金星と木星のランデブー
1月15日に「明けの平行四辺形」と題して金星と木星とアンタレスとジャバの4つの星が形作る平行四辺形のことを書いた。
平行四辺形が続いたのは数日であった。その後は金星を支点として木星が右の方に動いて位置を替えて行った。
毎朝早朝5時前後にウオーキングに出かけるのだが、玄関を出ると東南の空に金星が輝くのが見られる。少し歩いて行って空が広がると木星が光っているのが見える。まるで二つの星がランデブーをしているようである。
冬の朝は晴れて雲がないことが多いので、毎日金星と木星を見ながら歩くことになる。早朝に晴れていても太陽が出て来ると雲も出て来るのが不思議である。
あれから2週間余り、金星と木星の位置関係は横並びになった。そして二つの星の間の距離が狭くなった。25日には金星と木星の距離の2倍右にアンタレスがあるのを確認した。アンタレスは恒星だから位置が動かないようだ。
私は星のことは全く分からないのでどうしてこのように動くのかは知らないが、月と火星の接近とか星の動きは興味深い。
ただ名古屋の空で見ることが出来る星は非常に限られているので残念でならない。子どもの頃新宮でいつも見た満天の星空とまではいかなくても、せめてその半分ぐらいの星が見られるとよいのにと思う。そうすると冬の早朝ウオーキングいっそう楽しいのだが。
金星と木星のランデブーはこれまでも毎年あったと思うのだが、この冬になって初めて気が付いた。昨年夏に左目の白内障を手術して両目がとてもよく見えるようになったおかげだと思っている。
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