使わなくなったデジタルカメラ
高校の頃カメラが欲しくてたまらなかった。でも高いので買うことができなかった。カメラの作り方が雑誌の付録に出ていて、紙で組み立てたことがあった。現像も簡単な現像液を売っていてそれで現像をした。「写る」というだけのものであった。
3年のときだったか、スタートカメラというのが売り出された。それに飛びついて買った。縦横高さが5~6cmのおもちゃのようなカメラであった。写真は2×3cmぐらいの小さなものであった。それでも写るので嬉しかった。
本格的なカメラを買ったのはいつだったか覚えていないが、マミヤの蛇腹式カメラの安いものだった。6×6のいわゆるシックス版といわれるフィルムで写した。当時は二眼レフが大流行していた。通称お弁当箱と言われた二眼レフであったが高くて買えなかった。
その後使い古しの安物35mmフィルムカメラを貰って使っていた。その内にバカテョンカメラが出回るようになり、栄の安売り店で買った。バカチョンカメラは今も持っている。
1990年頃だったと思うがカシオのデジタルカメラを買った。本体が大きくて65000円だったと記憶する。このカメラは数年前に日本語学習者に上げた。
その後カメラの本体が小さくなり、容量が大きくなり、電池が長持ちするようになった。東京に行ったとき、持って行ったデジタルカメラが壊れてしまい、急遽新宿のヤマダ電機でデジカメを買った。以来今も使っている。
使っているとは言っても正確には腰に携帯しているだけで、マジックのレクチャーの動画を写すときだけ使っている。
iphone6sを買ってからは写真は全てスマホで撮っている。画質がよくなったし、簡単に撮れるし、何より保存や送信が簡単である。だからスマホばかりで撮るようになったのだ。
3年ほど前に望遠機能の付いた大型のデジタルカメラを買ったが、WiFiがついていてもお蔵入りをしている。大きいから重たくてかさばるので結局使わないのだ。
そういう訳で、デジカメは進歩をしてきたが、使われなくなってきたようだ。デジカメ製造から撤退したメーカーもある。デジタル写真はスマホで十分。暗いところでもきれいに撮れるし、拡大をしない素人にはよい写真が撮れるから愛用している。
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