白内障でよく見えるようになった―③―
次の日からは1日4回刺す目薬が2つと3回さす目薬が1つあった。前回のときより増えていると思った。いつものように早く起きたので目薬をさした。鏡を見るとやはりシミなどが濃い茶色でより老けて見えた。
朝刊が配達されて新聞を見たら活字が凄く黒く見えた。右目だけで見ると以前と変わらないのに両目で見ると色が濃いのだ。またテレビを観たら眼鏡がなくても観られることが分かった。それで眼鏡なしで遠くを見たらやはり見ることが出来た。
今日から首から下は入浴してよいということなので、シャワーを浴びた。ただ頭髪は1週間洗えないのでどうしたものかと思っている。床屋や美容室などで洗ってもらうのはよいという。
この日は昨日と同じく7時12分のバスで栄まで行くことにした。眼鏡はケースに入れて眼鏡なしで出かけたが違和感は全くなかった。バス停の付近に花が咲いていたので左目で見たら白はより白く、赤はより赤く見えることが分かった。手術によって色がはっきりと見えるのだと考えた。
病院には前日と同じように7時45分ごろ着いたので、すぐに再診の受付をする器械に通した。私は48番であった。そして呼び出しを待った。8時から始まったが、なかなか呼ばれなかった。15分ぐらいしてやっと呼ばれた。早くから来て待っている人が50人もいるのだ。
2階へ行って視力検査などをした。とてもよく見えていた。瞳孔を開ける目薬をさしてもらって待合へ行った。ここも待つ人でいっぱいでずいぶん待たされた。器械で目の奥を調べたようであった。
それから3階にある指定された診察室に行って受付をした。電光掲示板に番号が掲示され何番目か、どのくらい待つかが表示されていた。行ったときは10番目で40分待ちと出ていた。一人4分で計算しているようであった。しかし、待っても番がなかなか来なかった。
うまく行けば10時2分のバスに乗れると思い気が焦ったがどうにもならない。私のような他の病院からの紹介できた者は院長先生が担当するようで、患者の数が多かった。
前j日手術を受けた95歳の女性も来ていた。片方の手術をしたがもう一方も悪いのだと言っていた。待つのが嫌でしきりに愚痴っていた。
やっと番が来て診察室に入った。器械で目の奥を見て「きれいにできています」と言ったので安心した。先生に色が強く見えることを話した。「脳の感じ方なので時間が経つと変わってきます」と言った。眼鏡なしでも歩けることを話すと「初めは遠くに焦点が合っているのですが、だんだん通常のものに戻ります」と言った。右目の時に最初は非常にはっきり見えたのに時間が経つとゆるくなったことを思い出した。
この後はかかりつけの医者に2~3日の内に行ってその指示に従うように言われた。目薬もそこでもらえばよいということであった。
この日は眼鏡をせずに、金属製の穴の開いた保護カバーで歩いたのだが、保護カバーに開いている直径mmぐらいの小さな穴を通して周りの景色がよく見えることが分かった。新聞も読めるし、パソコンやスマホを使うこともできるのだ。カバーは1週間着用しなければならない。とはいえ完全ではないので1週間辛抱をしてカバーが要らなくなるのを待つのだ。
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