「名港水上芸術花火2018」を観た
10月13日(土)に「名港水上芸術花火2018」が名古屋港ガーデン埠頭で開催された。心配された天気は曇りでよかった。
この花火ショーのことを知ったのは、8月であった。長い間花火を見たことがなく、見たいと思っていたがなかなか機会がなかった。今年も熊野花火大会か長良川花火大会や大曲花火大会などを見たいと思っていたが、都合がつかなかった。
そんなときネットで、10月に「名港水上花火2018」というのがあると知ったのだ。10月に花火?と思ったが、「音楽とコラボした芸術花火」という文句に惹かれてすぐにインターネットで申し込んだ。
早期割引で4500円の席が4000円であった。花火を見るのに金を払うことに若干抵抗はあったが、「芸術花火」なるものを観てみようと思ったのだ。
雨天決行と書いてあったが曇りで問題はなかった。早めに家を出てスシローへ行き久しぶりに握り寿司を食べた。
地下鉄で終点の名古屋港に6時過ぎに着いたが凄い人の群れであった。途中でチケットの色分けによって会場の入り口が案内された。
私は「青」であったので真っすぐに歩いて行った。ポートタワーがあるところの近くが入口であった。後で分かったのだが中央出入り口であった。
海に沿ってたくさんの椅子が用意されていた。既にかなりの人が来ていた。青のゾーンは花火会場の正面でスピーカーが設置されていた。
申し込みが早かったので5列目でいい席であった。風はあまり感じられなかったが水面は風波が立っていた。遠くの方にレインボーブリッジが望まれた。
案内パンフによると、台船台をひし形に配置する「ダイヤモンドフォーメーション」によって立体的花火が演出されるそいう。音楽はいろんなジャンルのものから選ばれて曲と花火がコラボするのだ。花火はパソコンによって音楽と合わせて打ち上げられるようになっているそうで、世界最高の水準だという。楽しみに胸を膨らませて開演時間の19時を待った。
19時ちょうどに若者向けの音楽が流れて花火が打ち上げられた。久しぶりに見る生の花火は目の前でさく裂しきれいな色の花を咲かせた。
花火には長い蛇のようなものや、高く空に上がって広がる花火とか、大きな線香花火のようにチカチカと光るものなどいくつかの種類があった。
白い火の玉が高く上がってパッと拡がるものは、ドンという破裂音が遅れて耳に届いて驚かせられた。
花火は左右や正面の台船から交差して打ち出されるものもあり、様々な形を創りだしていた。凄い花火が上がるたびに周りの観客の「オーッツ」という歓声が聞かれた。
花火だからおそらく名港の周りのどこからでも見られるのだろうが、金を払って正面でまじかに見られるのもよかった。
ショーは予告通り55分間で、7時55分にはあっけなく終了した。あっけなくというのは、最後は華やかな打ち上げで終ると思って期待していたのだが、ポンポンと2発の花火でおわったからだ。
終わった後人々が一斉に地下鉄に向かって行く。これが大変であった。3番出口は「出口専用」となっており、2番に誘導されたのだが、目の前に出入り口があるのにそこからは入れず、そこから150mぐらい先まで迂回させられ、ぐるっと回って2番入り口に入るようになっていたのだ。階段も非常に長く大変であった。折角楽しく花火を観たのに帰りの歩きですっかりと興ざめになってしまい、内に着いたらぐったりであった。
以下はihone XSで撮ったものだがきれいに撮れていた。
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