熱中症の水分補給
梅雨が明けてからというもの連日の猛暑で、22日には名古屋で岐阜の郡上八幡の39.8度に次ぐ39.5度で全国第2位の暑さであった。この日は行かなければならない用はなかったので夕方まで家で過し、5時ごろに買い物に出かけた。
自転車で行ったのだが、路面の照り返しが凄くて顔が熱く感じた。ただ風があったのでその分上着の中に風が入り助かった。
熱中症で亡くなる高齢者のニュースが毎日のようにある。東京にいる娘からは電話で「水分補給をするように」「ビールは水分をとるから飲んだ分以上に水を飲まないと駄目」「コーヒーも水を飲んでおくよう」と言われる。
テーブルの上に水やお茶の入ったコップを置いておいてときどき水分を口にしているが、せいぜい2~3口ぐらいだ。
いったいどのくらい水分を摂ればよいのかと思っていた。そしたら23日のネットでAERAdotの記事を見つけた。「夏フェスで気を付けたい熱中症対策!やってはいけない水分補給を救急医が解説」というものであった。
読んでみて娘が言っていた通りであった。アルコールは、飲んだ約1.3倍の量が尿として排出されてしまい、脱水の状態になってしまうというのだ。アルコールを飲んだらそれ以上に水分を飲まないといけないという。
また、コーヒーもカフェインに利尿作用があり、気をつけて水分もとることが大事じだそうだ。ただ疑問に思ったのは、お茶もカフェインを含むが大丈夫なのかということだ。
どのくらい水分を補給すればよいのかについて、 水分補給の量は1時間に500cc、ペットボトル1本は飲んだほうがいいというが500ccも一度に飲むのは大変である。
特に大事なのは飲むタイミングで、汗をかいてのどが渇いてから飲むのではなく、汗やのどの渇きに関係なく定期的に飲むのがよいという。それは納得できる。だから私もコップを傍に置いてときどき水分を口にしているのだ。
推奨されるのは30分に250ccくらいだという。つまり、1時間の半分だから量も半分でよいということなのだ。
人が一口で飲む量は20~30ccと言われているから、9口飲めば270ccくらいになるという。 体格に応じて量を加減するのだ。
ところで、熱中症には2種類あるという。『労作性熱中症』と『非労作性熱中症』だそうだ。『労作性熱中症』とは、暑いことがわかっていながら炎天下のもと、スポーツなどでからだを動かしたり工事現場などでの作業で起きる熱中症のことを指す。若くて健康な身体の人に起きることが多いそうだ。
『非労作性熱中症』とは、屋内で汗もかかずのどの渇きにも気づかずになる熱中症のことを指します。高齢で身体的にも弱っている人が、暑さに対する反応が鈍っているために起こるのだ。
高齢になるとどちらのタイプの熱中症もなりやすいから気を付けなくてはと思った。
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