紅茶にインフルエンザに効果があるって、本当?
ニフティのニュース記事を見ていたら、「インフル予防に紅茶が効果的」という記事があった。
私はコーヒーやお茶はいつもの飲むが「紅茶」はほとんど飲まない。紅茶は緑茶と違って健康効果は余りないと思っていた。
紅茶は英国などで好んで飲まれる茶だ。最近は緑茶も飲まれるようになったようだが、英国圏では紅茶が主力の飲み物だと思う。
もしインフルエンザに効果があるとするならば、英国圏の人たちはインフルエンザに罹りにくいということになるが、その辺はどうなのだろうか、知りたいところである。
記事はおざっぱなもので、詳しいことや知りたいことは何も書いていない。結論は「三井農林の研究プロジェクトが行なった『紅茶のインフルエンザウイルス感染阻止力の研究』の結果、紅茶はインフルエンザウイルスを無力化する能力が高いことが分かったそうです。」というものだ。
インフルエンザウイルスを無力化するとすればタミフルというインフルエンザ薬を飲むよりよいことになる。
同研究では、紅茶の他にも、緑茶・ココア・ショウガ・乳酸菌・ビタミンC(飲料)で検証したという。これらの飲料がインフルエンザウイルスを無力化(細胞への感染を阻止)する能力を比較した結果、紅茶は他の飲料に比べてその能力が高かったようだというのだ。
「ようだ」だからかなりあいまいな部分も含む表現である。この記事では比較した結果どう違うのかについては何も触れていない。特に緑茶との違いについては知りたいところなのだが。
また、紅茶含まれているポリフェノールについて、他の同様の豊富に含む飲み物と比較して、インフルエンザウイルスを無力化させるのに必要な時間を調べたら、紅茶は他の飲み物よりも短く、わずか15秒だったそうだ。
生体内においても同様に無効化が働き、感染力が復活することはなく、発病を抑制できることも判明しているのだという。ちなみに、カフェインレスの紅茶でも、インフルエンザウイルスを無力化する効果は変わらないことが確認されているそうだ。
紅茶のティーパックを使った後それでうがいの水を作りうがいするのも予防によいという。カフェインレスの紅茶でもよいというのが嬉しい。
私はインフルエンザの予防接種をしていないので「紅茶」を試みることにしたい。だが一日にどのくらいの紅茶を飲めば効果が期待できるのかは書いてないのが残念である。
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