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2019年1月14日 (月)

「辺野古のサンゴ移設」発言、首相もNHKもひどすぎる

 安倍首相が6日の「日曜討論」の事前収録で、NHKの伊藤解説副委員長の質問に答えて「土砂を投入していくに当たって、あそこのサンゴは移している」と述べた。この発言を伊藤氏はスルーしてしまったので問題になっている。

 

 安倍首相は「サンゴは移している」と発言したが、沖縄県が移植対象に珊瑚を全て移してからの着工を求めてきた。政府はごく一部を移植しただけで工事を進めているというのだ。

 

 首相の嘘つき発言は毎度のことだが、調べれば分かることを平気で済ましてしまう。一国の首相の資格がないと言える。

 

 この発言に対して、沖縄新報は「事前収録インタビューであるにも拘わらず、間違いとの指摘も批判もないまま公共の電波で流された。・・・・放送前に事実を確認し適切に対応すべきだったのではないかと書いているという。

 

 その通りで首相の発言だから間違いはないだろうと高を括ったのか、それとも追及すると面倒だからわざと避けたのか、NHKのニュースや番組は、安部政権よりの経営陣になってから、政権寄りの報道や扱いばかりになっていると感じる。

 

 先日私は「NHKの民放化」を批判したが、大衆をそちらに引付けて思考停止にして洗脳しようとしているのだ。

 

 今度の件についてNHKは答えないでノーコメントを貫いている。これも安倍首相に学んだことなのであろう。

 

 また専修大学の山田健太教授は「沖縄のメディアに比べて、在京メディアの反応が鈍いのが気になる。首相の発言について報道機関が事実関係を確認しないのはありえないことだ」と批判しているという。

 朝日新聞がこの問題を取り上げたのは何と12日になってからで、ほぼ1週間も経っている。しかも、その論調は大変手ぬるい傍観記事になっている。

 NHKだけでなく、メディアもほとんどが骨抜きになって来ているということは今の政治情勢から見て非常に恐ろしいことである。戦前の道へ進み始めているというべきであろう。

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コメント

ほとぼりが冷めるという言葉がある。世間の関心が薄らぐ、熱気が冷めるという意味だ。昨年から今年にかけて、官民ともにあまたの事件、不祥事、スキャンダルが続いている。以前に比べ特別多いというのではなく、身も蓋も無いが人間社会というものはそもそもそういうものかもしれない。残念ながら清く正しく美しくは理想である。昨年の日大アメフト事件でも、日大の田中理事長はそのうちほとぼりは冷めるとダンマリを決め込み今日に至っている、安倍政権も世間はいずれ忘れると考えて噴出する問題にまともに向き合ってこなかったように思う。それにしても日本人は何と寛容な国民なのか。お隣の国の執念深さを少し学んだらどうだろうか。

投稿: Toshi | 2019年1月14日 (月) 07時02分

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