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2018年8月 3日 (金)

中国の食品は汚染されている理由という記事

 先日、スーパーで殻つき落花生を買って来た。以前は中国の殻つき落花生が好きでよく食べていたのだが、週刊誌や新聞などで中国の食品は汚染されていて危険だとか、加工食品でも製造過程に問題があるなどと報道されて以来、出来るだけ買わないようにしている。

  我が家では餃子や春巻きなどは妻が作ってくれるので加工品を買うことはない。魚でも骨抜きと謳った加工品があるが中国製である。

  今はどうか知らないが、野菜類も中国からの輸入品が多くあった。ネギやサトイモなどが多かったと思う。そうしたものは買わない。

  落花生を買ったのは、久しぶりだからたまにはいいだろうと思ったのであった。中国の落花生の本場山東省産だと書いてあるが、落花生は地面の中に実を結ぶので汚染された土の影響をもろに受けるように思う。

  中国が工業発展をして各地に製造工場が作られたが、問題は大気汚染だけでなく、工場で使われた有害な物質を含んだ水が垂れ流しになり、それが水質汚染をし、その水を使って農作物が栽培されていることである。

  中国人もその事実を知っているが、やむを得ず毎日食べているようだ。ネットの現代ビジネスの記事に「中国「食品汚染」本当の原因は…現地人の衝撃告発」というのを見つけた。その中に中国人が書いた水質汚染の農作物の実態が書いてあった。

  〈中国の農作物は、しばしば水によって汚染させられています。そしてそのことを、人々は「仕方がない」と諦めています。これは、私の故郷の、広東省と江西省の境にある、小さな村の話です。>という書き出しで始まる文章、途中を省いて引用する。

   〈不思議なのは、村人たちが、川の水質が重金属汚染の規準値を明らかに超えていると知っているのに、何事もなかったように汚染された川の水を灌漑して耕作を続け、その土壌で育てられた作物を市場に納めていることです。そして村人たち自身は、「お婆さんのたぶさ」の泉から引かれた清水で育てた作物だけを食べているのです。〉

 この告発文を紹介した人は「多くの中国人は、中国の食物に、化学汚染をはじめ様々な問題があることを知っています。それは、この村の人々だけではないでしょう。」と述べている。
 

 だいぶ前にNHK番組でも取りあげられたが中国の汚染は深刻である。日本もかつては大気汚染や水質汚染の公害で騒がれたが、その後の対処によって抜け出すことができた。中国はまだその公害の最中なのだ。

  中国からの輸入食品を買わなければ安心とはいかないのが怖い。中華料理店やファミリーレストランなどでは安く提供するために中国から輸入した食材を使っているといわれる。

 家で気をつけていても、外食で知らぬままに安全性が疑わしい食品を食べているということがあるのだ。

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食・食事・食物」カテゴリの記事

コメント

私も落花生が好きで、柿の種を始め落花生の入ったあられ、煎餅も食するが落花生はほとんど中国産である。周知の通り日本は食料受給率が40%程度なので中国産に限らず、外国産の食品を食べざるを得ない環境にある。それはともかく今、週刊新潮で毎週のごとく取り上げられ、話題となっている食品添加物も問題である。これに関して私はこれまで無関心であったが健康に有害な物質が旨味を出すため、あるいは賞味期限を伸ばすために規制はあるもののかなり使われていることだ。気にし出したらきりがない。できる限り偏らず、バランスよく食べることしかないように思う昨今である。

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