。さらに気を付けてみると、金星の右の方に薄く光っている星があることに気が付いた。

 すごく輝く金星、下の方のかなり明るい星、その右の方の明るい星、それを上に行くと金星の右の方に弱い光の星ということになり、平行四辺形が出来ることがわかった。

 瑞穂スタジアムのある折り返し点の瑞穂橋まで来ると、平行四辺形の形が見られたのでスマホを取りだして「星座表」というアプリをタップして開いた。そして金星の方にかざすと、下の方で輝いている星が何と「木星」だとわかった。

 木星が金星にこんなにも接近するときがあるのを初めて知った。木星はかなり明るい星で夏の頃は確か南の空に見られたと思う。今はこんなところに来ているのだ。

 そして木星の右の方の星が「アンタレス」上の方の小さな星が「ジュバ」だと分かった。「金星」「木星」「アンタレス」「ジュバ」をつなぐと平行四辺形になるのだ。

 私は新しい星座を発見した気分になって嬉しかった。この時期天気の良い日の朝暗い時東南の金星は直ぐに分かるから、その下の木星も簡単に見つかる。アンタレスも容易である。ジュバはよく見ないと分からないかもしれない。

 次の朝も確認をしようと楽しみになった。

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