2024年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 成人の日の晴れ着 | トップページ | 紅茶にインフルエンザに効果があるって、本当? »

2019年1月17日 (木)

オリンピック招致に金を使うことが問題だ

 東京オリンピック・パラリンピック招致を巡って、日本オリンピック委員会の竹田恒和会長が汚職に関わった疑いがあるとして、フランス当局が訴追に向けた手続きに入っていたと報じられた。

  五輪招致が決まる前後に、180万ユーロ(約2億3千万円)の贈賄に関わった疑いだというのだ。

  13年7月と10月に、シンガポールのコンサルタント会社「ブラック・タイディングス社」に約2億3千万円支払った事実を把握。一部資金がフランス国内で汚職や資金洗浄に使われた可能性で捜査を始めたのだ。

  この件に関して、竹田会長は15日記者会見をして全面的に否定をして潔白を主張した。会見はたった7分間で、質疑応答なしだった。

  問題はオリンピック招致のために、大金を使って「コンサルタント」なるものに依頼しなければならないという仕組みにある。コンサルタント会社に金を払うことは何ら違法でないというが、大金が必要だということが公正・公明であるべきスポーツの世界にふさわしくないということなのだ。

 「天声人語」によると、「コンサルタント会社が必要になったのは、1998年、米ソルトレーク冬季五輪の招致を巡る買収工作が発覚した。高価な土産、子息の奨学金、あるいは現金など桁外れ『恩恵』を受けた大勢のIOC委員が辞任に追い込まれた」ことからだという。

 発覚するまでは、オリンピック招致の度に巨額の金銭が動いていたのだ。

 直接賄賂等で籠絡できにくくなったのでコンサルタント会社なるものの活躍が始まったようだ。「コンサルなくして招致なし」が常識化したのだという。

 金を使うということでは相手がコンサルであろうとIOC委員であろうと同じである。巨額の金を必要だという点で。

 しかも、東京オリンピックを見ても分かる通り、オリンピック開催となるととてつもない額の金が必要となる。当初招致の時に表明した費用の5倍にも6倍にも膨れ上がっている。

 それだけの金を使って招致しても、施設を作ったり運営に巨額の金が要る。そして、オリンピックが終われば採算が取れる活用法がなく、「負の遺産」として残ってしまうのだ。

 フェアであるべきスポーツが金で左右されるということこそ問題である。かつて「オリンピック貴族」という言葉もあった。うまい汁が吸えるのだ。

 オリンピックは決してきれいごとではないということを知るべきである。そして「オリンピックの浄化」こそが求められる。

 

« 成人の日の晴れ着 | トップページ | 紅茶にインフルエンザに効果があるって、本当? »

スポーツ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: オリンピック招致に金を使うことが問題だ:

« 成人の日の晴れ着 | トップページ | 紅茶にインフルエンザに効果があるって、本当? »