宣伝費に驚く「ハズキルーペに偽装発覚?」というネット記事を読んで
今朝も「サンデーモーニング」を観ていたら「ハズキルーペ」のもの凄いコマーシャルが流れた。また午後の「新婚さんいらっしゃい」にも同じ宣伝があった。探偵ナイトスクープでもやっていた。
いったいテレビでどのくらいコマーシャルを流しているのか、民放番組をほとんど観ないので分からない。
ネットで「ハズキルーペに偽装発覚?ホステスのお尻でも壊せる耐過重」という記事があったので読んでみた。それは私もハズキルーペを持っているからである。1万600円という値段は決して安くはなかった。
ハズキルーペを買う前に、妹が買っていたので借りて使ってみた。確かに文字が拡大されるので虫眼鏡より良いと思った。宣伝にはお尻でのっても壊れないとあり、それも買う理由の一つになった。その他に壊れたら取り換えてくれるという保証も選択の理由であった。
買ってから使ったことは余りなく、妻がたまに使うくらいである。その後この手の眼鏡式拡大鏡はいろいろ発売され、一番安いのは500円以下というのもある。雑誌の付録で700円というのも売っている。それでしまったと思ったが、後の祭りであった。
ハズキルーペはそんな安い類似品が出回ってももの凄い宣伝を続けている。宣伝によって売る作戦なのだ。
「偽装発覚?」という記事を読んで莫大な宣伝費のことがよくわかった。「石坂浩二にはじまり、舘ひろしに渡辺謙、小泉孝太郎。女性は菊川怜に武井咲と、豪華な俳優陣が次々とCM出演。毎年、広告宣伝費に50億円以上を投入しているというから、これだけでも50万本の売り上げが必要な計算だ。今後は100億円をかけるという。街のメガネ店にもポスターが貼られ、ハズキルーペコーナーができている。」と書いてあった。
渡辺謙のコマーシャルで落ち着くのかと思ったら、そのあともタレントがかわって続いている。
年50億円という広告宣伝費は半端じゃないと思うが、さらに100億円も掛ける予定とは!!
いったいこれまで何本売って来たのだろう。50億円をまかなうには50万本の売り上げが必要だが、それでは広告費に消えてしまう。社員の給料や利益も含めるといくらの売り上げが必要なのだろうか?コマーシャルは売り上げを増すために必要不可欠という見本みたいなものだ。
お尻をのせて60kgで壊れようとどうでもよいことだ。わざと壊す人はそういないだろうし、もし壊れても保障するというのが本当かどうかの方が大事である。
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昨年の夏頃からネット上には、あの渡辺謙がわめき散らすCMが大量に流されるのには何か背景があるのでは、という記事が出ています。
たかが拡大眼鏡を販売するために自動車並みのCMを流す。誰だって不思議に思います。
その資金には税金が巧妙に流されているのではないかというウワサ。
国税庁や地検特捜部がその気になりさえすれば、しっぽをつかまえられるかもしれない。しかし、そうはならない。
「サンデーモーニング」にもあのCMが流れるようになってから、一段とメリハリを失い、嫌韓反中の色を強め、安倍政権には出来るだけ言及しない。
投稿: たりらりら | 2019年1月23日 (水) 11時47分