落し物が増えているそうだ
31日の朝日新聞朝刊社会面に「落し物 増 手いっぱい」という記事があった。全国の届け出数が10年前の1.7倍に増えたというのだ。件数では2882万件だ。
以前どこかのおTVで落し物を扱ったのを見たことがあり、様々な物品が落し物として預けられていた。遺骨まであって驚いたものだ。 落し物の定番は傘や財布のようだが、相変わらず遺骨もあるみたいだ。
私が最近落し物をしたのは2か月ぐらい前で眼鏡をなくした。ケースに入れて自転車のかごに入れてあったのが自転車を止めた時飛び出して、その拍子に眼鏡が出てケースの蓋がしまったらしく、家に帰って見たら眼鏡がなくなっていた。こういうものは出てくることは無いと思いそのまま諦め新しい眼鏡を作った。
財布も落としかけたことがある。一度はカフェVita で、落としたのをすぐに見つけてもらい助かった。2度目は日本語教室で立ち上がったとき財布が椅子の上にあるのを見つけた。どちらも財布がポケットから飛び出すのを恐れていたのにやってしまったのであった。
これまで拾った落し物は、金、定期券などがあるがみな警察や駅に届けた。傘が落ちているのを診かけることがよくあるが拾ったことは一度もない。
封を切ってないタバコを拾ったことがあるが、届けても無駄だと思い、タバコを吸う人にあげた。
記事によると、愛知県では県警本部に「落し物コールセンター」が設けられ、8人の職員が平日、落し物の照会や遺失届を受け付けているという。県内各地の落し物が登録された専用システムで検索するが、1件当たり数分~10分程度かかるという。
愛知県内の昨年の落し物は約148万1000件で2008年と比べて約1.5倍も増えたそうだ。返却率は約36%というから1/3強である。
どうして落し物が増えて来たのだろうか。07年の遺失物法改正を機に届け出制度が広く知られ、病院や小規模店でも積極的に届けるようになったことが要因としてあると県警は見ているという。
私は物を粗末に扱うことも一因だと思う。スーパーでもコンビニでも簡単に手に入れられるようになって昔のように「もったいない」という考えがなくなってしまったのだろう。私が子どもの頃は「もったいない」「物を粗末にするな」といつでも、どこでも言われたものであった。それが「使い捨て」時代になって粗末に扱うようになったからだと思う。
外国人が増えたのも原因の一つだと言われるがそれもあるかもしれない。さらに高齢社会になったことも一因かもしれないと、自分に照らしておもう。「忘れもの」「落し物」をしないようにしたいが歳と共に怪しくなってきた。
« トイレで蠅取り蜘蛛を見つけた | トップページ | 「ネット依存 悩む学校現場」という記事を読んで »
「面白い話題」カテゴリの記事
- 文化庁の言葉の使われ方の調査(2024.09.21)
- 「彼の誰」と「誰そ彼」(2024.08.24)
- アゲハチョウと柑橘の木(2024.08.17)
- エノコログサの群生地があった(2024.08.05)
- 2匹重なり合ったセミの脱皮(2024.08.04)
この記事へのコメントは終了しました。


コメント