タイ旅行―⑫―
ランチと買い物を済ませてホテルに戻った。預けてあった荷物を受け取り早めに空港へ向かった。BTSから空港へ行く列車に乗り換えた。黒い丸いトークンを買って改札を通った。列車は混んでいた。
車窓から見ていると次第に日が暮れて行くのが分かった。しまいには陽が沈んで夜景に変わった。
出発は午前1時なので時間はありすぎた。どうやって時間を過ごそうかと思った。チェックインを済ませると土産物屋を見た。自分の家の土産を買っていなかったので残っていた400バーツほどを全部使うことにした。
最初干しバナナとマンゴを買ったが、金を払った後思い直してバナナやめてドライグアバに替えてもらうことにした。店の人は渋っていたが何度も交渉して替えてくれることになった。私はコインの価格を知らなかったので相手に任せたが、後で気が付くと50バーツを10バーツと間違えて取られていた。でもどうしようもなかった。
時間はたっぷりあったが、みな腹が減っていないから食事はしないと言ったのでしなかった。それぞれが勝手に時間をつぶすことにした。
搭乗ゲートがなかなか決まらなかったが10時ごろになってやっと決まって表示された。それまでは7番と聞いていたが、11番ゲートに変わっていた。こういうことはよくあることなので電光掲示板を見ていなければならない。
サリーに遭って11番まで行き確認をして戻った。7番に行ったらテルエさんが寝ていた。ヅルさんは椅子に座っていた。ゲートが変ったことを知らなかったのだ。イチローさんはラウンジが使えるのでそちらに行っているということであった。
サリーはまたどこかへ行き、テルエさんはベンチで寝ていた。時間が来るまでそこで過ごすことにした。11時ごろみんなが集まった。私はストローを出して手品の復習を教えた。その後チヅルさんが持っていたロープを使って手品を教えた。
かわるがわる覚えている内に搭乗時間が来た。手品で時間をつぶすことができてよかったと思った。
搭乗して安定飛行に入り飲み物が配られた。私は恵比寿ビールを注文した。おつまみのあられでビールを飲むと寝ることにした。
ふと気が付くと電灯が明るくつき、アテンダントが食べ物を配ると言っていた。時計を見たら4時を回っていた。早い朝食が配られた。今度はワインを貰って飲んだ。簡単な朝食だと聞いていたがご飯ものの他にサラダやパンや卵や果物などが付いていた。
帰りは5時間15分ぐらいで気流の関係で速かった。タイ時間6時15分、日本時間で8時15分にランディングした。タイ旅行は無事に終わった。
2度目のタイ旅行であったが、イチローさんの案内でいろんなところを歩いて見て回ることができてよかった。ツアーでは経験できないよい旅であった。
タイのBTSの改札は、日本と同じようにカードをタッチするやり方だが、ちょっと不安定さが感じられた。カードを買ったりチャージをするのは窓口なので行列ができた。改札出口の前には警官が常駐していて持ち物を調べていた。
タイも日本と同じで電車の中では多くの人がスマホをいじっていた。
タイにはトゥクトゥクがいっぱいあって客待ちをしていた。バスや旧式の列車には人が危険な乗り方をしていることがあった。
線路脇にはトタンのバラックが並び極貧の人が住んでいたし、ホームレスもたくさん見かけた。人通りが多い道路には物乞いの人がいた。子どもや老人や赤子を連れた母親などもいた。
一方、高層ビルはたくさん立ち、日本にはないデザインばかりであった。スーパーやデパートなどは巨大で、有名ブランド店のビルもあった。
仏像や仏教関係の建物が多いのも目についた。仏教国だと思った。朱色の衣を着て丸坊主の僧侶もよく見かけた。日本より戒律が厳しいのだ。
泰緬鉄道で行ったれると蘭の変わったトイレ
タッチ式の改札
人待ちのトゥクトゥク
巨大なタイ空港
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