12月半ばなのに我が家にオオカマキリ
数日前のことである。妻が呼ぶので行ってみると、庭のバケツに大きなカマキリが逆立ちにとまっていた。指を近づけてもじっとして動かなかった。でも、かすかに動くので生きていることは分かった。
体長は10cmぐらいあって緑色をしていた。こんな大きなカマキリが我が家にいるのが不思議であった。
子どもの頃は野原や畑が周りにあって、遊びに行くとカマキリを見ることがよくあった。捕まえると怒って大きな鎌を振り上げた。
大きな腹から針金虫が出るのを見たこともあった。カマキリの中に長いハリガネムシがいるのが不思議であった。
我が家で見つけた大きなカマキリの腹の中にもハリガネムシがいるのかどうかは別として、どうして逆立ちをして止まっているのかが不思議であった。それでスマホでカマキリを検索してみた。
どうやらオオカマキリらしいと分かった。大蟷螂と漢字で書き、カマキリ目カマキリ科の昆虫でチョウセンカマキリに似ているがそれより大きいとしてあった。
生息地は主に草地で、ハチやチョウなどを捕食するというが、我が家にもチョウやハチはくるが草地ではない。
成虫の活動期間は8月から10月前後であり、長命な個体は12月まで生息するケースもあるとしてあった。だから我が家のカマキリは稀なる長命なカマキリなのかもしれない。
産卵するときに逆立ちになると書いてあるのもあったが、産卵後はじっとしていて衰えていくというのもあった。我が家のカマキリはどちらなのか。
次の日にはちょっと場所を替えてやはり逆立ちで止まっていた。その次の日にはまた場所をかえて腰掛の足に逆立ちで止まっていた。
カマキリの寿命は春から秋まで半年余りだというが、寒い12月の半ばまで生きているのは凄いカマキリだ。そっと見守っていきたい。
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