浜松舘山寺旅行―①―
高等学校の同期の連中で行なっている旅行は、今年は浜松と舘山寺に行った。幹事は東京に住んでいるU君とR君が担当した。
11時半頃、新幹線浜松駅で落ち合った。荷物を預ける人は駅のロッカーに預けた。浜松駅は大きいのでロッカーの場所までかなり歩いた。
それから駅近くの鰻屋の八百徳本店で昼食をとる予定であった。浜松は初めてなので、店をさがすのも簡単ではなかったが、何とか見つけることができた。大きな3階建のビルの店であった。
鰻は値段が高いので、うな重もうな丼も3200円(税別)であった。私はうな重にした。鰻を食べるのは久しぶりであった。
待っている間、宇久井出身のS君が子どもの頃鰻を獲った話をした。もんどりを仕掛けて獲ったが多い時は100匹以上獲ったと言っていた。またK君は長い棒の先に餌をつけて穴釣りをしたことを話した。
田舎育ちなので鰻獲りは誰もが経験していることであった。昔はいくらでも鰻がいたのにどうしていなくなったのだろうとかつての少年はいぶかった。
少し時間がかかったが料理が運ばれてきた。瓶ビールで乾杯をして食べた。鰻は大きなのが2切れ載っていた。ふっくらとした焼き方であった。
鰻の焼き方には関東風と関西風がある。浜松はどちらだろうと思って後で店の人に聞いたら関東風だと言った。背開きで蒸すのだ。
昼食の後浜松城に行くことになっていた。店の人にタクシーを呼んでもらって分乗して行った。料金は800円であった。
浜松城小さな城で今にも崩れそうな石垣の上にのっていた。この城は再建された城である。元々の城は戦国時代に造られたという。場所的には城下一帯を遠くまで見渡せる小高いよい位置に建てられている。
入場料は70歳以上は無料で年齢を証明する物を提示した。顔をみれば分かりそうなものだが一応規則でそうなっているそうだ。
中に入ると甲冑などの展示品があり博物館どなっていた。ボランティアの人がいて無料で説明をしてくれた。浜松城は出世の城と言われ5万石しかないがここの城主になりたい大名が多かったという。それは家康ゆかりで格式が高いからだそうだ。
天保の改革で知られた水野忠邦は25万石の唐津城主から浜松城主に転じ、それを足掛かりに出世を果たしたのだ。
展示物の中には采配を振るう家康のリアルな像があった。現代の技術で再現したものだ。その他重要な文化財のレプリカもあった。
今にも崩れそうな石垣について尋ねたら、野面積みと言って石を積み上げたものだが、要所に崩れないように石を入れて造られているから崩れないそうだ。そういう技術があったのに感心した。
家康再現像
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