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2018年8月 6日 (月)

大学受験で女性差別をするとは!

 3日の朝日新聞一面トップ記事を見て驚いた。東京医科大学が医学部医学科の一般入試で、女子の得点に一定割合の係数を掛けて一律に減点し、女子の合格者数を3割以下に抑えていたというのだ。

 東京医科大学と言えば、文部科学省の前局長の息子を不正合格させた大学である。同じ大学でまたもやあるまじき女性差別があったというのだ。

 点数操作は遅くとも2010年ごろから続いていたという。2010年の一般入試で、女子の合格者が4割弱となり、前年を大幅に上回ったのを受けて、得点に掛ける減点の係数を増やしたのだという。

 この結果、女子の合格率は10年は10.2%で男子の8.6%を上回っていたのが、11年以降は女子の合格率が男子を上回ることは一度もないというのだ。

 なぜ、そうまでして女子の合格者を減らさなければならないのか。理由は「女性は大学卒業後に出産や子育てで現場を離れるケースが多く、医師不足を防ぐため」と東京医科大学の関係者が説明したそうだ。

 まるで理由にならない理由である。完全な女性蔑視であり差別である。ある予備校の話として女子の医学部希望者の方が男子の希望者より優秀だと記事にあった。それはあり得る話である。

 

 安倍首相は女性活躍社会を標ぼうしているが、医師は女性の進出が最も遅れているのだそうだ。大学入試で差別をしているようでは無理もない。

 文部科学省によると、入試の募集要項に男女比の調整を明記してあれば、大学の責任で特定の受験者を優先して合格させることができるという。しかし、東京医科大の募集要項にはその記載はなかった。

 いったい明記して募集をしている医学部はどのぐらいあるのだろう?

 東京医大に限らず、女子が医学部に合格しずらいということは、以前から指摘されてきたそうだ。女性医師らで作る「日本女性医療者連合」の対馬ルリ子理事は「やっぱりね、という思いです」と話したそうだ。

 差別の難関をくぐって合格した女医はきっと優秀に違いない。これからは女医にかかりたいものだが、女医の数が少ないので無理な話である。

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教育・生涯学習」カテゴリの記事

コメント

東京医科大学の入試女性差別問題は絶対に許されるべきではありません。
本件に関与した東京医科大学の関係者たちは差別主義者、女性の敵と言われても仕方がないでしょう。
性別で加点するかどうかを決めるなんて女性蔑視の女性差別そのものです。
優秀で真面目に勉学に励んできた女子生徒、女子受験生たちを馬鹿にした暴挙です。

女医でタレントとして活躍中の西川史子氏は今回の件で見解を求められ、以下のように自説を述べている。それなりの説得力はあると思うのでそのまま引用する。
「東京医大に限らないです。全部(の医大)がそうです。だって、(点数の)上から採っていったら、女性ばっかりになっちゃうんですよ」と入試の点数だけで見ると上位の大半を女性が占めると指摘。そのうえで「そうすると、世の中が眼科医と皮膚科医だらけになっちゃうんです。例えば股関節脱臼のケースなどで人の重たい部位を背負えるかといったら、女性では無理なんですよ。だから女性の外科医は少ない。やっぱり外科医になってくれるような男手が必要なんです。だから、男性と女性の比率等はちゃんと考えていないといけないんですよ。男性ができることと女性ができることは違うから、それは仕方ない」と、医療現場を知る立場からコメントした。
とはいえ、東京医大のやり方を肯定しているわけではなく、西川も「初めから(合格者の割合を)『男性何割、女性何割』と明示すべき」との持論を示した。東京医大をけしからんという単純な問題ではなく奥が深いのである。

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