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2018年7月28日 (土)

食物繊維の効果―「あさイチ」を見て

 25日の「半分青い」のあと何気なく「あさイチ」を見ていたら「食物繊維についてこれまでの見方がかわる」と司会者が言った。それで続けてみることにした。

  食物繊維が大事なことはよく知っていた。腸内環境を整えるとか便通を良くするなどである。この番組では、その他にアレルギーや花粉症の改善、ダイエット効果、血糖値、糖尿病予防、高コレステロール、大腸がん予防肌荒れ、下痢などに効果が期待できるという。

  専門家は大妻女子大学教授の青江誠一郎氏で、長年食物繊維を研究している第一人者だそうだ。

  食物繊維には、水に溶けない「不要性植物繊維」と「水溶性植物繊維」の二つがあり、「水溶性植物繊維をたくさん摂ることが大事だという。目安として1日5g以上だがそれだけ摂るのはなかなか大変である。

  下の写真にあるように、アボカド、納豆、ゴボウ、ジャガイモ、ニンジン、ワカメ、ヒジキ、ラッキョウ、ナメコ、キウイなどが水溶性食物繊維を多く含むという。

  我が家ではアボガドをよく食べる。アボガドにはカリウムが一番多く含まれるが、水溶性食物繊維もあるのだ。私はゴボウが好きで妻はジャガイモが好きである。ニンジンもよく食べる、これからは上記の野菜を食べるようにしたい。

  朝、キウイや納豆を食べるとよいそうだ。理由は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を多く含むからだ。それで腸の動きが活発になるのだ。

  不溶性食物繊維は便のために大事だが、水溶性食物繊維は腸内にいる100兆個もの最近の餌になるのだそうだ。なかでも善玉菌を増やすことが大事である。

 ジャガイモなど芋類やごはん、枝豆などは加熱したあと冷やすと「レジスタント・スターチ」という食物繊維の仲間が増えるのでよいそうだ。4度ぐらいの温度で冷やすのがよく、ご飯などを冷凍保存するとレジスタント・スターチはできないそうだ。我が家では冷凍しているのでよくなかったことになる。特に解凍して温めたり温め直すとだめになるのだという。

 夏は冷麦やソーメンを食べるが、これは温めた後冷やすのでよいことがわかる。

 アレルギーは腸内環境が改善されることで腸内にいる免疫細胞が活性化するので、アレルギーの症状をおさえられるという。

 糖質制限をする人が増えているが、過度な糖質制限により、食物繊維を摂ることが減り、便秘になる人が増えているそうだ。その点に留意してやることが大事であろう。

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                     食物繊維の多い食品



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